竹下の可能性

練習試合
ヤクルト９－２SKワイバーンズ

今日も映像を全く見ていないので簡単にまとめたい。

先発の小川は2回を被安打4（被本塁打１）の2失点という数字が残った。本人のコメントでは逆球が多かったとのことだが、実績は十分の投手である。開幕までに自分のイメージするボールが投げれるように調整してもらいたい。
野手陣では山田にホームランが飛び出した。山田については怪我さえしなければ、今シーズンもしっかり数字を残してくれるのではないだろうか？もう「別格」といった雰囲気が漂っている。「背番号１」を背負う山田の活躍に期待したい。

そして個人的に今日の試合結果を見て注目したいと感じたのだが、2014年のドラ1竹下である。1回を無安打2奪三振と結果を残した。ルーキーイヤーだった昨シーズンは即戦力の期待を背負っていたのだが、怪我もあり1軍で登板することが出来なかった。それどころかフォームも崩してしまい、2軍でもまともな投球が出来ない状況になってしまった。秋季キャンプでも真中監督をはじめとする首脳陣から竹下に対してかなり厳しいコメントが残されていた記憶がある。
こうなると1軍に浮上するのは中々難しいかな？と感じていたのだが、とりあえず打者を相手にしてもそれなりに投げられることを今日のゲームで見せてくれたのではないだろうか？正直完全にフォームを崩してしまったかイップスのような状態に陥ってしまったのではないか心配していたのだが、少なくともそこまでひどい状態ではないようだ。秋季キャンプからここまでに本人なりに調整してきたのだろう。もし竹下がこのままオープン戦になっても結果を残せるようならチームにとって非常に大きな戦力となるはずである。ただでさえバーネットとロマンが抜けてリリーフ陣に不透明な部分が多いのだが、それだけでなく左のリリーフが不足している状態でもある。そこにパワー系の投球ができるサウスポーの竹下が使えるようなら心強い。個人的には竹下についてはほとんど期待していなかったのだが、今日の結果を見た限りでは今後の投球が楽しみになってきた。次はNPBのチーム相手にどのようなピッチングを見せるかに注目してみたい。


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