ヤクルト2-3広島
ブキャナンー野村ということでロースコアの展開に持ち込めれば、勝機があるかな?と感じていたのだが、2回に5連打で先制し、野村は腰の違和感で3回で降板という状況になり、序盤はヤクルトの流れでゲームが進んでいた。しかし2番手薮田を打ち崩せず、ブキャナンも踏ん張りきれず、逆転負けとなってしまった。終わってみれば2回のチャンスで一気に試合を決めきれなかった事が敗因という事になるだろうか?日曜日の阪神戦を逆転で落としていただけに今日の負けも非常に嫌な負け方である。
先発のブキャナンは今日も調子は悪くなかったと思う。特に初回は抜群の立ち上がりだった。それだけに5回3失点で負け投手になってしまったのはもったいなく感じた。今日もハイライト映像でしか見ていないので分からない部分もあるのだが、多少球が上ずっている部分もあったのだろうか?思った以上に広島打線に粘られてしまったり捉えられてしまったりする場面が目立った。球速も出ていただけにファストボール系のボール中心に組み立てたとは思うのだが、中村には、もうほんの気持ち緩急を意識して配球してもらっても良かったのかもしれない。
ブキャナンで落としてしまったのは痛いのだが、今日打たれてしまった事を次のゲーム以降に活かしてもらいたい。
リリーフ陣は近藤ールーキーギルメットと無失点リレーで繋いでみせた。おそらく近藤は右ひじの状態と相談しながらの起用ということもあり、これ以上登板過多になると厳しい部分もあるのではないだろうか?そうなるとどうしてもルーキにしわ寄せが行ってしまうのだが、このルーキの負担を少しでも減らすべく、ギルメットが今日は三者連続三振を奪う完璧な投球を見せてくれた。近藤、ルーキの負担が増えすぎないようにギルメットにもフル回転が期待される。
打線は2回に先頭の雄平からバレンティン、大引、武内、中村と5連打が飛び出し、2点を先制してみせた。苦手野村相手によく繋がったのだが、2点を先制し、なおも0アウト満塁という場面を作りながらブキャナン三振、坂口ファーストゴロ、藤井ライトフライと抑え込まれてしまった。ブキャナンは仕方ないのだが、坂口、藤井には仕事をしてもらいたかった。このイニングにもう一本ヒットが出ていれば、もっと違った展開になったのではないだろうか?
その後も3回、6回、9回と先頭打者が出塁するなどしてチャンスを作ったのだが、チャンスで一本が出ず、結局10安打を放ちながら2得点という効率の悪い攻めになってしまった。4月のような大不振という印象はないのだが、こういった拙攻が続いてしまうとチームの勢いは削がれてしまう。
21日の阪神戦、今日の広島戦とセットで考えるととても嫌な負け方である。
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コメント
今年は大事な場面で犠牲フライが打てませんねぇ。
日曜の山田も今日の中村も・・・
まあ相手も犠飛だけは打たせないという配球をしてくるので難しいのは分かりますが、それが出来ないとAクラスは見えてこないですよね。
こう得点出来ないともう一人助っ人大砲必要か?と思ってしまいますね
ここにきてギルメットが良い働きをしてくれています
しかしどんなに良いリリーフでも100パーセント抑えるのは困難
なんとか打ち勝つ試合を作る事でリリーフ負担を減らしたいです
苦手なビジターで去年から勝ててないマツダでしたので、得点圏打率も悪くチャンスで打てない残塁の山は今年を象徴するかのような当然の負けゲームでしたね。
ブキャナンは打たれましたが投手陣はオープン戦の時から頑張ってるので責められませんね。やっぱり山田が打てて打撃陣を牽引してないのがチーム全体に影響を与えているとしか思えないですね。
チャンスで一本打てる為には狙い球を指示するとか打線を入れ替えたり作戦面で工夫したりするしかないのですが、やりつくした感はありますしね。チャンスでの打席を見るとボール球を振ってカウントを悪くしてる傾向があるのと坂口の出塁率がいいのに得点に結びついてない事と(坂口は走れないので投手にプレッシャーが掛からない)山田の打点が少なく逆に得点が多いのを見ると、前から言ってますが山田1番の方が機能するような気がするんですよね。
今日は石川ですが中5日とストレートの球速が落ちてるので五回持つか疑問ですね、館山で良かった気がするのですが・・・・厳しいゲームになりそうですね。
> ーさんへ
チャンスで畳みかける事が出来ませんでしたね。もう少しチームとして得点圏打率を上げてもらいたいですよね。
> saboさんへ
打線が投手陣を援護する試合がもう少し増えてくるといいですよね。
> kさんへ
やはり今シーズンの山田は厳しいですかね?三振が多いのは気になりますよね。
チャンスで打てないのは基本的には選手の責任なのかな?と感じますが、開幕当初よりは打線の調子は上向いていますよね。