ヤクルト５－１０巨人
今日はしっかりテレビ観戦できたのだが、大敗に終わってしまった。石川の乱調と昨日同様のシチュエーションとなった2回に得点出来なかったのが痛かった。
先発の石川は、少しずつボールが甘くなってしまい、滅多打ちにあってしまった。オープン戦最終戦でもそうだったのだが、右バッターのインコースへのボールが投げきれていない印象である。3回にクルーズに浴びたホームランはカットボールが真ん中に入ってしまった。日本ハムの中田に浴びたホームランと同じようなボールになってしまった。4回を被安打８（被本塁打１）与四死球１の5失点という数字は打たれ過ぎである。次回は石川らしい投球に期待したい。
序盤で大量リードを許してしまったため、5回からの継投は、古野2イニング、徳山2イニングという形になった。点差の離れた場面での登板ということでそこまでプレッシャーは掛からない場面だと思うのだが、古野は5回に長短打3本を浴びて2失点、6回にはピッチャーの高木勇に四球を与えてからの長野のホームランでの2失点と散々な投球になってしまった。あまりにも内容が悪すぎた。
徳山も昨日から当たっている小林にタイムリーを許してしまった。与えられた役割をしっかりと果たしてもらいたいのだが…
打線は昨日に続いて繋がりにかけてしまった。高木勇は昨シーズンも苦手としていたのだが、今日の高木勇の調子はそこまで良いようには感じなかった。一番の武器となるはずのカットボールの制球もそこまで良いようには感じなかった。しかし2回の０アウト２，３塁のチャンスを活かせなかったことによって試合の流れを巨人に持っていかれてしまった。試合の大勢が見えた後の7回にようやく大引のタイムリー2ベースと森岡の犠牲フライで2点を返したのだが、焼け石に水である。
2回の攻撃に関しては、先頭の畠山がヒットで出塁すると雄平が2ベースで繋いで０アウト２，３塁という昨日の2回の攻撃と全く同じシチュエーションとなったのだが、坂口の浅目のレフトファールフライでサードランナーの畠山がタッチアップし、本塁で憤死してしまった。まだ試合序盤ということで昨シーズンまでであればタッチアップを狙わない場面だったと思うのだが、今シーズンから本塁でのキャッチャーのブロックが禁止されていることもあり、福地コーチは思い切ってスタートを切らせた。試合の流れが大きく変わることとなってしまったのだが、個人的にはこの判断は問題なかったと思う。あの当たりでレフト亀井、ショート坂本が完璧なカットプレーを見せ、キャッチャーの小林が上手く畠山にタッチしてようやくアウトにした印象である。足の速くない畠山がランナーでも巨人守備陣が100点の守備を見せなければおそらく1点入っていたのではないだろうか？各球団がまだ「コリジョンルール」に慣れていない中でのこのチャレンジは間違っていないと思う。
ちなみに7回にも同じようなシーンがあり、その際には中村がぎりぎりのタイミングではあるが生還して見せた。レフト亀井の返球もキャッチャー小林のタッチプレーもミスはなかったが、それでもセーフとなった。あのプレーでもセーフとなるということはやはり基本的にはかなり積極的に仕掛けてよいと感じる。
2回の場面に関しては、昨日の無得点が頭に残った中での判断ということもあり、もしかすると冷静な判断ではなかったのかもしれないが、開幕2戦目ということもあるので、個人的には大目に見たいと思う。
9回には戸根からチャンスを作り、途中出場していた荒木が走者一掃となるタイムリー２ベースを放ってみせた。2番に川端を置いている以上やはり下位打線からのつなぎが大切になってくる。ランナーを置いて0アウトもしくは1アウトで川端に回せれば大量得点のチャンスも生まれてくるはずである。それだけに1番、8番、9番の役割は重要となりそうである。
開幕3連敗はどうしても避けたいだけに明日の原樹理の奮闘に期待したい。非常にプレッシャーを感じる中での登板となるだけに打線には大量援護をお願いしたい。
巨人ではロッテから移籍してきたクルーズの好調さが目を引いた。今まではそのメジャー仕込の守備が魅力的だったのだが、打撃でも徐々に日本野球にアジャストしてきている。少し怖い存在になりそうである。
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大敗。気付いたことをつらつらと。
2016試合結果
コメント
今年雄平は好調のようですので４番にしていいような気がしました。畠山が前の塁に居たら、雄平のスピードが活きません。そのことでの２日連続の失態は余りにもお粗末に思いました。
