ヤクルト、楽天戦力外・西川遥輝に背番号「3」用意 V奪回補強スタート(1/2ページ) – サンスポ (sanspo.com)
サンケイスポーツ引用
上記のサンケイスポーツの記事の通り、まだ獲得が決定した訳ではないのだが、背番号「3」を用意との文言が出ているようにかなり具体的な話になっているようである。このブログでも時間があるうちに触れておきたい。
西川と言えば智辯和歌山高校1年次からその名を全国に轟かせていた「天才肌のスピードスター」という印象がある。その反面度重なる怪我に苦しんできたという印象も残っている。日本ハム時代は、日本を代表する外野手と言っても差し支えない数字を残しているのだが、西川ほどのポテンシャルがあるのであれば、この数字でも物足りないと感じている識者の方や野球ファンもいたのではないだろうか?それ程までに走攻守が高いレベルで揃った選手であることに違いはない。
しかし先程も触れたように、西川はこれまで度重なる怪我に苦しんできたという経過がある。21年シーズンには、打撃面で大きく数字を落とし、そのまま日本ハムを自由契約となり、22年シーズンから楽天でプレーしてきたのだが、22年の開幕直後以外は、低迷し、今オフに楽天も自由契約となっていた。
年齢的には31歳ということでまだまだ老け込むような年齢ではないのだが、これまで怪我に苦しんできただけに、コンディション面がどこまで整うか?という部分が一番のポイントになると思われる。コンディション面や身体のキレというものが戻るようであれば、是非レギュラーが固定できていないレフトのポジションを貪欲に奪いに行ってもらいたい。
2015年オフにオリックスを退団した坂口を獲得した時に状況が少し似ているだろうか?「坂口智隆と鵜久森淳志を獲得 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)」
この時私は、当時レギュラーを争っていた上田と比屋根に坂口に簡単にポジションを奪われないで貰いたいと感じていたのだが、実際には坂口が打撃技術で2人を大きく上回り、坂口がレギュラーポジションを確保することとなった。この時も坂口のコンディションという部分が外からはよく分からなかったのだが、実際にはしっかりシーズンを戦い抜けるだけのコンディションを作り上げてくれた。
西川に関してもヤクルトの編成担当はイースタンでのゲームなどを数多く見ているはずである。その中で1軍の戦力としてやっていけるとの判断がなされたからこそ、獲得に向かっているはずである。スピードタイプの山崎、並木、丸山、パンチ力が魅力の濱田、澤井、ベテランの青木、ユーティリティーな能力を発揮する内山辺りにもあくまでもレギュラーポジションを奪取するために西川と激しく火花を散らしてもらいたいと思うのだが、私が西川に期待することは、これらのライバルとのポジション争いを勝ち切ってレギュラーポジションを掴むことである。
「若手の見本になる。」、「チームをまとめる。」といった部分を期待して戦力外となった実績のある選手を獲得することはよくあることなのだが、西川に期待したいのはそういった役割ではない。あくまでもレギュラーを確保してチーム力を上げることに貢献してもらいたい。
外野のレギュラー争いが今以上に激しく、緊張感のあるものになることを期待したい。
P.S 西川の経歴を改めて振り返ってみると、やはりその天才ぶりが目立ちますよね。名門智辯和歌山高校は、選手の獲得人数に制限を設けているため、1年次から活躍する選手は毎年のように出てくる印象なのですが、西川ほど才能を感じさせた選手はそれ程いないのではないでしょうか?もう一度その才能を輝かせてもらいたいと思います。
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コメント
坂口の加入時に似てはいますがポジション争いは今回の方がずっと厳しいと思います。なんせとにかく外野は若いのが数が多いですからね
無論、西川の実績やポテンシャルを考えればレフトのレギュラーをしっかり勝ち取ってほしいところですがとにかくバットで結果を出せるかですよね
同じ成績なら若い選手に経験を積ませた方が良いとなりますし
あとは左なら宮本丈もいますしね
正直OPS.650ぐらいが団子状態なのでホントに誰か抜けてくれってかんじですね。
saboさんへ
確かに坂口加入時に比べて、レギュラー候補となる選手の名前は多く挙がる印象ですね。その中で西川はレギュラーを獲得できますかね?
宮本も候補の一人ですね。
坂口が加入した時よりも、今いる濱田や並木あたりの生え抜きの選手に頑張ってもらいたい気持ちが強いですが、競争の世界ですから負けたら仕方ないですね。
塩見やサンタナがフルシーズン全く離脱しないとは思えないので、この人の出番も多くなるのではと思います。良い補強でしょう。
超匿名さんへ
様々なタイプの選手がしのぎを削ることになりそうですね。キャンプ、オープン戦から注目ですね。