山田の怪我は、左手指の腱の脱臼

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ヤクルト・山田哲人は開幕に間に合わない可能性も 高津監督「手の指の腱が脱臼…厳しいですね」 – サンスポ




2月1日に山田が左手中指を負傷したとの報道が入って来た。その時点では軽傷なのか重傷なのか分からなかったのだが、診察の結果「左手指の腱の脱臼」との診断が下り、3週間前後は固定が必要な状況ということである。そうなるやはり開幕戦の出場は厳しいということになるだろう。山田は、昨年の開幕戦でも第1打席に2ベースを放った後の走塁で怪我をし、途中交代となり、ベンチ裏で涙を流したとの報道があった。今シーズンこそは、万全な状態でシーズンを戦い抜きたいという思いを持っていたはずだが、今シーズンは開幕前に大きなアクシデントに襲われることとなってしまった。
もちろんじっくり治して戻ってきてもらいたいのだが、山田もそんなに悠長なことを言っていられる立場の選手ではなくなってきていることも事実である。楽天からFAで獲得した茂木、昨シーズンの怪我から復活し、ここまで結果を残している赤羽とライバルが正二塁手の座を狙っている。もちろんまだまだ山田レギュラー格であるとは思うのだが、山田自身の中で「ゆっくり休んではいられない。」という気持ちもあるのではないだろうか?
私の中では、2017年シーズン以降の山田は、常に色んなものに苦しみながらプレーしているように感じていた。2015年、2016年前半戦の姿を覚えているファンは、それ以降の山田に物足りなさも感じているのではないだろうか?それでも今出来るプレーを真摯に継続できるのが、山田哲人という選手である。「打てなければ走る。」、「走れなければ打つ。」、「身体がボロボロでもチームの勝利のために言葉を紡ぐ。」そういった姿勢がファンの心を掴むのではないだろうか?
私は、今のヤクルトというチームの象徴はあくまでも山田哲人だと思っている。左手指の腱の脱臼ということで、後遺症含め心配なのだが、チームのキャプテンとして、そして象徴として、しっかりチームに戻ってきてもらいたい。
「山田哲人」、稀代のスーパースターではあるのだが、私のような冴えない一般人でも彼の心情をと自分の心情を重ねたくなることがある。山田自身の心の中の葛藤がこちらに伝わってくることがあるのである。そんな山田哲人を私はいつまでも応援し続けたいと思っている。




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