完封負け…館山も踏ん張れず…

ヤクルト0-4中日

昨日の勢いで若松相手でも何とかしてくれないかな?と感じていたのだが、今日は若松の前にやられてしまった。そして復帰後初めて中7日で登板となった館山も前回に引き続き「らしくない」投球となってしまい、3回で降板となってしまった。

館山は今日も苦しい投球となってしまった。前回の阪神戦でもコントロールに苦しみながらの投球だったのだが、今日も初回からコントロールに苦しんでしまった。結局3回を被安打4与四死球5の3失点(自責点1)で降板となってしまった。復帰後ストレートの球速は復帰前と同じくらいからそれ以上に出ているのだが、細かいコントロールは戻っていない。まだまだ復帰前の感覚には戻っていない。もしくは復帰後の感覚での投球を掴んでいない状況なのだろう。前回は5回で92球、今日は3回で73球と球数も館山にしては非常に多くなってしまった。それでもビッグイニングを作らせない辺りに「館山らしさ」も感じさせてくれるのだが…
今日は試合を全く見ていないので何とも言えない部分もあるのだが、これからも中7日で回していくのだろうか?首脳陣は難しい判断を下さなければならない。とは言え残り試合数は29試合である。なりふり構わず戦わなければいけない時期に入ってきている。一昨日の先発ロマンも今日の中7日での館山起用もシーズン終盤に差し掛かった中での「賭け」である。あくまで優勝を目指して「賭け」に出る姿勢は間違っていないと思う。
リリーフ陣は中澤が1点を失ってしまったが、中澤ー松岡―久古ー徳山とよく試合を崩さなかったと思う。こういう粘りが勝利につながる試合もあるはずである。

打線は今の中日で最も嫌な相手と言っても過言ではない若松相手に初回から球数を投げさせ、喰らいついたが、それでも若松の方が一枚上手だった。7回を無失点に抑え込まれてしまった。昨日大爆発した山田も初回にヒットと盗塁でチャンスを作ったのだが、その後は抑え込まれ、5回のチャンスでは見逃し三振に倒れてしまった。山田でもこれだけ抑え込まれてしまっては仕方ない。今のヤクルトはどちらかというと選手の「個の力」に頼った戦い方をするチームである。何度も書いているのだが、野村監督時代から長年続いていた試合巧者ヤクルトの姿はもうない。それならそれで今の戦い方を磨いていくしかない。オールスター明けからほぼオーダーを固定した中で相手に脅威を与える打線にはなっているはずである。強力上位打線で序盤に得点し、優位な状態で試合を進めていきたいところである。

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コメント

  1. sabo より:

    万全ではないとはいえ、やる気溢れるミレッジが動けてるのは良かったかな(肩はショートが頑張ってフォローするしかない)
    いっそ思い切って打席の回る1番ミレッジにしても良いかもしれないです

    一番の悩みの先発事情は変わらずというか深まったような感じですね
    このシーズン終盤で真中監督の勝負師としての資質が問われてます
    小川、石川、石山の3人以外は誰を使っても「賭け」です
    私は残りの先発をロマン、秋吉、館山で回して、成瀬と新垣をリリーフ起用でいくべきと思います

    新垣はロングリリーフとして
    成瀬は初回に打たれるイメージがあまりないので勝ち継投扱いでも好成績を残せると思います

  2. より:

    勝たなければならない試合でことごとく勝てないのはやはりチーム力がないからですね。巨人は故障者が続出してもきっちり勝ちますし、阪神もチーム力はかなり高いです。まぁヤクルトは2年連続最下位のチームなんで少しづつチーム力をあげていってほしいです。
    さて今日の敗戦で優勝争いから脱落しましたがまだ2位の可能性は残っていると思います。相性の悪い巨人阪神との試合が8試合続きそのあとは広島戦です。この試合結果でAクラスに残れるかが分かると思います。何とか一矢報いてAクラスは確保してほしいです。

