巨人が電撃トレード!今季初のトレード補強は広岡大志内野手とオリックス・鈴木康平投手の交換で成立(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
上記の通り、廣岡と鈴木康との間でトレードが発表された。廣岡は、21年シーズン開幕直前に田口とのトレードでヤクルトから巨人へ移籍した。長打力のある遊撃手ということで、その素材の良さは際立っていた。チームが低迷する中で、早くから1軍での出場機会が与えられ、18年シーズンにはチームの立て直しを図った小川監督、宮本HCの下で開幕からショートのレギュラーとして起用された。小川監督も宮本HCも覚悟を持って廣岡を抜擢したと思うのだが、1軍でチームの勝利に貢献するには、まだ実力不足だった印象もあり、本人の一番の武器である長打力を磨くことが出来なかったという部分が多かれ少なかれあったと感じている。その後も時々、惚れ惚れするプレーを見せてくれる一方で、安定感のあるプレーが出来ずにレギュラーを確保するには至らなかった。
21年シーズン直前のトレードに関しては、私自身にとっても衝撃的なトレードという印象が残っており、このブログでも記事を書かせてもらった。
廣岡⇔田口の電撃トレード | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
巨人でも時々、打撃でも守備でもダイナミックなプレーを見せ、ファンを沸かせたのだが、ヤクルト時代と同様、持続的に結果を残すことが出来ず、今シーズン含めて、チャンスを活かせない場面が目立っていた。そんな中でのオリックスへのトレードである。
オリックスも紅林など軸になる遊撃手はいるし、紅林以外にも期待の若手がいるため、簡単にレギュラーを掴める環境にはないと思うのだが、廣岡はプロの世界で苦しむ中である程度のユーティリティー性を持ち合わせるタイプの選手に成長を遂げた部分はある。適材適所の選手起用を得意とする中島監督の下で出場機会を増やす可能性はあるはずである。このタイミングでオリックスがトレードを実施したということは、おそらくすぐにでも1軍でのチャンスが与えられる可能性が高いと思われる。廣岡の地元でもある大阪でその才能を開花させてもらいたい。
おそらく廣岡は、ヤクルトファンからも巨人ファンからも愛された存在であると思う。真面目な努力家であり、ロマン溢れる長打力を持ち合わせている反面、不器用でどこか頼りなく映ってしまう部分もある。ファンからみて「どこかほっとけない。」選手の代表格である。オリックスでもファンに愛されるプレーヤーになってもらいたいと思うのだが、廣岡ほどの潜在能力があるのであれば、アンチファンが付くくらいのプレーヤーになって欲しい気持ちもある。廣岡のことを高く買っている人は数多くいるはずである。
P.S これで15年ドラフトでヤクルトが獲得した、廣岡、渡邊がともにオリックスに在籍することになりましたね。高校時代は共に身体能力の高い大型遊撃手として評価されていたのですが、現在はそれぞれの立ち位置の中で奮闘している印象です。これからも陰ながら見守っていきたい選手である。
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コメント
結局巨人でも大成することなく育てることが出来ずに放出となりましたか。ある程度わかっていましたが巨人でレギュラーになることは簡単ではないですね。それでも相手に望まれているからトレード相手に選ばれるのだから、ラストチャンスと思って新天地で立場を確立してもらいたいと思います。
超匿名さんへ
元々器用なタイプではないと思うのですが、巨人から日本ハムへ移籍して花開いた大田のようになる可能性もある選手だと思っています。自分の居場所を見つけられると良いですよね。