オープン戦
ヤクルト0-4ソフトバンク
今日の印象はとりあえずソフトバンクが強いなあ。ということである。オープン戦とはいえこれで対外試合14戦無敗とのことだ。チーム内競争が激しさを増しながらも勝つための野球が出来ている。ファンの熱い応援もあり、これまで以上に隙のないチームに仕上がってきている印象である。「モンスターチーム」の誕生間近と言っても過言ではないのではないだろうか?本当に笑いが出てしまうほど強く感じる。
ヤクルトの先発デイビーズは3回0/3を被安打3与四死球4の3失点という数字が残った。数字的には良くないのだが、投球の内容自体はそこまで悪くなかったのではないだろうか?ストレートも変化球もキレ、コントロールともに合格点を与えて良い内容だったように感じる。
しかし昨シーズンの日本一チームであるソフトバンクを抑えるには至らなかった。ソフトバンクの打者が自分の役割を徹底した結果なのではないだろうか?4回の三者連続四球などはソフトバンクの打者の粘りと圧力にデイビーズが根負けしたような印象が残る。その後デイビーズがどのように対処するか見てみたい気持ちもあったが球数が88球を数えてしまったということでやむを得ない交代だったのだろう。
日本シリーズでも嫌と言うほど味わされたのだが、ソフトバンク打線は、迫力があるだけではなく嫌らしさもある。本当に戦いづらいチームである。
リリーフ陣では秋吉が先頭打者に四球を与えたもののその後三者連続三振に抑え、開幕に向けて順調な仕上がりを見せてくれた。オンドルセクが中々結果を残せていない状況にあるため秋吉をクローザーに配置するという選択肢もまだ残っているだろうか?秋吉に関してはここ2年の勤続疲労だけが心配なのだが、今のところストレート威力があり、秋吉らしい投球を披露してくれている。
打線も日本シリーズで抑え込まれてしまった武田を始めとする投手陣に完封負けを喫してしまった。武田からはチャンスも作ったのだが、後一本が出なかった。武田の堂々としたマウンド捌きが印象に残ったのだが、オープン戦とはいえ1点でも獲っておきたかったというのが本音ではないだろうか?個人的にはオープン戦の勝敗を気にするタイプの人間ではないのだが、昨日、今日のソフトバンク戦に関しては、ソフトバンクの強さを再認識させられる結果となってしまった。選手や首脳陣がどのように感じているかは分からないが、私はソフトバンクに対して嫌な印象を植え付けられてしまった。交流戦でも「蛇に睨まれた蛙」状態になってしまいそうで心配である。
そんなゲームの中で今日もアピールを続けたのが、5番センターで起用された坂口である。今日もマルチヒットと気を吐き、オープン戦の打率は4割を超えている。上田、比屋根が思うように結果を残していないこともあるためしっかり守ることが出来れば坂口がスタメンの座を奪う可能性が高くなってきた。怪我の状態に関してはとりあえずバッティングでの影響はほとんどなさそうである。徐々に1試合フルで出場できるゲームを作っていってもらいたい。
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コメント
負けはいいとして1点取りたかったですね
ソフトバンクはパワーもさることながらテクニックもとんでもなく持っていて、、、
まあソフトバンク戦のことは忘れます(笑
> saboさんへ
ソフトバンクはパリーグなので私も一旦忘れることにします(笑)。