ヤクルト4-2DeNA
山田の2発と小川の粘りの投球でDeNAに勝利し、4連勝となったのだが、2位の巨人も2ゲーム差でピッタリ付いてきている。今の巨人の姿が2011年の中日の姿に重なるのは私だけなのだろうか?
先発の小川は、元々球種も多く、引き出しの多い投手なのだが、ストレートとフォークを軸にするような今日の投球が最もしっくりくる。6回を被安打4(被本塁打1)与四死球2の2失点という数字が残ったのだが、三振も8つ奪ってみせた。一時期フォークがほとんど使えなくなってしまった時期があったと思うのだが、今はストレートとフォークのコンビネーションで空振りが奪える状況にまで戻ってきている。フォークがイマイチならイマイチで試合を作る能力はあるのだが、本来の小川は、やはりストレートとフォークを軸にした投手なのではないだろうか?梶谷のホームランは甘いボールをしっかり捉えられてしまったのだが、その他は合格点が与えられる投球だったのではないだろうか?
リリーフ陣は秋吉ー久古ーオンドルセクーバーネットと無失点で繋いで見せた。ここの所登板過多になっている秋吉は、疲れもあるのか今日はピンチを招いて降板となってしまったが、ピンチで登板した久古が今日もいい仕事をしてくれた。7回は代打の乙坂を三振に斬って取り、8回も梶谷、筒香をしっかり抑え込んでみせた。ここに来て久古が左バッター相手に素晴らしい仕事を見せてくれている。週末の巨人との2連戦でも阿部やアンダーソンなどの左バッターをしっかり抑え込んでもらいたい。
最後はバーネットが危なげなく三者凡退で試合を締め、球団新記録となる38セーブ目を上げてみせた。先発、リリーフ共に最後の最後までよく頑張ってくれている。
打線はこれまで苦戦してきたDeNAのルーキー石田相手に山田が初回に先制2ランホームランを放ち、試合の流れを掴んでみせた。インコースのストレートを強引に引っ張った打球はレフトスタンドポール際最前列に飛び込んだ。決していい当たりではなかったが、それでもあのコースのストレートをファールにせずにスタンドまで運ぶのは立派な技術だと思う。力と技が融合した山田のホームランだった。そして1点差に詰め寄られた3回には石田のチェンジアップを上手く引っかけるように運び、2打席連続となる第36号ホームランを放ってみせた。このホームランもバットの先で拾ったような打球だったのだが、しっかりリストを利かせた中でスタンドまで運んでみせた。2本とも神宮でなければホームランにならなかったかもしれないが、苦手石田相手に放った2本のホームランは非常に大きな一発なった。
4回には川端にもタイムリー2ベースが飛び出し、石田から4点を奪ってみせた。山田のホームランも素晴らしいのだが、川端のバットコントロールも天才的である。初回のライト前ヒット、4回のレフト線へのタイムリー共に見事なバットコントロールだった。打線の状態は正直良くないのだが、週末の巨人との2連戦はこの山田、川端中心に個の力で打開してもらいたい。
さて週末は巨人との東京ドーム2連戦である。ヤクルトの4連勝で広島、阪神は優勝争いから脱落したのだが、巨人はピッタリ付いてきている。これまで今シーズンのセ・リーグは1992年のシーズンに酷似しているとの話をよく聞いたのだが、ここに来て巨人とのマッチレースとなり、2位巨人との残り3ゲームはビジター東京ドームでの3ゲームということでどちらかというと2011年シーズンに似てきたような気がしている。現在の巨人は正直ここ数シーズンに比べれば「個の力」は落ちてきていると思うのだが、強力な先発投手陣とベテラン野手陣とがここに来て噛み合い、ヤクルトにプレッシャーを掛けてきている。2011年の中日も勝ち方を知っている大人のチームだったのだが、今の巨人も勝ち方を知っている大人のチームである。最後の最後で差し返すだけの力を持ったチームだと思う。
しかしこうなったら自力で巨人を叩いて文句なしの優勝を決めるしかない。正直週末の2連戦が怖くて怖くて仕方ないのだが、全力で叩き潰しに行ってもらいたい。
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コメント
今日は久古が左相手に完璧に抑えたのが勝利のポイントでしたね。
最近は左に対して結果だしていますから、ここにきてリリーフ陣に厚みが出てきたので週末の巨人戦も接戦になっても期待がもてますね。
それと今日も残塁が多いのが気になりますね、週末の巨人戦に影響がないか心配になります(大引と雄平の打順を入れ替えた方が繋がりが良い気がするのと1番は比屋根がいいかなと)
あと2011年と1992年との似てそうな展開ですが、今年のヤクルトの方がこの時期でのチーム状態がよく安定してますし(特に打線と抑え)、また巨人の今後の日程(ビジターで3試合)を考えると仮に連敗しても次にホーム神宮で3試合も残っているので最終戦まではもつれないと思ってます。それに先発が初戦は高木ですが後半戦に入って勝ててないですしシーズン序盤のキレと制球がないのでリリーフ勝負と点取り合戦になると思います(ヤクルトも石山なので投げてみないと分かりませんけど)次戦も菅野ですが前回の阪神戦も内容はよくなかったので接戦に持ち込めば勝機あると思うので大きなミスがなければ1勝1敗が妥当かなと思います。
