ヤクルト、山崎晃大朗の今シーズン限りでの現役引退を発表 21年のリーグV&日本一、22年の連覇「一生の宝物」 – サンスポ (sanspo.com)
山崎晃大朗の引退が発表された。確かに今シーズンは、結果を残せていなかったのだが、高津監督就任以降、選手として「徐々に味が出てきたな。」という印象を持っており、年齢的にもまだやれるだろうという印象を抱いていたため、このタイミングでの引退発表は驚きではあった。
山崎は、2015年のドラフト5位でヤクルトに入団した。ドラフト直前にヤクルトがマークしているとの報道がなされ、実際に5位で指名されたのだが、当時私は、この山崎にそこまで注目はしていなかった。もっと言えば、当時の真中監督、衣笠球団社長の出身校である日大の選手の獲得ということで、他の選手に比べて山崎に対して厳しい目を向けていたこともあったような記憶が残っている。
そんな山崎は、まずは守備、走塁という部分でチームに貢献しながら、徐々に打撃力にも磨きをかけていった。バットを短く持ち、自分の役割に徹するバッティング技術を高めることで、出場機会を増やしていった。21年、22年シーズンは、スタメン出場する機会も増え、チームのリーグ2連覇、21年の日本一に貢献してみせた。チームの勝利に繋がるバッティング、アグレッシブに攻める守備、走塁は、十分にNPBの舞台で通用していた。
外野守備に関しては、ダイビングキャッチの上手さが印象的である。今シーズンは、マツダスタジアムでの広島戦でダイビングキャッチを試みたものの捕球出来ず、逆転サヨナラ負けを喫してしまったゲームがあったのだが、山崎なりに勝算があって勝負を賭けたプレーだったのではないだろうか?攻撃的な守備は山崎の魅力の一つだった。
年齢的にも31歳ということでまだまだ選手としてチームに貢献してもらいたかったのだが、右膝や視力という部分に不安を感じていたようで、山崎なりに全力でやり切ったという思いがあるのではないだろうか?チームの勝利のために自分の出来ることは何でもやろうとしたプロらしい選手だった。9年間のプロ野球人生本当にお疲れさまでした。
山崎と言えばやはり2022年5月の日本ハム戦での逆転サヨナラ3ランホームランが印象的です。
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コメント
真中氏の勘違いガッツポーズ事件の年でしたね。うろ覚えなので間違っているかもしれませんが、高山を獲得できなかったので変わりの外野手候補として指名したのではなかったですかね。
年齢的にはまだ若く感じます。でも若手の台頭と自身の状態の悪さもありこの決断なのでしょう。約10年お疲れ様でした。
超匿名さんへ
確かに高山を獲得していれば、山崎はヤクルトに指名されなかった可能性はあるかもしれませんね。
年齢的にはまだ若いので残念ですよね。