【陸上】田中希実、5000m衝撃的日本新でDL3位!9秒近く更新、アジア歴代2位の好記録(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
先日ブタペスト世界選手権の女子5000m予選で驚異的な日本新記録を出し、決勝でも8位入賞を果たした田中が、またしても快走を見せてくれた。
世界のトップクラスのランナーが集まるダイヤモンドリーグブリュッセル大会で14分29秒18というとんでもない記録を出し、3位に入ってみせた。タイムもレース内容も素晴らしいものだった。優勝したレンゲルク(ケニア)、2位に入ったエイサ(エチオピア)をラスト一周で追い上げ、一度は優勝争いに加わってみせた。最後は、レンゲルクには引き離されてしまったが、エイサには喰らい付いてみせた。ラスト400mでの切れ味は、すでに日本レベルでは、太刀打ち出来る選手はいないのではないだろうか?最後まで美しく、力強いフォームが崩れることなく、ハイスピードで走り切ってみせた。
東京オリンピックでの1500mでの快走も素晴らしかったのだが、そのスピードを5000mのレースでも活かせているのが素晴らしい。
今回の14分29秒18という記録は、日本記録であると同時に、アジア歴代2位の快記録となった。アラフォー世代以上の陸上ファンであれば、よく知られていることであるのだが、女子長距離系の種目に関しては、90年代に台頭した中国の「馬軍団」によってとんでもない世界記録が作られ、日本人選手では、全く敵わない状況になってしまった。常にドーピングが疑われる状況にあり、どちらかと言うと「黒に近い記録」として扱われてきたのだが、それから30年近くの時を経て、その記録を破る選手が現れたことに大きな喜びを感じる。
今後も田中希実の走りに注目していきたい。
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