前回は、セリーグのキャンプ前半戦での気になる選手を取り上げたのだが、パリーグにもどうしても取り上げなければならない選手がいる。皆さんご存知北海道日本ハムファイターズの大嶋匠捕手である。早稲田大学のソフトボール部からドラフト7位で指名された大嶋選手。ソフトボール界では誰もが知るスター選手だったようだが、驚くことに硬式野球の経験は全くなかったそうだ。そんな選手がドラフト指名されたのだから一躍時の人となった。その大嶋選手が再び注目を集めている。
今キャンプは2軍スタートとなったのだが、先日の紅白戦の初打席でセンターバックスクリーン直撃の特大ホームランを放ったのだ。これには驚いた。2軍キャンプとはいえプロの投手のボールをいきなりホームラン。漫画ドカベンの世界である。次の紅白戦でも2安打するなど物凄い対応力を見せている。
正直他競技からのプロ野球挑戦ということで、いくらなんでもすぐには通用しないだろう…と思っていたのだが…いきなり大活躍である。11日に行われる広島との練習試合の出場権をもぎ取ったようである。
上下動の少ないバッティングホームから鋭い当たりを連発している。そして今の所選球眼も良いように感じる。ひょっとするとひょっとするのだろうか?
私はこれからプロの投手の変化球に苦しむのではないかと予想するのだが、皆さんはどんな予想をするでしょうか?ただの話題作りの指名ではなかったようである。
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