想定内の敗戦（寂しいけれど…）

ヤクルト２－５ソフトバンク

昨日書いた通りなのだが、エース小川で勝てなかった時点でソフトバンク戦3連敗を覚悟しなければならないと思っていたため、今日負けて1勝2敗となっても想定内の敗戦という見方が出来る。こんなネガティブな予想をしながら応援するというのも何か変な気もするのだが…

今日の石山の調子は目に見えて悪かったのではないだろうか？4回を被安打６（被本塁打１）与四死球２の5失点という数字が残った。どうやら試合後2軍落ちが通達されたようだ。今日に関しては、調子が悪いなりに何とかごまかしごまかし投げていたと思うのだが、やはりごまかしのピッチングでは、ソフトバンク打線を抑えきることは出来なかった。個人的にはもう1試合様子を見ても良いかな？と思っていたのだが、おそらくこのブログのコメントでも頂いているように2軍で山中が先発として好投しているため、来週日曜日のロッテ戦は山中が先発することになりそうである。
真中監督は石山の潜在能力を高く評価しているようだが、その分石山を見る目は厳しいように感じる。個人的には石山の今日のピッチングは確かにごまかしのピッチングだったと思うのだが、こういうピッチングが出来るようになったことは石山の1つの成長にも感じるのだが…前回の登録抹消時には、杉浦の離脱も重なり、2軍での調整登板もなく1軍に戻ってきたのだが、今回はしっかり調子を上げた中で戻ってきてもらいたい。

リリーフ陣では松岡が2イニングを完璧に抑えてみせた。今シーズンも今のヤクルトの状況を考えると急に先発に配置転換ということもないとは言い切れないのだが、ここ数年怪我もあり苦しんでいるだけに出来れば起用方法は固定してもらいたい。

打線は今日もソフトバンクの強力リリーフ陣の前に沈黙してしまった。ヤクルト先発の石山が序盤に失点を重ねてしまったため非常に苦しい展開だったのだが、やはりこうなってしまうと攻め方が難しい。先発の寺原を何とか打ち崩したかったのだが、山田のソロホームランと畠山の内野ゴロの間の2点のみに封じられてしまった。
惜しかったのは、5回の攻撃だった。三輪、山田の連打で0アウト１，２塁のチャンスを作り、バッター藤井という場面があった。ここでベンチは強攻策を選んだのだが、ここはクリーンアップを信じて藤井には送りバントを指示しても良かったのでは？と感じた。ここら辺は試合を見ていないので分からないのだが、一球速報で追っている限りは少し不可解さも感じるような采配に映った（まあ点差が3点差に開いていたこと、ソフトバンクの強力リリーフ陣を考えた時にこの5回に一気に畳み掛けなければ勝機はないと感じた中での強攻策だとは思うのだが…ちょっと無謀だったかもしれない。）。

とりあえず交流戦1週間目は日本ハムとソフトバンク相手に2勝3敗1分けという結果に終わった。出来れば神宮での開催となった日本ハム戦で2勝してもらいたかったが、勝ち切れなかった。それでも2勝3敗1分けであればまずまずの成績と言えるのではないだろうか？
しかし来週の楽天とロッテとの6試合を少なくとも4勝2敗で勝ち越して初めて「まずまずの成績」と言えるのではないだろうか？日本ハム、ソフトバンクというパリーグの上位チームに対して最低限の結果で何とか粘ったことを生かすも殺すも来週の神宮6連戦にかかっていると思う。非常に大切な1週間となりそうである。


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