ヤクルトが大下佑馬、成田翔ら７選手に戦力外通達 佐藤真一コーチは任期満了により退団（サンケイスポーツ） – Yahoo!ニュース
サンケイスポーツ引用
今年もこういった時期に差し掛かってしまった。現在最下位に沈むヤクルトからは、引退を発表した大下含め、7選手に戦力外が通達されたとのことである。寂しいことではあるのだが、チームを維持していくために必要不可欠なことである。
それでは各選手について簡単に触れていきたい。
大下佑馬
・大下佑馬引退 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
久保拓眞
・ヤクルトに指名されたときに初めて動画を見たのだが、しなやかな腕の振りに特徴のあるサウスポーであり、個人的に密かに期待していた投手である。プロ入り後は苦労していたのだが、昨シーズンようやく左殺しという役割から、徐々に働き場所を得られるようになっていった。昨シーズンも前半戦は、結果を残せず、このままでは、戦力外になってしまうという状況からの活躍ぶりは、見事なものだった。しかし今シーズンは前半戦で結果を残せず、そのまま2軍暮らしとなってしまった。シュートとスライダーを駆使して内外角を広く使う投球に特徴があり、故障などのアクシデントがないようであれば、まだNPBで働き所があるのではないだろうか？昨シーズンリーグ優勝に貢献してくれたリリーバーが翌年に戦力外通告を受けてしまうというのはあまりにも寂しいことである。
杉山晃基
・創価大時代には、本格派投手としてリーグ戦では圧倒的なスタッツを残し、下級生時から、ドラ1候補として名前が挙がることもあったのだが、大学4年次に多少活躍が停滞したこともあり、ドラフト直前の評価は下がっていた印象がある。ヤクルトでもう一度良い時の投球を取り戻したかったのだが、球威、コントロールともに1軍レベルに達することはなかった。おそらく創価大時代から追っかけていたドラフト通の方からすれば「もったいない投手。」という評価がなされるのではないだろうか？大学2年次、3年次辺りのボールを投げ込むことが出来れば、もう少し数字を残せたのではないだろうか？
成田翔
・昨年初めて実施された「現役ドラフト」でロッテから移籍してきたのだが、ヤクルトでも1軍の舞台で活躍するには至らなかった。秋田商時代から甲子園でも活躍し、注目を集めていたのだが、プロではストレートとスライダーのキレで勝負するスタイルが通用せず、腕を下げることで活路を見出そうとしたのだが、そのことで大きく飛躍することはなかった。現役ドラフトで獲得した際にも触れたのだが、個人的には、松井祐樹や田口麗斗のような投球スタイルを継続していたらどうなったのかな？という気持ちも持っている。プロで活躍できなかったことは残念ではあるが、2015年の夏の甲子園での快投は忘れられない。
市川悠太
・明徳義塾高校時代の投球を見て、一目惚れした投手である。細身の身体から豪快に腕を振って投げ込まれる140キロ超のストレートは、夢を描けるものだった。それだけにプロ入り後、良くも悪くも「こじんまり」してしまったことが気になっていた。今シーズンは、チーム事情もあり、2軍で結果を残せないまま、1軍のマウンドで先発を任される試合があったのだが、ことごとく打ち込まれてしまった。結果的にヤクルトでの最後の1軍マウンドとなった7月の巨人戦でも味方の大量援護がありながら、そのリードを守り切ることが出来ず、実力不足を露呈してしまった。その後、2軍では結果を残すゲームもあったため、もう1年チャンスがあるのでは？と予想していたのだが、今シーズン限りで戦力外通告をされることとなってしまった。まだ若いだけにも本人が希望するのであれば、野球を続けてもらいたい。
松井聖
・信濃グランセローズから育成ドラフトで指名され、3年間プレーしたのだが、支配下契約には至らなかった。ルーキーイヤーは開幕直後に負傷離脱してしまったのだが、その後、自身のアピールポイントである打撃やユーティリティ性という部分で、出来る限りの力は発揮してくれていたのではないだろうか？選手が不足気味である2軍のゲームで様々な役割をこなしながら、打撃である程度の数字を残したことは事実である。年齢的なこともあって、このタイミングでの戦力外ということなのだと思う。
鈴木裕太
・昨年戦力外通告を受け→2022年戦力外選手3 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)、今シーズンより育成契約となっていたのだが、支配下復帰はならなかった。日本文理高校時代から素材の良さに注目が集まっていたのだが、1軍の舞台にたどり着くことが出来なかった。市川同様、高校時代の投球を知っているものからすると物足りない数字でヤクルトを去ることになってしまった。
現段階で、久保、成田、市川は、現役続行を希望しているとのことで、何とかチャンスを掴み取ってもらいたい。特に久保に関しては、フィジカル面で問題がないのであれば、使ってみたいと思う球団もあるのではないだろうか？
各選手、これまでチームを支えて下さり、ありがとうございました。
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コメント
久保は現役ドラフトに残しとくとかなかったのか、、、
アームさんへ
久保は現役続行希望ということで、他球団でチャンスが貰えると良いですよね。
注目は久保と市川ですね。去年活躍した久保が一年後には戦力外ですか。市川は監督が二軍でも見ていたでしょうから、何とかして芽を出して欲しかったのかな。勝利投手になるビジョンは見ていて浮かびませんでした。
引退の大下は確か岡林スカウトの評価が高かったと思いましたが期待には十分応えられませんでしたかね。
超匿名さんへ
久保も市川も数字を残せませんでしたね。久保は去年の実績、市川は若さがあるので、どこかに拾われると良いのですが…。
大下は、私も期待に十分には応えられなかったのかなと感じています。