  3. K より:

    この試合は若松の右打者のアウトコースの制球が抜群に良かったですね(あと審判との相性も良かったので打てないのは仕方ないですね)、
    あと向かい風のせいか?中村の2塁送球が悪かったのと館山も打たれて負けたというより四球とエラーなので切り替えて欲しいですね。
    それと館山は左打者のインサイドのスライダーが引っ掛けて死球になってしまう怖さとインサイドのボールコースからフロントドアでストライクが取れず外中心でしか組立出来ずに苦しんでますね、右打者には内角に食い込んでくるシュート系と外へのスライダーはコントールしやすいみたいで(死球の心配が少ない)割と打たれてないと思います。
    左打者への制球が出来れば一変すると思ってますので、来週の阪神戦は相性もいいですし甲子園は広く、主力がゴメス・マートンの右打者ですし、館山に相性が悪い鳥谷もいますので肘の具合がよく先発が出来れば、そこそこ投げてくれる思います。
    来週は9月の戦い方にも影響を与える大事な巨人・阪神の6連戦ですね、絶好調マイコラスが抹消されたのはヤクルトにとって願ってもないチャンスですからカードの初戦は必ず取らない事には始まらないので中5日で小川に託して欲しいです(ここ4カード連続で初戦を落として神宮で負け越しいるので調子上がってきた小川に流れを変えてもらうしかないですね)巨人も広島戦でミス連発し連敗とマイコラスの離脱でチームの勢いも下降しているので投手も野手も積極的に攻めていって欲しいですね。

  4. ケマル より:

    残念ながら負けてしまいましたね。
    ただ、館山が中6日で今後も投げれるのなら大きいです。

    先日私のコメントでペナントで優勝は厳しいと書き込みましたが、
    失礼しました。
    優勝が厳しいとの見方は変わりませんが、良く考えると、ヤクルトは
    昨年度最下位のチームでした。
    もし今年仮に3位で終わる事ができれば充分立派な成績ですね。

    残り試合、Aクラス以上を目指して頑張ってほしいです。

  5. 久保田 より:

    「個の力」…。鋭いご指摘ですね。真中監督には悪いけれど、采配で勝った試合は少なく、山田選手が打ったとか、先発投手とバーネット投手で抑えた、という試合が多いです。逆に言えば、采配を振るうほどの戦力が控えにいない、ということですね…。それでもまだCS進出、優勝という目標があるのですから、それに向かって、諦めずに頑張ってほしいです。

  6. trefoglinefan より:

     得点には結びつかなかったですが、2死無走者から出塁して盗塁。これこそが山田の最大の価値かと思います。「4番を前に盗塁できない」などと言うのは余計な先入観で、一人でチャンスを作れるというところが、チームにとって最大の武器になろうかと思います。
     盗塁を失敗したら文句を言われるかも知れませんが、阻止率なんてトップクラスの捕手でも4割いかないくらいではないかと思いますので、そこは腹をくくって2死1塁の場面ではどんどん走って欲しいと思います。そうすれば畠山も打ち易くなるのですから。

  7. FIYS より:

    > saboさんへ

    ミレッジはどうですかね?個人的には好きな選手なので期待しています。

    先発陣は明らかに阪神、巨人より劣りますからね。

  8. FIYS より:

    > sさんへ

    まだ脱落とは考えたくありませんが…明日からの6試合で勝ち越せなければ脱落ですかね。

  9. FIYS より:

    > kさんへ

    館山はまだ引っかけてしまったり抜けたりしてしまうボールが多いですね。

    巨人戦はチャレンジャー精神で攻めの姿勢を貫いてほしいですね。

  10. FIYS より:

    > ケマルさんへ

    とにかく1戦必勝で戦ってもらいたいですね。最低でも3位は確保してもらいたいですが、まだまだ優勝狙いで行ってもらいたいです。

  11. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    「個の力」でどこまでいけますかね?まだ優勝も諦めてほしくはないですね。

  12. FIYS より:

    > trefoglinefanさんへ

    4番が畠山だからこそ走れる。というのもありますかね?4番バレンティンだと走りづらいような気もしますね。こういった3番バッターは魅力的ですよね。

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