次の選手について、本日10月2日（金）来季の契約を締結しない旨を通達いたしました。
七條祐樹投手、江村将也投手、赤川克紀投手、大場達也投手、金伏ウーゴ投手、川﨑成晃選手
【育成選手】
中根佑二投手、 阿部健太選手
（東京ヤクルトスワローズ公式サイト引用）
昨日優勝したばかりなのだが、今年もこの記事を書かなければならない時期となった。今シーズンの戦力外通告を受けた選手に関しては、昨年の「即戦力投手かき集めドラフト」の煽りを食った選手が何名かいるのではないかと感じさせるものとなった。昨年のドラフトで獲得した即戦力を期待したと思われる5名の投手に関しては、今シーズン1軍の戦力にはなれなかった。しかしそれらの選手を1年間で戦力外にすることは出来ない。また限られた選手枠の中で投手の人数が多かったこともあり、何人かの投手をどうしても戦力外にする必要がある状況になっていた。おそらくではあるが2008年のドラ1赤川辺りは本来はもう1シーズンは面倒を見たかったのではないだろうか？
七條 裕樹 投手
・ルーキーイヤーに4勝を上げ、キレのいいストレートと変化球をコントロール良く投げ分ける実力派ルーキーだったのだが、その4勝以降目立った活躍をすることが出来なかった。昨シーズンは終盤に巨人戦で完投勝利を上げ、涙のヒーローインタビューがあったと記憶しているのだが、それがヤクルトでの最後の輝きとなってしまった。→「七條涙の初完投勝利！」
江村 将也 投手
・ルーキーイヤーの広島前田智を骨折させてしまった場面がクローズアップされてしまうのだが、おそらく身体に不安がない状態で投げられればもっと活躍していてもおかしくなかった投手だと思う。調子が良い時に140キロ台中盤のストレートのキレは抜群だった。まだプロ入り3年目の28歳である。怪我が癒えれば獲得に動くチームがあるかもしれない。
赤川 克紀 投手
・08年のドラフト1位いわゆる「ドラ1四兄弟」の末っ子である。前回優勝争いを演じた11年シーズン終盤には怪我人が相次ぐチームを救う素晴らしい投球を見せ、このまま一気にスワローズの中心を担う投手になってくれると期待したのだが、昨シーズンから自分のピッチングを完全に見失ってしまった。おそらく自分の投球フォームも完全に忘れてしまっているのではないだろうか？正直11年シーズン、12年シーズンの投球を見た時は山本昌のような投手になってくれるのでは？と期待したのだが…この年齢での戦力外はあまりにも寂しすぎる。→「赤川プロ入り初完封」
大場 達也 投手
・社会人出身とはいえ完成度が低く、まだまだ即戦力とは言えないような状況で入団してきたのだが、その威力あるストレートをピッチングに活かせないまま戦力外となってしまった。このブログに頂いたコメントの中で「2軍で大場がいいボールを投げている。」との主旨のものがあったと記憶しているのだが、1軍で活躍することは出来なかった。
金伏 ウーゴ 投手
・育成枠から這い上がり1軍のマウンドに上がることは出来たのだが、活躍することは出来なかった。サウスポーから140キロ中盤のストレートを投げ込む素材は魅力的だったのだが…まだまだ野球先進国とは言えないブラジルを引っ張るような選手になってほしいのだが…家業の農園を継ぐとの報道もありますね。
川崎 成晃 外野手
・２，３年前のオープン戦で左投手相手に結果を残し、もしかすると左キラーとして生き残れるのでは？と感じさせる時期もあったのだが…1軍での活躍はならなかった。ヤクルトの外野陣は駒自体は揃っているだけにやむを得ない戦力外だろうか。
中根 佑二 投手
・入団前から怪我に苦しみ、入団以降も怪我との戦いだった。苦しい苦しいプロ野球生活だったのではないだろうか？由規のライバルはプロでは輝くことが出来なかった。→「仙台育英トリオに光は差し込むのか？」
阿部 健太 選手
・阿部は今シーズン野手不足が深刻だったヤクルトに急遽育成選手として復帰と言う非常に難しい状況でのプレーとなったのだが「お疲れ様」という言葉をかけたい。→「上田抹消、畠山も離脱？4連敗…そして選手不足は深刻…」
今までヤクルトスワローズを支えてくれた選手達に「ありがとうございました。」の言葉をかけたい。
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2015年戦力外選手
ストーブリーグ
コメント
赤川はトレードも厳しかったということでしょうか
米野に川本に増渕も戦力外です。さみしい気もしますが仕方ないですね
ヤクルトはファームはダントツでビリでしたからね
リストに載らなかった選手でも将来性があるのか疑問視されても仕方ない選手が結構います
