2017キャンプ①

今日はこれまでのキャンプを振り返ってみたい。

まず触れなければならないのが、怪我人についてである。スポーツ選手にとっては怪我は付きものの為ある程度は仕方ない部分もあるのだが、川端の椎間板ヘルニアによる離脱は非常に心配である。まだ精密検査の結果が出ていないため詳細は分からないのだが、あまり良い状況ではないことは間違いなさそうである。手術が必要で長期離脱ということになってしまえばヤクルトにとっては大きな戦力ダウンである。元々怪我の多い選手ではあるのだが、そのバッティングは天才的であり、代えの利かない選手の1人である。川端離脱となってしまえば先発オーダー含め、戦い方自体を再考しなければならなくなる。まずは検査結果を発表を待ちたいところである。
その他では、ドラ１ルーキー寺島が左内転筋の筋膜炎で離脱となってしまった。楽しみにしていた投手なだけに残念ではあるのだが、個人的には元々即戦力として起用するには早過ぎると感じていたため、この怪我をあまりマイナスに捉えずにしっかりと身体作りをするところから始めてもらいたい。

怪我人情報以外は「2017年キャンプのポイント」の記事に沿って書いていきたい。

①投手陣のサバイバルゲーム
・まずは小川、石川、山中辺りがしっかり調整出来ていることはプラスポイントだと感じる。この３投手に関しては、しっかり開幕ローテに入ってきてもらいたい。
その他の先発を期待されている投手の中では、館山、村中、原樹里辺りがまずまずのスタートを切ったと言えるだろうか？この３投手がオープン戦でも結果を残せるようであれば多少投手陣の層は厚くなりそうである。
ルーキー、新外国人投手に関しては、来週以降の記事で詳細について触れることになりそうである。今シーズンがいきなり勝負となる菊沢が結果を残せなかったのは残念だった。昨年は主に軟式でプレーしていたということもあり、ボールの違和感などもあるのかもしれないが、そんなことを言っていられる立場の選手でもないためとにかく結果が欲しいところである。まだ実戦登板は１試合だけとはいえ、菊沢にとっては、その１試合が非常に大事である。次の試合で結果を残せなければ２軍落ちの可能性も低くはない。是非結果を残してもらいたい。
リリーフ陣の中では、秋吉、平井、石山辺りが結果を残している。石山に関しては、今日の報道を見ていると首脳陣はリリーフ起用を考えているようである。ルーキーイヤーの時に力でねじ伏せていた頃の石山の姿が再び見られるだろうか？もし勝ちゲームで使えるようであればチームにとっては大きな戦力となりそうである。

②大引VS西浦、谷内
・西浦、谷内に関しては、今キャンプここまで奮闘しているのではないだろうか？与えられたチャンスを活かそうと必死になっているのは伝わってくる。川端の状況によっては、三塁手での起用も考えられそうだし、畠山、グリーンの状況によっては一塁手での起用もあり得るかもしれない。とにかくキャンプ、オープン戦では与えられた役割をしっかりこなしてもらいたい。２人とも間違いなく成長している。

③畠山VSグリーン
・まだあまり書くことはないのだが、２人とも今のところ結果は残せていない。畠山に関しては、慌てる必要はないのだが、グリーンに関しては結果が欲しい。おそらく実戦はまだ今日のゲームだけだと思うので今後のゲームを注視していきたい。
畠山、グリーン以外では、長打力のある鵜久森が結果を残している。スタメンとしてもワンチャンスあるだろうか？その他では前ロッテの大松の獲得が正式に発表された。畠山、グリーンのどちらかがレギュラーを確保することがチームにとっては一番のような気がするが、開幕時にスタメンを獲得するのはどの選手になるだろうか？

④中村VS西田
・この２人の争いはやはり面白い。中村が練習試合では打撃でもアピールしているためレギュラー争いに関しては、中村が一歩リードしているだろうか？西田も長所であるバッティングでアピールしたいところである。バットでアピールすることが出来ればファーストでの起用も考えられるのではないだろうか？

⑤出でよスピードスター
・体調不良で離脱した上田が今日の練習試合で猛打賞と結果を残したようだ。チーム方針などもあると思うのだが、個人的には２０１２年シーズンのキャンプ、オープン戦のような塁に出たら常に盗塁を狙うようなギラギラした気持ちでゲームに出場してもらいたいと感じている。比屋根にも同じことを期待したい。２０１２年シーズンのキャンプでの上田VS比屋根の競争はお互いが我武者羅で面白味があった。坂口に勝てる自分の長所をアピールしていってもらいたい。
山崎に関しては、今キャンプではまだアピール不足だろうか？

キャンプ、オープン戦に関しては、記事を書けるときに少しずつ更新していきたい。


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