逃した魚は大きい?

逃した魚。中日ドラゴンズにドラフト1位で入団した高橋周平選手のことである。高校通算71本塁打を記録したこの選手、私のブログでもドラフト直前に何度か登場した選手である。ヤクルトも高く評価し、1位で指名したのだが、抽選の末中日に奪われてしまった。
以前のブログで、「ドラフト指名選手の即戦力予想」というものを書いてみた。そこでセリーグ野手の3番目で高橋の名前を入れたのだが、正直1年目からの大活躍は難しいだろうと感じていた。しかしである、いきなり1軍キャンプに選ばれた高橋は、フリーバッティングで大器の片鱗を見せつけている。初日はいきなり6本の柵越えを記録したようだ。フリーバッティングとはいえまだ高校生の高橋が初日のチーム柵越え本数№1だったようだ。これはもしかすると1年目からの活躍があるかもしれない。
勿論守備はまだまだプロの1軍レベルではないと思うのだが、バッティングはすでに1軍レベルにあるのではないだろうか?去年はオリックスの駿太選手がキャンプ、オープン戦で大活躍を見せ、開幕スタメンを奪い取った。駿太のほうが、守備、走塁は高橋を上回ると感じるが、プロに入った野手が1番苦労するバッティングは高橋の方が上だろう。中日には遊撃手に井端、三塁手に森野がいるためいきなりレギュラーになるのは大変なことだろう。しかしもし1年目から活躍するようなら…松井秀喜選手のような超大物になる可能性を秘めているのではないだろうか?
逃した魚は想像以上の大きさなのだろうか?

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コメント

  1. パイン より:

    まだ先のことはわかりませんが、高橋の入団と落合監督の退団が重なったのは、象徴的なことだと感じますね。
    落合監督の目は厳しく、なかなか若手が使われることはなかったですが、監督が替わったことで、高橋以外にもチャンスを与えられる選手が多く出てくるかも知れません。
    高橋を起爆剤に、世代交代が進むことも考えられます。

  2. FIYS より:

    > パインさんへ
     確かにここ数年中日の野手のレギュラーは固定気味でしたよね。そのことによってチームとしては安定した戦いを続けていましたが、年齢が高い選手が多いですよね。高木監督が高橋選手などの若手をどう起用してくるか注目ですね。

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