なんとか層を厚くしたいです
コントロールに難あり、という投手が多いような気がします。
こういう投手は育てられないというか、くせ球かコントロールが
なければ、試合では通用しないということかも知れません。
二軍は寄せ集め野手でミスが多く、投手には更に過酷でしたね。
大場以外にも、ドラフト上位で獲った木谷、今年の竹下、風張など
ボールに力があると云われた投手はモノになっていません。
大学、社会人で素材型、ケガ持ちの指名は少し安易な気がします。
赤川の戦力外は残念ですね、これで増淵も日ハムで戦力外、由規は育成、村中はノーコンが直らなければ来年は戦力外でしょか・・・・ドラフト１位が今年優勝したチームに誰１人いなかったのはドラフトの難しさが伺えますね。
こちらでも指摘されてますが、さすがに今年ドラフトした選手を1年でクビにする訳にはいかず力的には変わらない赤川・大場七條・江村が切られたんでしょうね（力的には寺田・中元・土肥とあまり変わりませんけど）
今年は、こういう失敗ドラフトにならないよう編成と小川SDに期待をしたいと思います。
使えない外人に大金を捨て、日本人選手を安易に切り捨てるようなプロ野球界では、いい人材がほかのスポーツに行ってしまわないか心配です。外人ワクを減らし、もっと日本人選手を優先して使うシステムにしたほうが長期的には日本の野球界のタメになると思います。また、近代のプロ野球でベンチ入り25人、一軍28人というワクも少なすぎでしょう。一軍で使われなければ、いい素材も伸びません。実際、燕は延長戦の連続で、今日の試合では徳山投手に代打を出せなかったです。せめてベンチ入りを30人に増やし、もっと日本人選手の出番が増えるようなシステムに変えてほしいと…、個人的には前からそう思っております。
弱虫ジャイアン…１１年対落合竜ナゴド４連戦１ｓｔで燕を優勝戦線から首の皮一枚残させたあの快投が忘れられない！弱虫ジャイアンの奮起が燕の浮上に必要不可欠とまで小川監督に言われていたのに…
バカボン…通算勝ち星は両手の指で数えることが出来ますが(笑)不敗神話やマエケン、内海に投げ勝ったりと何か不思議なモノ持っているなあと思っていたけど…
江村…プロ初勝利はある意味インパクト大きかったかな(笑)被害者の前田智徳氏がそのまま引退したことにより何か悪い影響が出たのかな…
大場…一年目はチームの事情から出番は有ったけど、結局力不足だったのかな…川崎…武内、ユウイチを越えられないようでは…
うぅご…復活はしたんだけどねぇ…
中根…彼を獲得して何かメリット有ったっけ…
アベケン…また来年怪我人続出で第二、第三のアベケンが出ないように…
由規…結局今年は一軍で投げることが出来なかったか…余り焦らせるのもイケないが、来年の７月末までがチャンスかも…
以下はオマケで
ぶっちぃ…いまなみが頑張っているから、ハムさんには悪いことしたなぁ…
リョーヘイ…怪我していなければ、悠平のバックアップでまだ出来るかなぁ…
日高…そんで首の理由が衰えではなくただ単に鷹投手陣の囲いが高いだけ？なら是非取りましょう！弱虫ジャイアン、江村、うぅごは不在、岩橋は病上がりで竹下も安否不明という左不足なら行くしかないでしょう！
今年もこの日が来ましたね…今年のリストはちょっと驚いたかな(笑)一応復活して欲しい人もいたので悲しいけど、結果がでなければしょうがない！やっぱりこれも燕軍団が強くなるため！だから偽さかなクン、山羊、きぃやん、ふるのん、マツケン、中澤、去年のドラフト組は来年相当頑張らないとダメだぞ！
後は野手陣もだけど、そうなると二軍戦が出来ない程クビ候補が多いんだよなぁ(笑)
> saboさんへ
層を厚くするという意味では、今年、来年のドラフトは非常に重要なものとなりそうですね。
> パインさんへ
そうですね。即戦力を期待された投手が箸にも棒にもかからない状態というのはちょっと気になりますね。スカウト陣の眼力に期待したいのですが…
> ｋさんへ
2011年のことを考えるといわゆる「ドラ１四兄弟」がこのような状況に追い込まれてしまうとは思っても見ませんでした。赤川の戦力外は本当に残念です。
チームの戦力は偏っているので今年、来年のドラフトは例年以上に重要になりそうですね。
> 久保田さんへ
そうですね。NPBのルールも毎年毎年検討していく必要はありますよね。
> つばくろまてさんへ
日高は戦力外なんですね？赤川を戦力外にしているのであり得ないと思うのですが、個人的には獲得に動いてほしい選手です。
井野は二次はあぶないですか？
> ーさんへ
こればっかりは分かりませんね。特に捕手については球団も難しい選択を迫られますよね。