ヤクルト５－６中日
序盤で成瀬が失点を重ねてしまい、苦しい展開となったのだが、中盤から追い上げ、そのまま一気に逆転するチャンスはあったのだが、大事な場面でことごとく打線にブレーキがかかってしまった。
今日の成瀬は厳しかった。ボールにキレがないので打者にしっかり付いて来られてしまった。今日も慎重に投げようとしている姿は感じられたのだが、いかんせん軸となるボールが１つもないのでは1軍レベルでは通用しない。追い込んでも簡単に打ち取ることが出来なかった。
2回に杉山の2点タイムリー3ベースで先制を許すと3回には平田にタイムリー2ベース、4回には大島にタイムリー3ベース、荒木にタイムリーを許し、結局5回を被安打６与四死球５の5失点で降板となってしまった。コントロールが定まらなかったというよりは少しでも甘く入れば打たれてしまうようなボールしか投げられなかったためこういった投球内容になってしまったと考えた方が良いのではないだろうか？ここ2試合安定した投球を披露してくれていただけに今日のナゴヤドームでの中日戦であればそれなりに試合を作ってくれるのでは？と期待していたのだが…非常に残念な投球になってしまった。
ここ数試合なりふり構わない継投策が続いていたこともあり、今日は6回から8回2アウトまで松岡が投げることとなった。7回にナニータの犠牲フライで決勝点を与えてしまったのだが、よく2回２／３を投げてくれたと思う。先発陣もリリーフ陣も火の車状態である。この状況をどうやって打開すれば良いのだろう？絶対的に頭数が不足している。
打線は序盤は中日先発のバルデスの前に苦しんだ。このバルデスは、日本人にはいないタイプの変則サウスポーであり、昨シーズンから厄介な投手だと感じていた。39歳という年齢を感じさせないキレのあるストレートとテンポの良い投球で自分のペースを形作ることが出来る投手である。ストレートは130キロ台中盤から後半が多いのだが、明らかに打者が差し込まれる場面が目立ち、テレビで見ていても球速表示以上のスピードを感じることが出来る。4回まではパーフェクトに抑え込まれてしまった。
5回にバレンティンが四球を選びパーフェクトを免れると2アウト後に今日バルデス対策でスタメン出場となった飯原にチーム初ヒットとなる2ランホームランが飛び出し反撃ののろしを上げた。構え遅れずストレートをしっかり捉えてみせた。この一発で一気に流れが変わることとなる。
6回には代打比屋根、大引の連打で0アウト２，３塁のチャンスを作ると坂口に2点タイムリー3ベースが飛び出し、1点差に詰め寄ると、7回には0アウト満塁から大引のショートゴロダブルプレーの間に1点を上げ同点に追いついてみせた。
０－５から５－５まで持ってきたのだからよく追いついたと言いたいところなのだが、４－５としてからはチャンスを作ってもブレーキがかかってしまい、一気に試合をひっくり返すことが出来なかった。
6回は0アウト3塁から山田が三振、バレンティン四球の後の川端がショートライナー、畠山がショートフライで同点のチャンスを逃し、7回は上記の通り0アウト満塁で1点止まり、勝ち越しを許した直後の8回には1アウト2，3塁で畠山、代打今浪がピッチャーゴロに倒れてしまい、同点、逆転のチャンスを逸してしまった。これだけチャンスを逃してしまうとファンとしてはストレスが溜まってしまう。6回も7回も8回もチャンスで上位打線、主力に打席が回ってきていただけに非常に残念な結果となってしまった。
先発の成瀬も終盤の勝負どころでの打線も「残念」という言葉がもっともしっくり来るように感じる。明日以降も苦しいゲームが続きそうである。
P．S 勝負所でブレーキとなってしまったヤクルト打線だったのだが、やはり今浪は雰囲気があった（ピッチャーゴロに打ち取られてしまったのだが…）速球派福谷のボールもしっかり見極めることが出来ていたように感じる。
中日の新守護神田島が素晴らしいボールを投げている。正直ルーキーイヤーの活躍は低反発球の恩恵であり、もうその頃のようには輝かない投手なのかな？と感じていたのだが、力強いストレートと切れ味鋭いスライダー、そして空振りが取れるフォークと見事なボールを投げ込んでいる。ちょっと驚いている。
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勝負所でブレーキ、ブレーキ、ブレーキ
2016試合結果
コメント
毎日毎日、ハラハラドキドキな試合展開ですね。たまには余裕な気持ちで試合を見たいかな(^_^;)
