今季から育成選手となったヤクルトの由規投手(26)が先発からリリーフに転向するプランが浮上していることが10日、明らかになった。
右肩の故障などで11年以来、1軍登板はない。度重なる右肩の故障のため、通常よりも疲労回復には時間がかかる状況。肩への負担を考え、先発よりも少ない球数で済むリリーフで起用される見込みだ。
(日刊スポーツ引用)
昨シーズン復活をかけてキャンプ、オープン戦と一歩ずつ階段を上ってきたが、それでも復活に至らず、今シーズンは育成契約となってしまった由規だが、ここに来てリリーフ転向プランが浮上しているとの報道があった。この報道を見てやはり由規の肩の状態は思わしくないのだな。と感じた。
1試合であればそれなりに投げられることを昨シーズンのオープン戦で確認できたのだが、投げてしまうと肩にダメージが残ってしまう状態であり、シーズン中に投げるまでには程遠い状況なのがうかがえた。そして今シーズンは育成枠となり、ここにきてのリリーフ転向報道である。
宮本賢治2軍監督が「先発であれば、肩のことを考えて10日以上、間隔を空けなければ回復しない。リリーフで1試合おきに登板すれば(右肩の)回復まで時間はかからない」とのコメントを残しているようだが、このコメントを見ただけでも由規の復活が容易なことではないことが分かる。
リリーフとして本人の身体の状態を見ながら大事に起用された例としては、97年の伊藤智仁が思い出される。当時のストッパーだった高津の不調もあり、抑えも任されていたが、接戦の勝ちゲームに毎試合登板する形ではなく、伊藤智の状態を優先して登板していた記憶が残っている。
しかし今の時代、今のスワローズのリリーフ陣を考えたときに1軍でこのような起用をし続けられるのだろうか?こればっかりはやってみなければ分からないと言うところだろうか?チームも由規復活のために出来るだけのことはやってみようという意思は伝わってくる。由規本人も2011年に怪我をして以降出来る限りのリハビリは続けていると思うのだが、結果が付いてきていない。本人はおそらくとても苦しんでいると思う。今シーズンは間違いなくラストチャンスのシーズンとなりそうである。97年の伊藤智仁同様物凄いボールを引っさげてリリーフのマウンドに登ることが出来るだろうか?伊藤智仁が復活した際にはストレートもスライダーもキレキレで短いイニングであれば復活前よりも一段と凄まじいボールを投げ込んでおり、驚愕したことを覚えている。由規にもそんな姿を期待してみたいのだが…
厳しい状況、苦しい状況にあることは間違いないのだが、何とか1軍のマウンドに戻ってきてもらいたい。這い上がれ!
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コメント
由規は依然と厳しい状況なんでしょうね。
私も伊藤智仁と同じ系譜を辿っているように思っています。
今年は中継ぎで二軍でもきっちり登板しておかないと年齢的にも来年が最終年になりそうですね。本当に肩は治らない故障なんだと改めて思ってしまいますがファンとしては復活して欲しいですよね。
今でも球速は出ているので投げられさえすればきっと通用すると思います
あとは状態ですよね。投げるたびに炎症やなにかがおこるなんて。本当に怪我を治すのは難しい
このまま終わるには惜しすぎる
なんとか復活してほしいです
ご無沙汰しました。由規投手には復活してほしいものの、一日置きとか条件付きでのリリーフというのは、今の投手陣の実情から考えても無理がありそうですね…。逆に言えば、リリーフ陣が崩壊しない限りはあり得ない気がします。今年は、オンドルセク・秋吉投手に、久古・徳山・松岡・古野・中澤投手のほか、新外人のどちらか一人、そして石山投手と、決して悪くないメンバーたちに中継ぎ&抑えを任せられます。ですので、私は由規投手には、谷間での先発での復活を期待します。昨年の館山投手みたいな存在になることを願っています。しかしながら、確か5年前、オールスターに由規投手を選出させたことが悔やまれます。あんな無茶をさせるべきではなかったといまだに思いますね。
> kさんへ
やっぱり肩の故障は厄介なんですね。中1日でしっかり投げることが出来るのか証明することが必要ですよね。
> saboさんへ
本当に肩の故障というのは厄介なんですね。
何とか神宮のマウンドに上がる姿を見たいのですが…
> 久保田さんへ
まずは2軍でも中1日での登板が可能ということを証明する必要がありますよね。
オールスターや国際試合をどういった試合として捉えて行くのか難しい所ですね。