少し時間が経ってしまったが、ハンガリー・ブタペストで行われていた世界陸上、女子やり投げで北口が金メダルを獲得してみせた。
過去記事はこちらから→北口榛花が銅メダル | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
昨年のオレゴン世界陸上でも最終6投目で逆転し、銅メダルを獲得していたのだが、今回も最終6投目で一気に4位から1位にジャンプアップしての逆転での金メダルということで、地力の高さを証明してくれた。
ダイヤモンドリーグでも活躍しており、日本国内では絶対女王として君臨していたのだが、今シーズンは日本選手権で記録を伸ばせず、3連覇を逃してしまうということもあり、状態が心配されていた。しかし今年のメインイベントとなる世界陸上にしっかり合わせてきてみせた。北口はすでに優勝候補の一角に数えられる選手なのだが、ライバルが予選に比べて記録を伸ばす中でも最後に66m73のビッグスローを投げられる辺りに真の強さを感じさせてくれる。
昨年の記事でも書いたのだが、元々身体能力が高い選手であり、何の競技を志したとしてもトップを狙えるような選手だったのだと思う。その選手が「やり投げ」という投擲系の競技を選び、見事に世界のトップに輝いてみせた。何の競技でもトップを狙える身体能力があり、投擲系の競技を選んだ選手と言えば、やはり男子ハンマー投げの室伏広治氏の名前を挙げることが出来る。投擲系の種目と言えば、世界の力自慢が集まってくるというイメージもあるのだが、力だけでなく、スピードや身体の柔らかさなど様々な要素が必要な種目のようである。
北口榛花という逸材が、やり投げという種目を選択したことが、後の世界一に繋がった。日本の陸上女子フィールド種目での初の金メダルということで、昨年の銅メダルに続く快挙である。来年のパリオリンピックでの更なる活躍に期待したい。
BBM2022 INFINITY レギュラーカード No.34 北口榛花 新品価格 |
にほんブログ村
コメント