外国人枠争い、遊撃手争い一旦決着!

オープン戦 ヤクルト5-4西武

まず試合前に状態の上がらないイム・チャンヨンが無期限で2軍で調整することが決まった。現状ではこの判断は、無難なものだと思う。キャンプ前には最も1軍に近い位置にいると考えていたが、怪我での出遅れもあり2軍スタートとなった。調整遅れのため2軍からのスタートと言われているが、他の4選手が想像以上に結果を残したのも大きな要因と考えられる。クローザーという特殊なポジションを任せられていたイムの離脱は心配ではあるが、個人的には理想的な決着だったと感じている。他の4選手にはシーズンでも大活躍を期待したい。イムにもシーズン中に間違いなくチャンスは巡って来ると思う。焦らずに調整に励んでほしい。

そして今日の試合では、遊撃手争いの本命川端が復活したことにより、遊撃手争いも一旦終結となりそうだ。昨シーズン終盤にレギュラーを獲得しながらも左手の怪我で長らく戦線から離脱していた川端が開幕目前にして戻ってきた。イースタンリーグでのホームランに引き続き、今日は走者一掃の3ベースと2点タイムリーヒットでチームの全得点となる5打点を荒稼ぎした。とても嬉しいニュースである。これまでは、開幕は絶望的との報道もあり、苦しい立場に追いやられていたが、山田、森岡が調子を落としてきたときに復帰し結果を残したことで開幕スタメンは確実と思われる。後は実戦での感覚を早く取り戻してもらいたい。そして怪我には十分気をつけてほしい。
今までしっくりとした打順が想像できなかったのだが、川端の復帰によってだいぶしっくりとした打順が組めそうである。私のオススメは…
1番 センター 上田
2番 セカンド 田中浩
3番 ショート 川端
4番 ファースト 畠山
5番 レフト ミレッジ
6番 サード 宮本
7番 ライト バレンティン
8番 キャッチャー 相川
9番 投手
という打順である。3番に安定感のある川端を入れ、ミレッジは5番に回し、上田、田中浩とミレッジ、宮本の2つの1,2番コンビを作るイメージが私の中で最もしっくり来る打順である。バレンティンは波が激しいためやはりクリーンアップ以外の打順で気軽に打たせたい。
現実的には、3番ミレッジ、5番バレンティン、7番川端が有力だろうか?この打順も両外国人が機能するようならとても面白い組み合わせである。2人しかいない左バッターを散らして配置することができるのもプラスのポイントである。川端の復帰により打線としての厚みが増したように感じる。

投手陣は、先発の村中が6回を被安打7与四球3の3失点。前回の登板のときも感じたが本調子ではない中でよく粘っていると感じる。一つ成長してきているのではないだろうか。
2番手館山は1回を三者凡退。左足首の関節炎が心配されたがしっかり投げてくれた。焦らずに戻ってきてほしい。
3番手山本哲は、1回を被安打2与四球1の1失点。久しぶりに失点をしてしまった。開幕1軍に残れるかどうか微妙な所である。
4番手の増渕は1回をノーヒットの無失点。イムがいないなかで抑え候補にも名前が挙がっている増渕が今日は、9回のマウンドを任された。個人的には増渕は先発で起用してほしい気持ちが強いが、今のチーム事情を考えると中継ぎ、抑えでの起用もありそうである。与えられたポジションでしっかり結果を残してほしい。今のチームにとっては非常に頼もしい存在となりそうである。

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村







コメント

タイトルとURLをコピーしました