ヤクルト８－３阪神
このゲームはハイライト映像でしか確認していないので簡単にまとめたい。
今日は相手チームのことになってしまうのだが、阪神の藤浪について少し触れてみたい。このゲームは、3回０／３を被安打３与四死球４の4失点で降板となった。ヤクルトはこの藤浪を苦手としているのだが、昨シーズン、今シーズンの藤浪は明らかに自分でもボールを制御できない状況に陥っている。それでもそれなりの数字を残してしまうのは、藤浪の凄さなのだが、今現在藤浪は、持っている能力の半分ほどの力しか出せていないのではないだろうか？
右バッターに対してのインコースのボールが抜けてしまうため、危険球まがいのボールが増えてしまっている。本人もキャッチャーも首脳陣も頭を悩ませているのではないだろうか？
藤浪は本来であれば大谷と同格に語られるべき投手だと思うのだが、現在はあまりのノーコンっぷりに評価自体出来ないような状況である。しかし150キロを超えるストレートが制御されずに向かってくると言うことは相手チーム、ベンチの頭も悩ませている。このゲームでは、坂口、藤井、雄平、今浪と4人の左打者を起用し、藤浪を崩しにかかった。やはり今の藤浪を打ち崩せるのは左打者だと感じるため、この起用は良かったのではないだろうか？
そして結果的にもその左打者が藤浪を打ち崩して見せた。3回に制球に苦しむ藤浪から2アウト２，３塁のチャンスを作ると雄平が藤浪の変化球をライト前に運ぶ2点タイムリーヒットを放ち、逆転に成功するとバレンティンが四球で歩いた後、今浪もインコースのストレートをしっかり捉える2点タイムリー3ベースを放ってゲームの流れを掴んで見せた。
雄平も今浪も素晴らしいバッティングだったのだが、特にインコース低めのストレートを捉えた今浪のバッティングは秀逸だった。あれだけ荒れている藤浪のストレートに恐がらずしっかり踏み込んで力負けせずに弾き返してみせた。真中監督の先発起用に応える一打となった。こういう選手が活躍するとチームの流れは良くなってくる。
山田の3ランも大きかったが、今日は藤浪を捉えた雄平、今浪のバッティングが印象に残った。それにしても藤浪は今後どうなっていくのだろうか？個人的に高校時代から素晴らしい投手だと感じていただけにこの試練を乗り越えてもらいたいと感じている。
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藤浪の闇
2017試合結果
コメント
藤浪は中村に死球してから荒れてしまいましたね。ああなってしまうと後から出てくる投手も投げづらくなってしまい試合自体も荒れますよね。
個人的には藤浪はイップスだと思っているのと（沢村もイップスで二軍ですしね）元々のクロスステップを矯正したのが原因かなと感じてます。あと阪神首脳陣もDeNAとヤクルトにしかぶつけてきませんし、あれだけのノーコンで荒れ球が持ち味では何年も先まで一軍ではやっていけないでしょうね（プロ野球の興行ですから荒れる試合はファンと周りの選手への事を考えた起用をして欲しいですね）
あと今浪いると打線が機能するのが分かりますね。
この日は采配も冴えまくりでした！特に雄平に逆転タイムリー出た直後の雄平初球盗塁ですね！相手バッテリーの隙をつく巧みな攻撃！恐らくミーティングで打ち合わせしていたんでしょう。あのサインプレーこそが藤浪へ最後のノックダウンを食らわせる最大の伏線でした
藤浪はトレードなどで大きく環境を変えた方が良いのでは？阪神の投手育成上手いチームのはずですけど年々制球が悪化してる以上もう阪神で打てる手は撃ち尽くしたんじゃないでしょうか？一番怖いのはいつかデッドボールが頭に当たりそうなことです。最悪の自体は避けねば。素人目線ですがメンタルよりもフォームの問題と思います。
> ｋさんへ
流石に今の藤浪は荒れ過ぎですよね。ヤクルトの選手ではないのですが、心配になるくらいです。
> saboさんへ
阪神も藤浪の起用法は迷うでしょうね。あまりに抜け球が多いようでは使い辛いのは間違いないでしょうね。