ただ今日のDeNAみたいに前半戦の首位チームが最下位に転落するのを見ると野球は何が起きるか分かりませんね、勢いだけでは勝てないということでしょうからミスを少なくし細かいプレーをやっていかいないと優勝はないですね(DeNAは狭い横浜スタジアムであれだけミスしたら来年も厳しいでしょうね)、ヤクルトはその辺が徹底されだして今の成績なので優勝する根拠はありますね。
まずは今日も下位のチームに対し、しっかりと勝つことが出来たことを喜びたいと思います。
ですが、管理人さんの言われる通り、巨人が嫌な感じですね。
残り3戦が東京ドームというのも心配です。
対巨人戦は後1勝で良いので、何とか勝ってほしいです。
シーズン終盤で今の位置にいることは願ってもない大チャンスです。
ここまで来た以上、優勝して欲しいですね。
巨人との2連戦は、たぶん石山投手対高木勇、石川投手対菅野でしょう。マイコラス、ポレダが出てこないのは助かりますね。菅野は燕だけには打たれる投手ですから勝機もあるでしょう。燕の先発陣が自滅さえしなければ、今の巨人打線は抑えられると信じています。阪神がせめて一つは巨人に勝ってくれていたら、精神的にはもっとラクでしたね。でも、燕は昨日の石田も打ったし、打線に勢いがあります。巨人を相手に連勝して一気に優勝に王手をかけてしまいましょう!
本当に原兎が2011の落合竜とだぶって恐いよねぇ~
ただヤ戦病院と揶揄された位怪我人続出だったあの時とは違い、今はほぼ万全な戦力を維持しているわが燕軍。そして何よりも優勝経験は無いメンバーだけどあの時の悔しさは誰よりも知っているのだから、同じ悲劇はきっと起きないはず…そう信じて応援したいです。
たいち…プレッシャーはかなり有ると思うけど頑張って!
鰹…燕のエースという誇りと威信にかけて頑張って!
杉やん…今季初勝利を目指して頑張って!
タテヤマン…チームの悲願目指して頑張って!
ライアン…やっぱり頼りにしてるから頑張って!
浪漫、雄鶏、しゅうきち…今年1年辛かっただろうけど何とか最後まで頑張って!
9個、松ケン、とくさん、中澤…きっと出番が来るから頑張って!
バネ神…最後に感動させてくれるよう頑張って!
テット…あなたのバット次第だから頑張って!
シンゴ…一本でも多くヒット打てるよう頑張って!
ハタケ…一点でも多く取れるよう頑張って!
雄平…今年は辛かったけど頼りにしてるから頑張って!
バレ…今までの鬱憤を晴らすため頑張って!
ビッキー…満身創痍だけど頑張って!
悠平…しっかりリード頑張って!
へーやん…また斬込み隊長で頑張って!
上剛…脚と守備で頑張って!
荒ポン…スタンドの期待を乗せて頑張って!
いまなみ、やっちん、ジャスティス、雅彦、ブラジル代表四番…チャンスを活かして頑張って!
真中監督、そして小川SDを男にさせて下さい!お願いします!
ヤクルトが4連勝して悪いです。
3年ぶりにCS出場が決定したことはよかったですが、残りの試合ヤクルトは絶対に全試合負けてください。
今シーズンヤクルトは絶対にリーグ優勝しないでください。
ヤクルトがリーグ優勝したら広島の優勝回数6回を超え、7回目のリーグ優勝になってしまいます。
広島よりヤクルトが先に7回目のリーグ優勝を達成することは絶対に了承されません。
ヤクルトは諦めることも大事です。
ヤクルトファンには申し訳ありません。
兎さんの甲子園虎戦では藤浪が投げるのかな?
また横浜星さんの意地悪で計2回負けてくれたら楽になるのに(笑)
いっそ意外な人にホームラン打たれて、「ブロハードの悲劇再現!」ってなってくれたら良いかも?(笑)
> kさんへ
どうしても贔屓にしているチームのとはマイナス思考で見てしまうのですよね…Kさんの仰るような展開になれば良いのですが…
> ケマルさんへ
巨人が連勝を続ける中でヤクルトもよく取りこぼしをしませんでしたね。
ここまで来たら優勝してもらいたいですね。
> 久保田さんへ
明日からが大勝負ですね。高木勇、菅野と打ち崩したいですね。
> つばくろまてさんへ
ファンとしては願うことと応援することしか出来ませんが、ここまできたらチームを信じたいと思います。
> カープ大好きさんへ
コメントありがとうございます。最後にわざわざ「ヤクルトファンには申し訳ありません。」という言葉を付けて頂きありがとうございます。
> つばくろまてさんへ
まずは明日からの直接対決ですよね!
SECRET: 1
ヤクルトスワローズあんてなです
相互リンクありがとうございます!
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いします。
それでは失礼します