ほぼほぼナイスゲーム…ほぼほぼ…ほぼほぼ…ほぼほぼ………

2024試合結果


ヤクルト1-2x阪神

27個目のアウトを奪えずに敗れたゲームが最近あったばかりなのだが…「ほぼほぼナイスゲーム…ほぼほぼ… | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)今日も27個目のアウトを奪えずに、逆転サヨナラ負けとなってしまった。今日は昨シーズンから何度かマッチアップのあった吉村ー才木が先発ということで、ヤクルトとしては、ロースコアの展開に持ち込むことで勝機を見出したいゲームだった。試合はその通りの展開となり、宮本のタイムリーヒットで奪った1点を何とか守り切る展開に持ち込んだのだが、9回に四球とエラーが絡んだ中で最後は田口が、近本に逆転サヨナラ2点タイムリーヒットを浴びてしまった。8回は木澤のワイルドピッチもあり、1アウト3塁というピンチを招いたのだが、何とか無失点で踏ん張った。しかし四球、エラーなどのミスが重なれば、それだけ失点をする可能性が高まってしまうことは間違いない。終わってみれば「弱いチームの負け方。」というようなゲームになってしまった。石川の勝ちが消えた上記のゲームも堪えたのだが、短期間で同じようなショッキングな負け方をもう一度味わうことになった今日の敗戦もファンにとっては堪えるゲームとなった。

9回裏については、阪神打線の並び的にも先頭の佐藤輝を抑えることが出来れば、勝ち切れるのではないか?と見ていた。この回からマウンドに上がった田口は、その佐藤輝をレフトフライに仕留め、しっかり1アウトを奪ってみせた。大きな1アウトだと思ったのだが…。事はそうスンナリと進まなかった。続く代打野口に対して、田口は、多少投げ辛さを感じたのか、四球を与えてしまう。代打渡邊は打ち取り、後アウト1つで勝利という所までこぎつけたのだが、ここから代打原口にヒットで繋がれると、続く代打坂本は、サードゴロに打ち取り、これでゲームセットかと思ったのだが、8回から村上に代わってサードの守備に付いていた北村拓がエラーをしてしまい、2アウト満塁とピンチを広げる結果となってしまった。ここで近本に詰まりながらもライト前へ運ばれると、2人の走者が一気に生還し、逆転サヨナラ負けを喫することになってしまった。
1点差のゲームであり、慎重になる気持ちは分かるのだが、田口にとっては、野口に与えた四球が痛かった。同じようにサヨナラ負けを喫してしまった広島戦では、石原に根負けする形で四球を与えてしまったことが逆転サヨナラ負けに繋がってしまったのだが、今日も同じような出来事がきっかけになってしまった。田口は元々コントロールが良い投手であり、その制球力と気持ちの強さでクローザーとして結果を残してきた投手である。それだけに四球が絡んだ中で喫した逆転サヨナラ負けは、田口本人にとっても反省点が多いゲームになったのではないだろか?田口もチームもここから立て直すのは、簡単なことではないと感じる。
四球とエラーが絡んでの逆転サヨナラ負け、これで5連敗となってしまった。非常に苦しい展開である。


ショッキングな逆転サヨナラ負けであったため、9回裏から振り返ったのだが、8回までの投手陣は、本当によく粘ってくれた。先発の吉村は、阪神先発の本格派才木にも見劣りしない威力のあるストレートと、多彩な変化球をコントロール良く投げ込み、阪神打線を抑え込んでいった。吉村の課題となっている80球前後からの投球という意味では、今日も苦しくなってしまい、6回を投げ切れなかった部分もあるのだが、最後までストレートの球速が衰えなかった部分はプラスに捉えて良いのではないだろうか?
1アウト1,2塁というピンチで吉村からマウンドを引き継いだのは、サウスポーの山本だった。この山本が、佐藤輝、島田という左打者2人を2者連続見逃し三振に斬って取り、ピンチを凌いでみせた。今日の山本のボールは抜群にキレていたのではないだろうか?ストレートもスライダーも佐藤輝、島田に打たれる気配がないくらいのボールを投げ込んでいた。頼りになるリリーバーになったものである。
7回大西、8回木澤も各々の特徴を出して1-0という緊迫したゲームの中でもしっかり結果を残してみせた。吉村ー山本ー大西ー木澤のリレーに関しては、ほぼパーフェクトな内容だったと思う。昨シーズンに比べれば阪神とはよく戦えている印象である。それだけに勝利が欲しいのだが…。

打線は、今日もサンタナがスタメンを外れ、やや迫力不足のオーダーとなった。そんな中で才木に序盤は抑え込まれてしまったのだが、4回に先頭の長岡がヒットで出塁すると村上、オスナの内野ゴロの間に、2アウト3塁という場面を作ることに成功する。ここで今日6番レフトでスタメン出場していた宮本が一二塁間をしぶとく破る先制タイムリーヒットを放ってみせた。才木のフォークに喰らい付いて打った見事なタイムリーヒットだった。欲を言えば、もう1点でも2点でも獲っておきたかったということになるのだが、今の才木の状態の良さを考えれば、1点であっても先制点を奪えたことにフォーカスを当てるべきかなと私は思っている。
村上、山田の状態が上がらず、サンタナもいないという状況下で、明日以降も苦しいゲームは続きそうなのだが、それでも何とか得点を重ねていく方法を考えていってもらいたい。

P.S 明日の予告先発は、奥川ですね。これまでの2試合以上に投げやすい環境下での投球になるのではないかと思っています。高校時代から慣れ親しんだ甲子園のマウンドは、奥川との相性も悪くないはずだし、広い甲子園球場は、奥川の投球スタイルにマッチした球場だと感じています。何とか連敗を止めてもらいたいですよね。




つば九郎のぽじてぃぶじんせいそうだん。 [ つば九郎 ]

価格:1100円
(2024/7/9 21:35時点)
感想(10件)




にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

コメント

  1. アーム より:

    今回は早め早めの采配でしたね。
    いつもなら吉村を引っ張って3点ぐらい取られているところを山本に替えて見事な火消し!
    山本は必殺火消し人になれるかな

    最終回の北村と丸山の守備はキツイですけど、もし同点でしのいで延長戦にいっても今の打線では勝てる姿が想像できないので、ピッチャーを使わずに済んだと思うしかない。

    10連勝ぐらいしてくれるのを期待しているのに10連敗ぐらいしそうな雰囲気

    • fiys より:

      アームさんへ

      勝ちを拾わなければならないゲームを落とすと、大型連敗に繋がってしまうことはありますよね。心配です。

タイトルとURLをコピーしました