山中、杉浦、徳山の投球を首脳陣はどう判断したか?

ヤクルト2-10巨人

今日は消化試合である。大敗となってしまったが、山中、杉浦、徳山のCS以降の起用法を探るゲームとしては良かったのではないだろうか?

先発の山中は、怪我から復帰後2試合目の登板となったが、今日も巨人打線に掴まってしまった。6連勝を達成していた時期の神通力のようなものは影を潜めてしまっている。3回を被安打6(被本塁打1)無四球の5失点という数字が残ってしまった。それでも初回、2回は無失点投球を見せていただけに首脳陣が今日の投球をどう捉えたのか気になる所である。あくまで先発起用なのか?リリーフに切り替えるのか?CSは諦めて日本シリーズに向けて調整させるのか?どのような判断を下すだろうか?

2番手の杉浦は、3回を被安打0与四死球3の無失点という数字を残してくれた。杉浦の今後の起用法も気になる所である。潜在能力の高さは誰もが知る所である。小川、石川、館山の後の先発4番手として起用する事も考えられるだろうか?それともリリーフで待機させるということもあるのだろうか?とにかくフィジカル面の不安が大きいため首脳陣にはしっかり見極めてもらいたい。個人的には石山よりも杉浦を先発の4番手に持っていっても面白いのかな?と感じている。

そして昨日は好投し勝ち投手となった徳山が今日は滅多打ちにあってしまった。1回で5安打を浴び5点を失ってしまった。昨日称賛する記事を方ばかりだったので残念だったのだが、それでも調子自体は悪くないと感じている。CSに向けてしっかり調整してもらいたい。

打線は巨人先発の内海、リリーフ陣の田原、山口、マシソン、澤村には無得点に抑え込まれてしまった。今日は消化試合だったためそれほど気にする必要はないと思うのだが、山口、マシソン、澤村を中心としたリリーフ陣がシーズン終盤に来てから調子を上げているように感じる。今日登板した田原やルーキーの戸根辺りもリリーフ陣にアクセントを加えるという意味では嫌な存在である。やはり巨人は手強いという印象を持つことになったゲームとなった。

そんな中で唯一の得点は6回に山田が宮國から放った38号2ランホームランだった。高めのボール球のストレートを豪快に左中間スタンドに運んでみせた。これで打点も100の大台に乗せてみせた。やはり山田は相手からすると攻め辛い相手なのだろう。この山田が3番にどっかりと座り、ヤクルト打線を引っ張ってもらいたい。打線の調子は上向いてきてはいないが、シーズン最終戦で山田にホームランが飛び出したことはプラスに捉えて良さそうだ。
おそらくCSの鍵を握るのは打線だと思う。巨人も広島も投手陣は強力だし、阪神も先発陣は藤浪を中心に力のある投手がいる。特に巨人と広島の投手陣は先発陣が強力なため、ヤクルト打線が抑え込まれるようだと劣勢に立たされることが予想される。それだけに今後はCSファイナルステージに向けてしっかり調整してもらいたい(特にバレンティンの調子がもう少し上向いてくれればありがたいのだが…)。

とりあえず今シーズンも143試合の記事を書くことが出来ました。毎試合コメントを頂くことが出来、励みになりました。元々ヤクルトの試合を頻繁に観戦できる視聴環境にないこと、仕事や家事、育児もあり、しっかり試合を見れない中での更新となり、他の方のブログに比べて詳細まで書ききれていないと思いますが、皆さんと同じくらい「ヤクルト愛」は持っているつもりです。今後も皆さんと一緒にヤクルトスワローズを応援して行けたらと思っています。とりあえず14年ぶりのリーグ優勝を果たしたシーズンに143試合の記事の更新が出来たことは良かったと感じています。CS、そして出来れば日本シリーズの記事も更新出来たらなあと感じています。
これからは日本一に向けての戦いが始まります。今後とも一緒にヤクルトスワローズを応援していきましょう!


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コメント

  1. k より:

    山中はケガする前に比べて球の力が落ちてるのかもしれませんね、それと相手も研究してきて前回の阪神打線もそうでしたが泳がされて前に突っ込みながらでも高めに浮いてきた球を初球から積極的に狙いにきてますね(広島相手なら、まだ分からないですが巨人相手は厳しいかもしれませんね、特に長野は合ってましたね)
    あと杉浦はスタミナに問題ありますが試合は作れるのでCSの先発は大丈夫でしょうね、これで石川・館山・小川・杉浦・石山の順番ですかね。
    徳山は連投だったので差し引いて欲しいですが真中監督は四球を出す徳山を信用されてないので敗戦処理的な役割が強そうですね。(もしかしたら成瀬・新垣・古野あたりをロングリリーフ要因として入れてくるかもしれませんね)
    それと内海は大舞台になれているのでCSは嫌な存在ですね、巨人の可能性が高いですが出来れば勝ち越している広島に上がってきて欲しいですね。
    最後に今シーズンも毎試合の記事を更新去れて本当にお疲れさまでした。
    143試合連続フル出場ですね(笑)今年だけは日本人シリーズまで続くことを期待してますので、もう少しだけ頑張って下さい楽しみにしております。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    今のメンバーだとCSも正攻法で行くしかないと感じるので、小川、石川、館山に石山、杉浦を加えた5枚の先発陣で勝負する形になりますかね?

    日本シリーズまでブログを書いてみたいものですね。

  3. sabo より:

    143試合の記事更新には頭が上がりません
    本当にすごいです!(私はサボりまくりでした笑
    CS日シリと一緒に応援していきましょう!

    試合の映像を見てないのでなんともいえないですが
    私も石山よりも杉浦を4番手で良いのでは、と思ってます
    フィジカル面の不安も短期決戦ならではの特攻リリーフでカバーできそうですし
    場合によってはリリーフ経験がある石山をリリーフとして起用することもできます
    あとはどのチームも杉浦との対戦経験の少なさで打ち込まれにくそうという期待もあります

    山中は大量失点したとはいえ2回までは抑えてましたし、3回に何か新しい球を試したとかあったりしませんかね?

    短期決戦では捨て試合が無いので
    小川、石川、館山、杉浦、山中を先発でロングリリーフとして石山を準備しておいても良いかと考えたりします

  4. 久保田 より:

    山中投手、徳山投手には、私は巨人打線にワザと打たれる投球をさせたと見ています。山中投手の3回、徳山投手の7回は、中村捕手の配給があまりにも単調でした。つまりは、CSで抑えるためには、どこに投げたら打たれるかを再確認しておくことも大事なワケで…。その役目が山中投手の3回、徳山投手の7回だったと思います。本当に中村捕手の配給、単調ですから。

  5. FIYS より:

    > saboさんへ

    143試合の更新に関しては、自分もよく更新できたなと感じています。

    石山をリリーフに回す可能性もあるでしょうね。

  6. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    中村がそこまで考えてリードしていたならば素晴らしいですね。

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