私の技量で今日の物語をまとめることなんて、とてもじゃないけど出来ません。

2024試合結果


ヤクルト8×ー7DeNA(延長11回)

希望と絶望が入り乱れ、天国と地獄が入れ替わる、凄まじいゲームとなった。「野球の面白さやドラマ性」という部分では、今シーズンのベストバウトと呼びたくなるようなゲームだった。こういったゲームは、ゲーム展開含めて、ブログ記事で一つの物語のように記事を書き連ねたい所なのだが、私には、そういった技量がないため、いくつかのトピックを上げた中で記事を書いていきたいと思う。それにしても、信じられないようなゲーム展開だった。これも全て「真夏の神宮球場」のせいなのだろうか?

奥川恭伸
・今日の投球内容も「今出来る精一杯」の内容だったのではないだろうか?猛暑の神宮球場、相手は、強力DeNA打線という中でベターな投球内容は披露してくれたのではないだろうか?牧、宮崎に浴びたソロホームラン2本、オースティンへのストレートの四球、度会への押し出し死球をどう捉えるかで、評価は変わってきそうである。
牧、宮崎のホームランに関しては、いずれもランナーのいない場面であり、奥川としては、ゾーン内へどんどん投げ込んでいきたい場面だし、本人の投球スタイル的にもそれが当たり前の選択なのだと思うが、結果はホームランという最悪の結果になってしまった。この辺りは、長期離脱前の奥川であれば、それでも抑えるだけのボールが投げ込めていたのだが、今の奥川には難しい部分もあるのかもしれない。この結果は奥川本人は、どう振り返るだろうか?個人的には、変にスタイルを変えるよりは、ボールの質を高める調整を続けて、それだけのボールが投げられるように状態を高めていってもらいたいと感じている。
オースティンへの四球は、今の奥川の力では、カウントを悪くしてしまうと無理に勝負に行くことは出来なかったと考えらえる。牧、宮崎のホームランの二の舞は避けたかったのではないだろうか?私は、奥川のクレバーさを感じる四球と捉えています。
度会への死球に関しては、奥川の感覚に微妙なズレがあることを感じることが出来ます。昨シーズンの実践でもそうだったのですが、インコースを狙ったボールが死球に担ってしまう場面が目立っている。この内容に、奥川の苦悩を感じることが出来る。おそらくこれまでのように狙ったところへ投げられないというジレンマを抱えているのではないだろうか?いくらボールの威力があり、コントロールが良い投手でも、プロの世界では、外角一辺倒で抑えることは困難である。奥川自身、インコースを攻めることの重要性は、よく分かっているはずである。だからこそインコースを突くのだが、これまでの感覚のままで投げ込むと、どうしてもズレが出てしまい、死球に繋がってしまっているのではないだろうか?この部分は、奥川本人も大きな課題と捉えているのではないだろうか?
球数は今日も多くなってしまい、結局打順の巡りもあり、4回3失点でマウンドを降りてしまったのだが、今の自分が出来ることをしっかりこなしているという部分で、奥川らしさは感じることが出来ている。

ヤフーレの好リリーフ
・オールスター前最後のゲームということで、ここから試合間隔が空くことになるのだが、そんないつもと違ったシチュエーションのゲームの中で、高津監督は、奥川降板後の5回から先発ローテの一人、ヤフーレを起用してきました。普段とは違った準備も必要だったと思うのだが、ヤフーレは、5回、6回、7回と無失点で凌ぎ、8回1アウトを取るまでしっかり自分の役割を果たしてくれた。7回は先頭から3連打を浴びるなど守備に助けられた部分もあるのだが、コンスタントに安定した投球を披露してくれるヤフーレは、ヤクルトにとって大きな戦力である。

梶原、オースティンの1,2番コンビ
・この2人の1,2番コンビは、破壊力抜群である。大柄な1,2番コンビであり、長打も魅力なのだが、この3連戦は、この2人にやられたい放題やられてしまった。この1,2番コンビは、今シーズンのDeNAの大きなウリになるのかもしれない。
オースティンに関しては、もしかすると今後のセリーグのカギを握る男になるのかもしれない。オースティンの場合は、とにかくコンディション面の課題が大きい。もし後半戦は、基本的にスタメン出場した場合には、他球団にとっては脅威になるはずである。今日の9回の同点2ランホームランには、ヤクルトファンとして、絶望したものである。

9回表からの天国と地獄
・今日のゲームは、5-3と2点リードした9回に木澤がきっちりDeNA打線を抑えれば、勝利が手に入ったのだが、その9回に先頭の梶原に2ベースヒットで出塁を許すと、続くオースティンに同点2ランホームランを浴びてしまう。対梶原、オースティンは、今日のゲームのポイントになる可能性もあったのだが、今日も打ち込まれてしまった。
勝てる試合を追い付かれてしまい、勝利を手放してしまうと、11回には、小澤が佐野に勝ち越しとなる2ランホームランを浴びてしまい、完全に地獄に落とされた気持ちになってしまった。勝利まで後一歩という所で、オースティンに同点弾を浴び、ピンチでそのオースティンを抑えた直後に佐野に勝ち越し2ランホームランを浴びてしまったこともあまりにも痛かった。まさしく天国から地獄へ突き落されたようなゲームとなってしまった。
それでも試合はまだもつれ、11回裏に長岡の同点2点タイムリーヒットで追い付くと、最後は、1アウト満塁という場面でオスナがサヨナラ打を放ってみせた。本当にヤクルトファンは天国から地獄、地獄から天国と、激しいゲームが続いている。今日の9回表からのダイナミックな展開の連続は、面白いものとなった。

P.S まだ試合の中で触れたいことがるのだが、今日は疲れてしまったのでここで終了とさせていただきます。




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感想(16件)




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コメント

  1. 超匿名 より:

     球宴前最後の試合がサヨナラ勝ちなので、色々あったとしてもファンの気分は悪い筈がないですね。

    • fiys より:

      超匿名さんへ

      こういった勝ちは、課題があったとしても、ファンとしては気分が良いですよね。

  2. sabo より:

    赤羽(増田も)ついに高津監督の期待に応えましたね!大ファインプレーはホームラン並みの価値がありました。

    正直言って最下位低迷後は高津監督は育成に重心を置いた起用をしていると思いますが、しかし一軍の壁にぶち当たっているのが赤羽や増田、濱田、武岡らだと思います。赤羽増田にとって壁を乗り越える切っ掛けになる試合になれば今後の楽しみになりますね。

    長岡、丸山和、松本直はやはり良いですね。

    • fiys より:

      saboさんへ

      赤羽のホームラン、ファインプレーも印象に残りましたよね。若手の底上げが進むと良いですよね。

  3. アーム より:

    打撃陣はこの調子でペナントレースの行方と各球団の防御率をぐっちゃぐっちゃにしてほしいですね!(笑)

    投手陣は夏場を踏ん張って防御率3点台中盤をキープしてくれー

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