このままの打順でもいいのですが、その場合坂口もノーアウトなのだから、フライを打ち上げるのではなく転がすべきだったと思います。最悪３塁ランナが入れ換わればいいのですから。一死で３塁ランナが畠山と雄平では雲泥の差と言えるのが新年度の野球ではないでしょうか。
とにかく野球が昨年と変わり、細かいことが重要になってくることを、もっとしっかり考えて欲しいと思います。ヤクルトは頭のいい野球をしないと勝てるチームではないのですから。
開幕２連敗の感想はチームに緊張感が足りないのとオープン戦の流れでゲームに入ってる感じで勝ちたい意欲に欠けている雰囲気ですかね。
気になったのは中村なんですが打撃の関してはオープン戦と昨年同様で進歩が見えないので７番での打順では得点が取れない（昨日も同じ展開で６番の坂口にチャンスで回っても次が中村だと得点の予感がしない、３ボールからボール球を打ちにいったりでは）中村は８番に戻して坂口は１番にしたり打順の組替えはしてほしいですね（あと畠山も明らかに実戦不足なので４番ではなく５番か６番ですね）
あとリード面でも昨年より勝負を急いでいて（まだ２日ですが）しつこさを感じられない。中村はチームの主力ではありますがチームの顔ではないので縁の下の力持ち的な役割を期待してますが試合を自分でコントロールしたい気持ちが出ていますね（古田の背番号２７を欲しいと言ったり、コメントを聞いてもちょっと天狗になりだしていないか心配ですね）
明日は新人の原樹理なので野手陣が先制点をプレゼントして貪欲に勝ちにいかないと悪いが流れがズルズル行きそうですね。
あとコリジョンルールなので畠山の走塁はチームの方針だと思うので仕方なしですかね。
一番差を感じたのは守備力ですね
２回のタッチアップにしろ亀井にしろ坂本にしろギリギリのタイミングになるプレーで冷静に最善策をとってきます
ヤクルト守備は慌ててて落ち着きなくてロスが多いなと
ビジターということもありますが、、、上田大引川端はもっと上のレベルの守備を目指さないと、、、
ただ思ったより坂口の肩と守備が良かったのでそこは好材料ですね
試合球が違うのかって思ったのは自分だけか？
４月は毎年苦しむから何とも言えない。
1番センターはやはり坂口がやるべきだと思いました。
バレンティンが来るまでは、レフトは荒木にしたほうがいいと思います。
はっきり言って、1番上田は萎えます。守備固めか代走で充分な選手だと思います。
日曜日は、原樹里が悪い流れを断ち切れば、これから勢いもついて変わっていくと思うので、そこに期待しています。
雄平と畠山の打順を変えるのは、私も賛成ですね。
そうすれば、畠山が長打を打ったら、雄平ならば進塁しやすくなると思います。
イメージにとらわれたような、変えない野球では飽きます。
初戦と同様、敵地開幕の影響を感じましたね。
ビジターでもあり、無難に自分たちの野球をやろうとして残念な結果になってしまいました。
1番上田、4番畠山などは、形を整えただけです。
中村も、先の事に意識がいっていて、足元が疎かになっている気がします。
昨年良かったのは結果の話であって、必死さが無くなれば勝てません。
打席でも結果を欲しがる余裕の無さを感じますね。
鰹、ふるぽん、とくさん…何も言えない。
サカローもチャンスで打って欲しかった…
アラポンのタイムリーは嬉しいけど、この調子が持続するかなぁ？
今日はジュリーかな？新人に期待させるのは酷だけど何かを変えて欲しい！
> trefoglinefanさんへ
「ヤクルトは頭のいい野球をしなければ勝てない。」同感です。
> ｋさんへ
中村が空回っていますね。まずはヒット１本とチームの１勝ですね。中村はそういう目で見られる立場になったということでしょうか。
> saboさんへ
近年巨人が安定して強さを維持できているのは、昨日のような守備にあるのかもしれませんね。自分のやるべきプレーを分かっている印象です。
> でぶちゃんさんへ
昨シーズンの開幕直後も同じことを感じたのですが、公式球の反発係数の話題が急になくなってしまったので調べようがないんですよね…このへんのルールやレギュレーションの変更についてはファンとしては気になりますよね。
> 医者さんへ
真中監督は「変えられる監督」だとは思います。苦しいチーム状況の中でどういう策を使ってくるか真中監督の腕の見せ所ですね。
> パインさんへ
まだどういったプランで戦うか見えてきませんね。開幕したものの手探り状態が続いていますね。
> つばくろまてさんへ
野手陣の主力に結果が出ていること、小川、原樹理が好投したことなど明るい材料が全くないわけではないのですが…リリーフ陣の状況は心配ですね。