打順も変えてきたものの、中々上手くいかないですね。思い切って、山田さんを1番に持ってきてはいかがでしょうか？山田さんは盗塁も出来ますし、本塁打でなくてもヒットは確実に打てる方なので、悪くないと思うんですよね。そして、調子の良い今浪さんをローテに入れればどうかなとも思っているのですが(・_・;)
後は投手陣ですよね…韓国二刀流のハ・ジェフン選手を育成目的であろうがなかろうが獲得するよりも、まずは投手を育てましょうよと思います(-_-)ジェフン選手は二刀流と言われてるけど、打撃中心ですよね。正直、う～ん…という感じです。私としては、ジュリアス投手に期待しています。早く1軍デビューを目指して頑張って欲しいです。
後、成瀬さん…FA宣言をした時に、ロッテの人達に『あの引き留めておけば良かった』と後悔させるようなピッチングをして欲しいですね。
終盤チャンスの連続で逆転してもおかしくなかったですが、やっぱり先発が５点も取られ追いかける展開ではひっくり返すのは難しいですね。
打線に関しては畠山待ちになってきましたね、どうしても山田・バレンティンの出塁率が高いので６番の彼が打点を稼がないと勝てなくなりますね。打順は５番川端・６番坂口・７番畠山にすると下位打線にも厚みを持たしたいですね（上位には足のある比屋根や山崎を起用したいですね）あと雄平は小川前監督時は最初２番起用だったので試しに上位で起用しても面白いかもで打順が変われば気分転換にもなりますしね。
それと中村は５月にヒット５本しか打ってないので二軍で再調整させて欲しいですね、８番９番が自動アウト状態では繋がらないし先発投手は打たれまくるので誰キャッチャーやっても同じなので打撃がいいキャッチャーを使うべきですね、井野も田中雅にもベテランだけどチャンス与えて欲しいですね（成瀬はロッテ時代のバッテリーの田中雅でいいと思いますし小川と井野の組み合わせも面白いと思うのですが）
ナゴヤドームで２試合どちらか山中・原が好投して欲しい願望しかないですけど、どちらか１試合は取りたいですね。
結果論ですが、最初から松岡投手を先発させておいたほうがマシだったようですね。打順も大きく変えたように投手陣の役割も見直す時期が来たような気がします。村中投手か松岡投手を先発に回し、成瀬投手は負け試合のロングリリーフ要員にしてみてはどうでしょうかね？もうファームから上げてくる投手もいない感じなので、とにかく今の一軍の投手陣に頑張ってほしいです。
コリジョンでサードランナーの本塁帰還率が上がっているのに、、、もったいないというか。
主軸でも打てない日はあるものですが内野ゴロか犠牲フライで1点でも入れば、、、。
成瀬は左には滅法強いんですけどね。いっそ右には右で投げろと思うくらい笑
今日の先発は山中。一番信頼できる先発だと思ってます
せっかく松岡が勝ち継投を休ませてくれたので今日はきっちり勝ちたい
今のヤクルトには他の日に先発予定の投手をベンチに入れる余裕など全然ない筈です。さっぱりあてにならない先発投手の為に、何のために一軍の枠を割かなければいけないのでしょうか。先発３人の枠以外の投手は、中10日にすればいいのです。
そういうことを体系的にやらないから、勝ち試合であろうが負け試合であろうが、秋吉とルーキばかり毎日使わなくてはいけないのではないでしょうか。
この日に３人のブルペンを休ませたら、右は松岡しか居なかったという訳ですね。どうして敗戦処理の右投手が他に居ないのでしょうか。秋吉とルーキを休ませれたのは良かったのだが、そのしわ寄せが松岡に行き、次の試合からはまた秋吉とルーキの連投、勝っていても負けていても秋吉、ルーキ、点差があろうとなかろうと秋吉、ルーキになりそうで怖いです。
> スワローズ愛が止まらないさんへ
本当に徒手を育てることが出来なければ暗黒時代逆戻りもあり得ますよね。高橋、ジュリアスは４，５年後どんな姿になっているでしょうか？
> ｋさんへ
中村がこんなに苦しむとは思いませんでした。今シーズンはさらに飛躍するシーズンになると思っていたので…今日はバットで貢献しえくれましたね。
> 久保田さんへ
本当に投手がいないので、シーズン中ではありますが大幅な見直しを検討しても良いかもしれませんね。でも見直すことすら出来ないくらい頭数が足りませんが…
> saboさんへ
そうですね。今シーズンの野球は0アウト、1アウトで3塁にランナーを進めることが今まで以上に重要になっていると思うのですが、このゲームではそのチャンスを活かせませんでしたね。
> trefoglinefanさんへ
これだけ投手がいないのであれば既存の枠から外れたような起用法も考えたほうが良いのかもしれませんね。
投手が足りませんね。