このブログでは時々助っ人外国人選手についても触れさせてもらっている。以前は、下記リンク先の通りアイケルバーガーについても書かせてもらっている。アイケルバーガーはアイケルバーガーで小学校1年生だった私にとっては衝撃的な選手だったのだが、当時もう1人衝撃を感じた助っ人外国人選手がいる。その選手は、ラリー・パリッシュである。
パリッシュも私が小学校1年生の時にヤクルトスワローズに入団した選手である。まだまだ頭が柔らかく、野球に興味を持ち始めたばかりの私にとって、ヤクルトに限らず、助っ人外国人選手は特別な存在に感じており、選手のことをスポンジのように吸収していたのだと思う。
世代的にボブ・ホーナーがヤクルトに在籍した時の記憶は残っていないため、私にとっては大きな身体から豪快なスイングでとんでもないホームランを量産するパリッシュこそが衝撃的な存在だった。もう34年前の出来事であり、記憶違いもあるかもしれないが、日本人打者ではあり得ないような狭いスタンスから一見上半身のパワーに頼り切って、力任せでスイングしているのではないかと感じるような打者だったのだが、しっかりミートすればライナー性の打球でスタンドの中段から上段辺りに突き刺してしまうバッティングは見ていて爽快だった。
当時の私は、もちろん池山や広澤も好きだったのだが、このパリッシュも開幕直後からホームランを量産していたため、すぐに大好きな選手の一人になった。その後研究される中でボールになる変化球を振らされ、三振の数が増えてしまったり、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった巨人のエース斎藤雅樹に手玉に取られてしまうなど、NPBで屈辱を味わうこともあったのだが、それでもシーズンで42本のホームランを放ち、ホームラン王を獲得している。
春先にホームランを量産した時のワクワク感と当時ほとんど巨人戦しかテレビ中継がなされない中で、池山、広澤含めて斎藤に翻弄されてしまったショックとの両面の気持ちを抱えながら応援していたのだが、ヤクルトの歴代助っ人外国人選手の中でも印象深い選手の一人である。
ヤクルトに在籍したのは、1年のみであり、翌年は阪神でプレーしたのだが、選手生活の晩年でも日本人選手とのパワーの違いを見せ付けてくれた選手として記憶に残っている。
もちろん当時話題になった「ワニ肉」を食べるというエピソードも小学校1年生の私にとっては、衝撃的なことだった。
P.S アレックス・カブレラが西武でホームランを量産した時に、私はパリッシュの姿を重ねました。パワーの違いを見せ付けてくれる助っ人外国人選手は魅力的ですよね。
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