清宮幸太郎

「清宮幸太郎」野球ファンなら一度は聞いたことのある名前だろう。「怪物」という言葉がぴったりの選手である。小学校時代からその圧倒的な体格を活かしたバッティングとピッチングで注目を集めてきたリトル、シニアのスーパースターである。父克幸氏は早稲田大学、サントリーで活躍した名ラガーマンである。監督としても早稲田大学、サントリー、ヤマハ発動機を率いてチームをまとめ上げた名監督でもある。

そんな克幸氏のDNAを受け継いだのがこの清宮幸太郎である。野球でもラグビーでも同年代を圧倒する実力の持ち主だったようだが、本人が選んだのは野球だった。そんな清宮がこの春ついに高校生となった。早稲田実業に入学し、入学後すぐの春季高校野球東京大会でさっそく公式戦デビューを果たしている。準々決勝の関東一戦では特大ホームランを放ち早速存在感を見せつけてくれている。

入学前からこれだけ騒がれた選手はほとんど記憶にない（ダルビッシュ有も高校入学前からメディアに取り上げられていた記憶があるが、清宮程の取り上げられ方ではなかったと記憶している。）。
清宮はまだ高校1年生なのだが、すでに184センチ97キロの体格であり、打席では風格すら漂っている。もちろんパワーも凄いのだが、下半身がどっしりしており飛ばす技術も備わっている印象である。もうすでに「超高校級」という言葉を使っても良い選手だと感じさせる。早稲田実業での3年間でどのように成長して行くのだろうか？
小学校、中学校と伝説を作ってきた清宮が高校でも伝説を残すことになるのだろうか？歴代の名選手と比べても15歳当時の実力で考えるとこの清宮が歴代№1なのではないだろうか？高校球児ながらすでに「お客さんを呼べる選手」である。
今後もこのブログで取り上げることがあるだろうか？本当に楽しみな選手である。


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