先日は、ヤフーレ退団のブログ記事を書いたのだが、今日は、サイスニード退団の記事を更新しなくてはならない。サイスニードがヤクルトでプレーしたのは、2021年~2024年までの4シーズンである。
過去記事はこちらから→「サイ・スニード獲得へ | ヤクルトファンの日記」
獲得の報道がなされた時には、まだ「サイ・スニード」表記だった。私自身は、獲得が発表された当初、サイスニードの動画を見たのが、正直あまりピンとくるものはなかった。1年目の序盤戦に関しても、制球にバラつきがあり、打者を圧倒できるタイプでもなかったため、それ程良い印象を抱かなかったことを覚えている。しかしサイスニードは、ヤクルトでプレーを続ける中で徐々にNPBに馴染むとともに成長していったように感じる。私自身、このブログの中でサイスニードに関しては「成長」という言葉をよく使っていた記憶がある。
長身でがっちり体型のサイスニードは、高めに威力のあるストレートを投げ込み、チェンジアップやカーブで高低、緩急を駆使して打者を抑え込むとともにカットボールを有効活用して打者を打ち取って行った。ある程度ゾーン内で勝負出来る時は、安定感のある投球を披露してくれていた。「派手な活躍」とまでは言えないかもしれないが、1年目から先発としてローテを守ってくれた。
21年シーズン
13試合6勝2敗 68回2/3 防御率3.41
22年シーズン
23試合9勝6敗 132回1/3 防御率3.54
23年シーズン
23試合7勝8敗 135回 防御率3.67
24年シーズン
24試合2勝8敗 120回 防御率5.03
21年シーズンの終盤に離脱してしまったこと、今シーズン前半戦で中々勝ち星が増えず、後半戦は打ち込まれてしまったことがあったと言えばあったのだが、それ以外は、常に先発としてチームに貢献し続けてくれた印象を持っている。タフで勤勉な投手というのが、私のサイスニードへの評価である。今シーズンは開幕投手を務め、「らしい」投球を披露してくれる試合も数試合ではあったのだが、あることはあったため、残留の可能性もあるかな?と思っていたのだが、今シーズン限りでチームを離れることになってしまった。これが助っ人外国人選手の宿命なのかもしれない。限られた枠しかない外国人選手には、毎年高いレベルの活躍が求められる。今シーズンのサイスニードの数字では、来季の契約を勝ち取るには至らなかったということなのかもしれない。
それでもヤクルトでの4年間で2度のリーグ優勝に貢献してくれたのは、事実である。手薄な先発陣の中でしっかり登板を重ねてくれたサイスニードは、記憶に残る助っ人外国人選手となった。
P.S サイスニードと言えば、「髭」、「狩猟」、「アラスカ」、「ドーナツ」、「雨男」、「雷好き」などプレー以外の部分でも様々な顔を見せてくれた選手である。様々なキャラが付く外国人選手と言えばいわゆる「陽キャ」タイプの選手が多いように感じるのだが、サイスニードの印象は「真面目・勤勉」である。こういったタイプの選手にこれだけのキャラが乗っかるケースは、意外と少ないのではないだろうか?ファンに愛された選手ですよね。
【パラレル】ドリームオーダー CBP04-S07 サイスニード 東京ヤクルトスワローズ (CH コモンホロ) プロ野球カードゲーム セ・リーグ ブースターパック 2024 Vol.4 価格:150円 |
にほんブログ村
コメント