今年もいよいよ交流戦が始まる。今シーズンは各球団と3試合のみの対戦となるため18試合という短期決戦となる。ここ数年交流戦は苦しんでいるのだが、今シーズンはどうなるだろうか?まあ5割で凌いでくれれば「御の字」ですかね?
昨シーズンの記事はこちらから→「交流戦前夜」
ここ数年交流戦に苦しんでいるとはいえ、パ・リーグの各チームも一時に比べて難攻不落と感じるようなエース級の投手がごそっと抜けてしまっているだけに圧倒的にパ・リーグが優位な時代は終わったと考えていいと思っている。ということは他のセ・リーグのチームが勝ち星を伸ばす可能性が高いことを示している。それだけにここでヤクルトがつまづいてしまえば今シーズンの巻き返しは非常に難しくなることが予想される。何とか喰らいついて行ってほしいものだ。とは言ってもヤクルトのチーム状態は、怪我人が相次いでいることもあって決して良いとは言えない。このメンバーでどこまで戦うことが出来るだろうか?
ホームの神宮で戦えるのは日本ハム、楽天、ロッテの3球団。ビジターでの対戦となるのはソフトバンク、オリックス、西武の3球団となる。ビジターでのゲームはDH制が採用されるのだが、バレンティン、ミレッジを欠く中ではこのDH制はヤクルトにとって不利になることが予想される。となると神宮での9試合をしっかり勝ち越したい所だ。
最初のカードは明日からの日本ハム戦である。パ・リーグの首位チームといきなりぶつかるわけだが、日本ハムにはそこまで苦戦するイメージはない。先発ローテーションも大谷と当たらないため、全く打てないということはないのではないだろうか?ヤクルトもいわゆる裏ローテではあるのだが、何とか勝ち越したい所だ。
2カード目のソフトバンク戦に関しては、摂津、スタンリッジと当たる可能性が高い。しかし摂津に関してもスタンリッジに関しても今シーズンはそこまで好調という訳ではなさそうだ。但し打線は相当強力である。柳田、内川、イ・デホ、松田という主軸がしっかりしており「個の力」という意味では12球団№1ではないだろうか?この打線をエース小川、ベテラン石川辺りで抑え込んでもらいたいのだが…どうなるだろうか?
3カード目は神宮での楽天戦である。楽天は投手陣も野手陣も現状そんなに調子が上がっていないようだ。則本と当たらなさそうなのもヤクルトにとってはラッキーではないだろうか?リリーフ陣も抑えの松井裕は難敵だが、それ以外はまだまだ安定していない。先発投手を早めに引きづり降ろせばチャンスはありそうである。
4カード目も神宮でのロッテ戦である。神宮だけにどうしても勝ちこしておきたい所である。DHがない中でのロッテであれば小川、石川、石山の3枚で何とか抑え込んでもらいたい。ロッテの先発石川歩は気になる所だが、ロースコアの接戦をものにしてもらいたい。
5カード目はオリックスである。オリックスは開幕から波に乗れず、未だに調子が上がってこない状況である。この交流戦での巻き返しを狙っていると思うのだが、そう簡単には浮上できないのではないだろうか?抑えの平野佳が戻ってきたのは光明だが、他のリリーフ投手の調子もイマイチである。組し難い相手には感じないのだが、どうだろうか?
6カード目は西武である。西武はソフトバンク同様強力打線が気になる所ではあるのだが、表ローテで迎え撃てるのはヤクルトにとってはプラスではないだろうか?できればロースコアの投手戦に持ち込んでもらいたいものである。大阪桐蔭トリオの浅村、中村、森だけでなく、秋山、栗山の1,2番、長距離砲メヒアと役者が揃っている。この強力打線を抑え込むことが出来るだろうか?
ヤクルト自体のことを言うとやはりミレッジに続いて、上田も登録抹消になってしまったため外野手の層が相当薄くなっている。おそらく明日1人登録されると思うのだが、どんぐりの背比べ状態にあるのは間違いない。何とか自分の長所を活かしたプレーを心掛けてもらいたい。特に比屋根、三輪、藤井辺りのスピードは試合の中で必ず必要になってくる場面が来るはずである。
ちなみに今年の交流戦のポイントとなりそうな選手を投手、野手1人ずつ上げるとしたら投手は小川、野手は荒木である。小川は強力打線のソフトバンク、西武のカード初戦を任されそうである。ロッテ戦含めて小川の投げるゲームは3試合全て勝ってもらいたい。
荒木は打順含めて注目である。おそらく6番か7番に入るのがベストだと思うのだが、バッティングだけでなく最近は積極的に盗塁も試みている。迫力不足の下位打線にアクセントを付ける存在になってもらいたい。
パ・リーグの試合は普段見ていないため、正直よく分からない部分もある。もしこのブログを読んでいるパリーグファンの方がいらしたら是非コメント頂きたい。よろしくお願いします。
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コメント
上田まで抹消でスタメン外野手がこれで外国人いれて3人もいなくなるとは痛いですね(雄平もケガみたいなものだし)、来年は外野手ばかりのドラフトとか毎年恒例の偏りはないですよね(笑)(六大学の高山か谷田を一位で取りに行くと思うけど)
交流戦は相性悪い西武とソフトバンクがポイントですね、特に西武ドームでは勝った記憶があまりないので私もエース小川の出来が交流戦の結果に繋がると思います。
あとオリックスには相性いいし(ましてや調子悪い)ローテーションが上手い感じでハマったかなと思いますね。
ちなみに明日の日ハムは捕手の近藤は要警戒ですね、今年は打撃好調だしヤクルト戦に相性いいですから。ただ盗塁阻止率が悪いのでランナー出たらガンガン走って打撃を狂わして欲しいですね。(少し前のロッテ戦で6盗塁されたと思います)
またまた雄平で願望ですが、攻め方が変わる交流戦で変わって欲しいです。
安定して存在感を示した荒木は当分レギュラーでしょうけど、他にも控えに甘んじてきた今浪西浦比屋根三輪にとっても大きなチャンスを掴んでほしいですね。DHもあるのでチャンスは更に増えそうです。色々オーダーを考えるのも面白そうです。
先発は小川石川は仕事を果たせるでしょうけど、成瀬新垣はヤバい気がします(汗
あとは石山古野がどれだけやってくれるか。
それに両リーグともに最近ハイスコアゲームが続いているので、小川といえど無失点は難しいかもしれませんし、打って勝つ気持ちで野手には挑んでほしい。
デニングいきなり1軍デビューですね。歴代スワローズの左打ち助っ人でカタカナ4文字は当たる法則、マニエル、ハウエル、オマリー、ホージー、ガイエル、ちなみに3文字だとハズレマス、スミス、ベッツ、ロブロ、さあデニングはこの法則だと・・・。
交流戦も気になりますが、上田も怪我してどうなっているか改めて二軍を見てみたら、何と育成投手の中島が代走で起用されていました。このようなこと将来に対して、いったい何のプラスになるのでしようか。
デニングの獲得は、危急性こそ大事と言える獲得となったようです。
> kさんへ
近藤にもやられてしまいましたね。今シーズンも交流戦には苦しみますかね?
足を使った攻撃は好意的に見ています。
> saboさんへ
今浪は今日も猛打賞で結果を残しましたね。
新垣、成瀬は期待せずに見守りたいと思います。
> でぶちゃんさんへ
面白い法則ですね。ペタジーニは5文字か…
> trefoglinefanさんへ
2軍はそんな状態ですか?これだけ怪我人が出ると仕方ない部分もありますが…