先日はセリーグの答え合わせを行ったので今日はパリーグの答え合わせを行ってみたい。即戦力予想記事はこちらから→「2015年ドラフト即戦力予想」
投手(パリーグ)
楽天5位 入野 貴大 徳島インディゴソックス 19試合1勝1敗0S 28回 防御率4.18
日本ハム5位 瀬川 隼朗 室蘭シャークス 9試合0勝0敗0S 10回2/3 防御率3.33
今年のパリーグのルーキーは先発としては即戦力となる投手はほとんどいないのではないか?と予想したのだが、結局は新人王を獲得したのは大本命の有原だった。それでも有原の成績は8勝6敗 防御率4.79ということである意味では「想定内」の数字が残った。
正直有原がこれくらいの数字であればリリーフ投手に新人王のチャンスが訪れるのでは?と考えたのだが、リリーフ陣も活躍した投手が皆無だった。これだけパリーグのルーキー投手が結果を残せないシーズンは近年では珍しいのではないだろうか?
入野は開幕1軍入りを果たしたのだが、結果を残せず1軍と2軍を行ったり来たりする状況が続いた。それでもシーズン終盤に1軍での登板を重ね、プロ入り初勝利も記録して見せた。武器である力強いストレートはある程度1軍でも通用するという手応えは感じているのではないだろうか?来シーズンは40試合前後の登板を目指してもらいたいところだ。
瀬川も入野同様開幕直後は1軍でも登板機会があったのだが、その後は2軍暮らしとなってしまった。ルーキーといっても年齢は29歳である。本来であればルーキーイヤーからフル回転してもらいたかったというのがチームの本音なのではないだろうか?もう少し左バッターを抑えられるようにならなければチャンスは巡ってこないかもしれない。
野手(パリーグ)
ロッテ1位 中村 奨吾 早稲田大学 111試合 269打数62安打 21打点 5本塁打 打率.230
オリックス7位 西野 真弘 JR東日本 57試合 191打数58安打 22打点 3本塁打 打率.304
野手に関してはまずまずの人選ができたと思う。特に西野は怪我がなければ新人王の可能性もあったのではないだろうか?
中村は、もう少し打撃の確実性を高めたかったと思うのだが、ルーキーイヤーの成績としては上出来ではないだろうか?セカンド、サード、ショート、外野と様々なポジションをそつなくこなすことも出来るため来シーズン以降ロッテの中心を担っていく選手になるのではないだろうか?来シーズンは今江、クルーズがいなくなるだけにレギュラー獲りのチャンスである。打率が.270くらいになれば使いやすい選手になると思うのだが…
西野は、即戦力予想に名前を上げたもののここまで力強いバッティングを見せてくれる選手だとは思ってもみなかった。どちらかというと俊足を活かした走塁と守備に特徴のある選手だと思っていたのだが、この西野の1番の長所はバッティングだった。骨折での長期離脱があまりにも痛かったのだが、離脱するまでの活躍ぶりはインパクト抜群だった。骨折の後遺症が心配されるのだが、日本を代表する二塁手に成長する可能性もあるのではないだろうか?想像以上に良い選手だった。
パリーグに関しては、甲子園のスタープレーヤーだった西武の高橋光成や日本ハムの浅間大基が高卒ルーキーながら印象に残る活躍を見せてくれた。この2人に関しても将来有望なのではないだろうか?
にほんブログ村
コメント