毎年恒例となっているヤクルトスワローズの来シーズンのポイントを独断と偏見込みで挙げてみたい。昨シーズンの記事はこちらから→「2015年シーズンのポイントは？」
2016年シーズンのポイントは…
①リリーフ陣の整備
・2015シーズンにリーグ優勝出来た1番の要因は秋吉、ロマン、オンドルセク、バーネットが軸となってゲーム終盤の7，8，9回を計算できるようになったことだと感じている。しかし来シーズンはロマン、バーネットが退団してしまったため再度リリーフ陣を整備し直さなければならなくなってしまった。秋吉、オンドルセクに関しても勤続疲労が心配され、昨年のような投球を披露できるかどうかは分からない状況である。
それでも今シーズン並みにリリーフ陣が安定しなければ優勝は難しくなると言わざるを得ない。バーネットの穴を埋めるクローザー候補はオンドルセク、秋吉のどちらかが有力だろうか？そこに新外国人のルーキ辺りが加われば面白いのだが…
クローザーに限らずリリーフ全体を見渡した場合は、上記の3人にサウスポーの久古、中澤、ペレス、右腕の徳山辺りを加えた中での競争となるだろうか？もしかすると石山をもう一度リリーフに戻す可能性もあるだろうか？
上記のオンドルセク、秋吉、ルーキ、久古、中澤、ペレス、徳山、石山の8人辺りでしっかり競り合いのゲームを任せられる投手が1人でも多く現れてほしい。
②山田、川端、畠山、雄平、中村が長期離脱をしない
・野手陣に関しては、不動のレギュラーと呼ばれる選手が揃ってきたことは強みではあるのだが、レギュラーと控えの選手との実力差があまりに大きいため、上記の5人のうち1人でも長期離脱となってしまうとチーム力の低下は免れない状況である。川端は元々怪我が多い選手であり、雄平も野手転向後に大きな怪我を負っているため、コンディショニングには不安な面がある。畠山も体格や年齢面を考えると無理が利かない選手であることに間違いない。山田は相手バッテリーからの厳しい攻めが予想され、死球などによる怪我の確率は決して低くないように感じる。中村も捕手というポジション上怪我は隣り合わせである。
しかしこの5人は誰が欠けてもチームに大きなマイナスをもたらしてしまう可能性が高い。数試合の欠場であれば穴も埋まると思うのだが、長期離脱となってしまうと非常に厳しい状況に追い込まれてしまう。上手く休養なども挟みながら対応していってもらいたい。
③外国人選手の活躍
・ヤクルトというチームはやはり外国人選手への依存度が高いチームであることに間違いない。来シーズンも助っ人外国人選手の活躍は優勝ということを考えれば欠かせないことは間違いないだろう。
投手陣に関しては、ポイント①でも書いたのだが、リリーフ陣の整備に助っ人外国人の力がどうしても必要になってくる。オンドルセクの他にもう1人は確実にリリーフとして戦力になってもらいたい。
野手陣に関しては、今シーズンをほぼ棒に振ってしまったバレンティンの復調に期待したいところである。ポイント②で上げた5名＋バレンティンがシーズン通して活躍すれば相手からすると非常に嫌な打線になることは間違いないと思う。バレンティンに関しては、メンタル面も波が激しいため、チームにとっても色々と影響が出てくる選手なのだが、その爆発力は凄まじいものを持っている。来シーズンはどデカイホームランを沢山見せてほしい。
④杉浦稔大
・最後に杉浦の名前を上げたいと思う。ヤクルトの先発陣は決して強力ではなく、日本シリーズでもソフトバンク打線の前に1人も5回を投げきることさえ出来なかったという事実が残ってしまっている。今シーズンはやはり強力なリリーフ陣に支えられていた部分が大きいと思う。
来シーズンに関しても石川、小川以外は計算が立ちにくい投手が多いように感じる。そこでこの杉浦に期待が集まってくる。先日の2016シーズンブレイク予想でも名前を上げたのだが、しっかり先発ローテを守れば2桁勝利が期待できるだけのポテンシャルを持った投手である。是非ブレイクしてもらいたい。
・来シーズンに関しては、この４つをポイントとさせてもらった。個人的には特に①に注目していきたいと思う。現代野球において７，８，９回を任される投手の重要性は非常に高いものとなっている。正直このポイントがクリアできれば来シーズンも優勝争いには加われると思う。②～④のポイントもプラスされればリーグ連覇も見えてくるはずである。
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2016年シーズンのポイントは？
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コメント
野手は怪我さえなければ現戦力で十分高いレベルなので
やはり投手陣の厚みですね
杉浦は絶対として、石山にもう一皮むけて先発にしろリリーフにしろ柱になってもらいたい
山中も今年がまぐれでないことを見せてもらいたいし
久古や徳山にもシーズン通しての安定さを上げてほしいし、古野も制球が良くなればまた輝くはず
成瀬新垣も球種を増やしたりリリーフも視野にいれるなど変わらなければなりません
とにかく投手陣こそ誰もがチャンスを与えられる全員野球となるでしょう
毎年こちらの来シーズン予想は当たるので私も、ほぼ同じ意見ですね。
おそらく石山はリリーフ転向でしょうね（先発は新人の原と新外国人のデービーズが入るので）オンドルセク・秋吉は確かに疲労が心配なので石山がクローザーにでも成長してくれればリリーフ陣も安定しくれると思うのですが。（新外国人のルーキはちょっと厳しいかなと印象です）
やっぱり野手ではバレンティンの復活が全てかなと思います。
あと個人的には近年のドラフト上位選手が奮起してくれれば戦力アップになるので杉浦・西浦・竹下・風張の4人には常時1軍でいられるようになってくれれば2016年も優勝争いが可能だと思うのですが。
書かれていることのすべてに同感です！ロマンの役目を徳山投手・石山投手に果たしてほしいですね。山本哲投手にも復帰してもらわないと！そして、久古投手・オンドルセク投手・秋吉投手が万全なら抑え・中継ぎ陣はなんとかなるでしょう。バレンティン選手には完全復活を期待しています。それこそ３割・50本・100打点をマークしてほしいです。先発は、石川投手・小川投手・館山投手を軸に、山中投手・杉浦投手・新外人の６人でしょうか？成瀬投手・新垣投手のグレードアップも願っています。原投手も先発争いに加わってきてほしいですね！野手陣は、川端選手・山田選手・畠山選手・雄平選手・中村捕手が今年なみの活躍をし、上田選手・大引選手が不動のレギュラーになることが不可欠でしょう。大引選手、評価は分かれると思いますけれども、あるデータでは大引選手がショートに入るとゲッツー達成率がすごく高いそうです。あとは、今浪選手クラスの打てる内野の控えが、もう一人ほしいです。仮に畠山選手がケガをしたら、武内になってしまうようでは、かなり不安です…。
> saboさんへ
野手は怪我が心配ですよね。
投手陣はやはり層の薄さが気になりますかね。
> ｋさんへ
石山も鍵を握る選手になるかもしれませんね。
竹下、風張が少しでも戦力になってくれれば良いのですが…竹下は厳しいですかね…
> 久保田さんへ
やはり野手陣は層の薄さが気になりますよね。バレンティンが爆発すればすごい打線になりますよね。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151229-00010003-baseballc-base.view-001
先にも書いたことがありますが、ヤクルトの外野は物凄く堅いですよね。
> trefoglinefanさんへ
ありがとうございます。参考にしてみたいと思います。