忘れられないスワローズの試合①

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毎週月曜日の20時~FMさくだいらで生放送されている「スワローズ応燕ラジオ・全国に響け東京音頭佐久平燕党」の今月のメッセージテーマが、「スワローズの忘れられない試合」となっている。私自身は、仕事の都合などもあり、最近ラジオを聞けていないのだが、このメッセージテーマは非常に興味深い。スワローズファンの皆さんがどんな試合に思い入れを持っているのか知りたいからである。そして私自身も1988年~ヤクルトファンを続ける中で、数多くの忘れられない試合が存在する。Xでポストするには、あまりにも試合数が多くなってしまいそうなので、1回ブログ記事内でまとめてみたいと思う。
それでは、古い順に上げていきたい。
全国に響け東京音頭 佐久平燕党 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1988年4月27日 ヤクルト4-6巨人 「長嶋一茂プロ初ヒット・初ホーマー」
・私の記憶に残る最も古いゲームである。長嶋一茂がプロ初ヒットとなるホームランをガリクソンから放ったゲームである。父親が見ていたナイター中継の中の異様な興奮具合と神宮球場とヤクルトスワローズのユニフォームの色彩の美しさが強烈な印象となって残っている。この試合から私のスワローズファン人生が始まることとなる。

1989年4月9日 ヤクルト3-4x巨人 「アイケルバーガー」
・新外国人投手アイケルバーガーの独り相撲でサヨナラ負けしたゲームである。幼心にアイケルバーガーのことは、強烈に印象に残っている。
アイケルバーガーという男 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1990年4月7日 ヤクルト3-4x巨人(延長14回)「篠塚疑惑のホームラン」
・野村監督就任初年度の開幕戦である。開幕投手に内藤を立てて、優位にゲームを進め始めた矢先に篠塚の疑惑のホームランが飛び出すのである。最後は加藤の押し出し四球で呆気なくサヨナラ負けを喫してしまうのだが、巨人のゴールデンルーキー大森の打球をダイビングキャッチで防いだ栗山や新しい風を吹き込んでくれた柳田のプレーが忘れられない。
ほんの一瞬の輝き。柳田浩一 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
ヤクルトー巨人心に残る開幕シリーズ(前編) | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1990年4月8日 ヤクルト2-3×巨人(延長12回) 「木田サヨナラホームラン」
・この年の開幕シリーズは、ヤクルトファンにとって辛い開幕シリーズとなってしまった。若き本格派木田に抑え込まれ、最後は、その木田にサヨナラホームランを浴びてしまうのである。当時私は、小学2年生。ショックだったなあ…。

1991年4月6日 ヤクルト3-3広島(5回裏終了後降雨コールド)「広島市民球場雨の開幕戦」
・興行的な理由があったのか分からないが、かなりの雨量の中行われた開幕戦。田んぼのようなグラウンド状況で選手がプレーしている姿が印象的。前田智徳の存在を知ったゲーム。

1991年6月25日 ヤクルト16-5巨人 「松本市野球場で大勝」
・私の地元に出来た球場での初のプロ野球公式戦は、平日のデーゲームで行われた。この試合を見るために学校を休んだり、早帰りした友人がいたことを覚えている。私は、真面目に学校へ行っていました(笑)。
巨人主催のゲームで20安打16得点の大勝。雨の松本市野球場でヤクルトの選手が躍動する姿が印象的。
・そして長野県にも立派な野球場が出来たことが嬉しかった。

1991年6月26日 ヤクルト4-5×巨人 「長嶋と古田が交錯、そして落球。連勝止まる。」
・前日の大勝で連勝を12まで伸ばしていたヤクルトは、この試合も9回までリードし、このまま13連勝は確実と思われたのだが、9回にサードファールフライを長嶋と古田が交錯して落球してしまうと、試合の流れが大きく変わってしまい、逆転サヨナラ負けを喫してしまったゲーム。9回裏の長嶋のエラーに関しては、古田が追い過ぎたことによって起こったプレーではあった。記憶に残るエラーである。この時の勢いは凄かったですからね。このゲームを勝っていたら…。もしかしたら1年前倒しで優勝していたりして。

1992年9月11日 ヤクルト3-3阪神(延長15回)「激闘!6時間26分」
・9回裏に阪神の八木が一旦はサヨナラホームランとなる2ランホームランを放ったゲームである。しかし打球は、スタンドではなく、フェンスに直撃しており、ヤクルト側の抗議が認められ、サヨナラホームランが取り消しとなり、そのままゲームが続行となった伝説のゲームである。7回からマウンドに上がった岡林が延長15回までの9イニングを無失点で抑えたことも伝説となっている。リクエスト制度やビデオ判定などない時代によく判定をひっくり返したものである。歴史的大接戦となったセリーグで最後まで優勝を争った両チームにとっては、運命が変わるような一戦だった。

