西濱勇星を獲得へ

ストーブリーグ


くふうハヤテ・西浜勇星がヤクルトへ 元オリックス育成選手 – サンスポ (sanspo.com)




上記のサンスポの記事の通り、28日に育成契約を正式に結ぶ予定とのことである。正直このタイミングで選手獲得には、慣れていないため驚いてしまった。今シーズンの補強に関しては、7月31日までだったはずである。基本的には、8月1日~シーズン終了までに新たな選手を獲得するということは、ほとんどなかったはずである。今日の西濱獲得報道についても、私は、獲得調査を進めている最中という解釈をし、シーズンオフ(それこそドラフト後くらいのタイミング)にもしかしたら獲得が発表されるのかな?程度に捉えていたのだが、すでに球団より28日に正式に契約を結ぶとの発表がなされたことに驚いた。
今シーズンは、ヤクルトの選手として試合に出場することは出来ないが、来シーズン以降の戦力として西濱を評価したということなのだろう。このタイミングでの獲得がOKであることを知らなかったのだが、今後この辺りのことも出来る限り勉強してみたいと感じた。

西濱自体に関しては、BCリーグ、群馬ダイヤモンドペガサス時代に150キロを超える速球と高校時代からの右肩上がりでの成長曲線で注目された投手である。2022年のドラフトでは、本ドラフトでの指名はなかったのだが、オリックスから育成1位で指名され、育成ドラフトで指名された選手の中では、注目度も高かったように記憶している。しかし1年目に結果を残せず、いきなり戦力外通告を受けてしまった経過がある。
個人的には、Xでも触れたのだが、ドラフトで獲得した選手を1年で戦力外にしてしまうことについては、否定的な意見を持っているのだが、もしオリックス側が、他球団でプレーした方が西濱の為になるという理由で戦力外にしたのであれば、こういった戦力外通告も「あり」なのかな?という気持ちも持っていた。実際には西濱は今シーズン、新球団の「くふうハヤテベンチャーズ静岡」でプレーし、主に先発として4勝8敗、防御率3.47という数字を残してみせた。数字自体は、そこまで特筆すべきものを感じないのだが、BCリーグとNPBの2軍での投球が評価され、オリックス、ヤクルトとこの短期間で契約にこぎつけたということは、プロから見ても潜在能力の高さを感じさせるということなのだろう。年齢もまだ21歳(もうすぐ22歳)と若く、身体の動きもシャープである。おそらくヤクルトのスカウト陣は、この西濱を成長させ、戦力に仕立て上げる自信を持っていると思われる。何となく西武の今井の雰囲気に少し似ているのかな?という印象を持っている。化ける可能性のある投手なだけに、来シーズン以降の登板を楽しみに待ちたいと思う。




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コメント

  1. 超匿名 より:

     制球難の速球派という感じですかね。若いうちからオリックスを1年で戦力外となっている点はどうしても気になりますね。

    • fiys より:

      超匿名さんへ

      オリックスはどういう意図で戦力外にしたかは気になりますね。それでもすぐに育成契約とは言え、NPB球団との契約にこぎつけたということは、西濱の能力の高さを感じさせてくれます。

  2. sabo より:

    この時期でも獲得できるのですね。

    私も一年で戦力外というのはコンディション不良や素行不良による事件でもなければいかがなものかと思ってますし、特に育成契約の場合は支配下登録枠を使わないわけでたった一年で切るのはアマチュア界に対しても不誠実だと感じてました

    ただ二軍に新球団が加わったことで西濱にとって新たなチャンスが巡ることもあるのだなと驚きました。オリックス時代はファームでもほとんど投げるチャンスは無かったところが静岡に移ることで19試合先発ですからね。成績も新設チームの守備力を考えれば(こっからの成長という意味ですが)かなり期待できると思います。もうちょい奪三振率が良いと良いですけどね。

    調べたら去年は途中で怪我もあっての戦力外だったみたいですね
    今年は100イニング超えてるし楽しみな選手だと感じます

    • fiys より:

      saboさんへ

      西濱にとっては、くふうハヤテベンチャーズ静岡でのプレーできたことがプラスに働きましたかね?来シーズンは貪欲に支配下契約を勝ち取りに行ってもらいたいですよね。

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