中日は9日、谷繁元信監督(45)がシーズン途中で休養すると発表した。
成績不振が理由で、谷繁監督を支えてきた佐伯貴弘守備コーチ(46)も休養することになった。監督代行は森繁和ヘッドコーチ(61)が務め、同日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)から指揮を執った。
(スポニチアネックス引用)
試合前に中日の谷繁監督の休養が発表された。成績不振による休養ということで事実上の解任と言って良さそうだ。谷繁監督に関しては、厳しいチーム状況の中選手兼任監督として中日に新たな風を吹き込もうと奮闘していたと思うのだが、あまりに戦力に恵まれなかった印象である。就任前に記事も書いていたので貼り付けておきたい。→「谷繁新監督と落合GM。そして相川はどうなる?」私が予想していたよりも落合GMの存在が機能しなかったように感じる。
古田氏が選手兼任監督になったときにも感じたのだが、ベテランの多いチームを選手兼任の若い監督が指揮することはとても難しい事なのかもしれない。今まで一緒にプレーしてきた選手をどうしても優先して起用したくなる部分もあるように感じる。古田氏も監督時代はベテランに期待しすぎる部分があったように記憶している。
谷繁監督も元々野球偏差値の高い選手だと感じるのだが、監督として谷繁色のようなものを最後まで見せる事が出来なかったように感じる。但し落合監督から高木監督にバトンタッチし、これまでチームを引っ張ってきた選手が高齢化する中で迷走していた中日の監督を引き受けることはかなりリスキーなことだったと感じるだけに汚れ仕事をよく頑張っていたのではないだろうか?是非またコーチ、監督としてグラウンドに戻ってきてもらいたいと感じる。「監督失格」の烙印を押すのは早過ぎるのではないだろうか?
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コメント
なんか古田の時と同じで兼任監督は成功しないのと成績も辞め方も似てるかなと感じましたね。
成績不振でファンからの批判に球団が耐えきれずの解任は仕方なしかと思うのですが、野球への考え方などは賛同できる部分は多いので個人的にはヤクルトで宮本慎也監督で谷繁にはバッテリコーチやヘッドコーチなんてしてもらえると嬉しいですが(可能性は低いですけど)。
岩瀬もDeNA戦で打たれたのを見ると引退も近づいていると思いますし浅尾も二軍のままだし中日の黄金時代は完全に終わって暗黒時代に突入したかなと思いました。
ヤクルトも30才以上が多いことを考えると世代交代を上手くやらないといけませんね。
前半戦ならばまだ分かるが8月に実質更迭はドン引きです
そもそも前評判から今年の中日の戦力では厳しい戦いになると分かっていたわけだし
> kさんへ
中日がこれだけ迷走するのは私がプロ野球に興味を持ってから初めてのことだと感じています。どうやって立て直しますかね。谷繁監督はまだまだ若いのでこれからですね。解説者としての姿も見てみたいですが…
> saboさんへ
本当に谷繁監督は汚れ仕事を頑張っていたという印象です。