1992年9月24日 ヤクルト5-4広島 「1541日ぶりの荒木大輔!古田敦也の逆転弾!」
・荒木大輔が復帰し、神宮球場が揺れたゲームである。荒木は、きっちり広島の主砲江藤を三振に仕留め、全ての流れを変えてくれた。その後に飛び出した古田の逆転弾。ヤクルトファンが語り継ぐ凄いゲームである。
私にとっての「荒木大輔」 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1992年9月29日 ヤクルト3-4×広島(延長14回)「困ったときの岡林…。限界が近い…。」
・92年のヤクルト投手陣は、とにかく層が薄かった。その中で岡林に頼らざるを得なかったのだが、この試合は延長に入ってからのリードを守り切れず、サヨナラ負けを喫してしまった。岡林の限界も近付いていた。
92年の激闘(ペナントレース編) | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1992年10月6日 ヤクルト1-0阪神 「天王山第1戦 岡林VS仲田」
・2連勝が求められた神宮球場での対阪神2連戦の第1戦。この年チームを支えた岡林と仲田による投げ合いは、広沢克のタイムリーによる1点を岡林が守り切ってみせた。限界が近いと感じていた岡林の復調に驚いたものである。

1992年10月7日 ヤクルト4×-3阪神 「天王山第2戦 荒井サヨナラタイムリーヒット」
・3-1とリードされたまま迎えた9回裏、敗戦濃厚の雰囲気から踏みとどまり、最後は荒井のサヨナラタイムリーで決めてみせた。優勝争いが更に激化した一戦である。

1992年10月10日 ヤクルト5-2阪神 「14年ぶりのリーグ優勝」
・シーズン130試合目のゲームはビジター甲子園でのゲームとなったのだが、先発荒木の好投と92年優勝の立役者の一人ハウエルの活躍で阪神ファンに囲まれた甲子園球場で14年ぶりのリーグ優勝を決めてみせた。私にとって初めて経験するヤクルトスワローズのリーグ優勝の瞬間は忘れられない。

1992年10月17日 日本シリーズ第1戦 ヤクルト7×-3西武(延長12回)「杉浦代打サヨナラ満塁ホームラン」
・常勝西武に挑んだ日本シリーズ第1戦は、物凄いゲームとなった。9回で勝ち切れず延長戦にもつれたゲーム。最後に飛び出した大ベテラン杉浦の代打サヨナラ満塁ホームランは、忘れられないシーンである。
昭和のおじさん | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
熱投!岡林洋一! | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1992年10月23日 日本シリーズ第5戦 ヤクルト7-6西武(延長10回)「6-0から6-6も最後は池山が決める。」
・6-0とリードしながら追い付かれ、「これで終わったかな…。」と感じるような展開だったのだが、延長10回に池山が、ここまでほぼ完璧に抑え込まれていた潮崎からレフトスタンドへ豪快なホームランを放ち、勝利を手繰り寄せてくれたゲーム!

1992年10月25日 日本シリーズ第6戦 ヤクルト8×-7西武(延長10回)「シーソーゲームのルーズヴェルトゲーム!」
・逆転に次ぐ逆転というこれまた凄いゲームとなった。試合の流れが変わり続け、最後まで試合が落ち着くということがなかった。あまりにポイントが多いゲームだったのだが、9回の西武大塚の走塁、10回の秦のサヨナラホームランが特に印象的である。秦のサヨナラホームランは、第1戦の杉浦のサヨナラホームランに匹敵するようなホームランとなった。
はた | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

1992年10月26日 日本シリーズ第7戦 ヤクルト1-2西武(延長10回)「史上最高の日本シリーズ完結!?」
・岡林の熱投も後一歩及ばなかった。広沢のスライディングだったり、飯田の落球であったり、清原の交代だったり、岡林、石井丈の投げ合いだったりとこの1試合だけを見ても、お腹いっぱいになるゲームである。ヤクルトファンとして「勝てるゲームだった。」という気持ちにはなったが、「よく頑張ってくれた!」という気持ちの方が大きかったように記憶している。史上最高の日本シリーズはこの1年では完結とならず、翌年も続いていくこととなる。
「詰むや、詰まざるや」 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

まだ88年~92年までの試合しか紹介出来ていないのだが…。やはり保育園~小学校の頃は、今以上にヤクルトスワローズに夢中になっていた時期である。もちろん記憶は薄れてきているのだが、それでも幼少期に強烈に印象に残ったゲームのことは忘れないものである。
しかし、このままのペースだと、忘れられない試合を最後まで紹介できないかもしれない。でも1つや2つに絞ることなんて無理なんですよね(笑)。また気が向いた時に93年以降の試合を上げていきますね。




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