ヤクルト、ヤフーレが退団を報告「チームに戻れないのは残念」 – サンスポ
サンケイスポーツ引用
上記のサンケイスポーツの記事の通り、ヤフーレがヤクルトを退団することとなった。外国人選手の契約に関しては、外から見ているだけでは、分からない部分も多く、今回のヤフーレの退団劇に関しても何かしらの事情があると思うのだが、ヤフーレが1年でヤクルトから去ってしまったことは、チームにとって痛手であることは間違いないと感じる。
ヤフーレ獲得時の記事「ミゲル・ヤフーレを獲得 | ヤクルトファンの日記」にも書いたのだが、ヤフーレ獲得に関しては、獲得当時、奥村国際グループ担当部長のコメントととして「これから育てていく。」という言葉が使われていた。
私自身もブログ記事の中で「昨年のエルビン・ロドリゲスや21年のケリン・ホセ獲得時にも感じたのだが、これからは、外国人選手もいわゆる「助っ人」として即戦力で期待するだけではなく、素材が良い若手選手を「青田買い」のような形で獲得し、育成し戦力に育て上げるという意図を感じる。この戦略が成功するかどうかはまだ分からないのだが、こういったチャレンジングな補強は行っていく必要があると思っている。外国人選手には出場選手登録の枠があるため、単純に日本人選手との競争という訳には行かないのだが、ロドリゲスやヤフーレに関しては、阪口やルーキーの西舘、松本健との競争という部分もあるように感じる。」ということを書かせてもらっている。
育成という部分込みで獲得したはずの選手が、1年目にしっかり結果を残しながらもチームを離れてしまうというのは、シンプルに戦力が削がれてしまうという意味だけではなく、今後の外国人選手の補強に関しても影響が出てきてしまうのではないか?という疑念が生じてしまう。もしエルビン・ロドリゲスもチームから離れてしまうようなことがあれば、ヤクルトの2021年からの育成込みの外国人選手の獲得に関しては、「失敗」の烙印を押されてしまっても仕方ないように感じる。
私は、上記過去記事でも書いた通り、ヤフーレは、ドラフト中位~下位で獲得したオールドルーキーというような視点で期待し過ぎずに見守っていくつもりだった。そんなヤフーレは、私が比較対象として挙げた阪口や西舘、松本健らと比べても圧倒的な数字を残してくれた。その投手が1年でヤクルトを離れてしまうショックは大きい。
今シーズンのヤフーレは、23試合(先発22試合)に登板し、129回1/3を投げ、5勝10敗1H、防御率3.34という数字を残してくれた。NPB1年目の26歳の投手ということを考えると期待以上の数字を残してくれたという評価をして良いはずである。もちろん、勝ち星が伸びなかったことや、今シーズンの「投高打低」のシーズンに上手くハマったからこそ結果を残せたのでは?というネガティブな評価もあることにはあると思うのだが、それでも「育成」を念頭に入れた中で獲得した外国人選手を、ここで手放さなければならないのは、やはり痛手でしかないと思っている。
似た球速帯で曲げたり、落としたりとボールを動かしてバットの芯を外し、ナックルカーブでタイミングを外す技巧的な投球スタイルは、日本ではあまりお目に掛かれない投球スタイルであり、見ていて面白い投手だった。サンスポの記事を読む限りは、NPBの他球団に移籍する可能性が高そうである。新天地での投球も楽しみにしたいのだが、やはりヤクルトファンとしては、来シーズンもヤクルトでプレーするヤフーレの姿が見たかった。
個人的には、残念なニュースである。
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コメント
ピーターズは病気が発覚したのでしたっけ?
ヤフーレに関しても何かしら投げれなくなる可能性が出たのでしょうか
報道が出ないとファンは何も分からないので見守るしかないですが、先発の柱が欠ける来季に不安は残りますね
saboさんへ
ヤフーレに関しては、今の所コンディション不良という話は聞きませんね。結果を残していただけに退団は残念ですよね。