柳田も石川柊太も凄いな…7連敗。

ヤクルト１－４ソフトバンク

昨日三塁線にピタリと止まるサヨナラ打を放った柳田が、今日は気分良く豪快に2本塁打4打点の活躍でヤクルト投手陣を粉砕した。石川からのホームランも成瀬からのホームランも物凄い打球だった。
そしてソフトバンクの先発石川柊太も150キロを超えるストレートとスライダーを軸にしたTHE本格派な投球でヤクルト打線を抑え込んでいった。柳田も石川もスケールの大きな選手である。

ヤクルトの先発石川の調子は悪くなかったのではないだろうか？というよりもまずまず良かったのではないだろうか？しかし3回にヒット2本でピンチを招くと柳田への初球が甘くなってしまった。柳田に完璧なタイミングで捉えられると打球はライトスタンド上段へ消えていった。ぐうの音も出ない。完璧な打球だった。
しかし石川はこの一発以外は、大きな失投もなく6回3失点でまとめて見せた。石川に期待される投球はこのような投球なので個人的には合格点を与えたいのだが、石川本人は悔しい気持ちで一杯なのではないだろうか？気合の入った投球だったとは思うのだが、勝利には繋がらなかった。

リリーフ陣に関しては、これまた柳田にホームランを浴びてしまった成瀬の起用法をもう一度考え直して欲しい。やはり今の成瀬がリリーフに向いているとは思えない。あくまでも先発で調整させ、それでも先発争いに敗れてしまうようであれば、その時チームとして成瀬の処遇を検討すれば良いのではないだろうか？それとも成瀬自身がリリーフを希望しているのだろうか？よく分からないのだが、私は成瀬は先発タイプだと思っている。

打線は、バレンティンをDHで起用し、1番山田、2番坂口、3番雄平、4番バレンティン、5番グリーン、6番大引、7番上田、8番中村、9番藤井と組み替えたが、わずか3安打に抑え込まれてしまった。期待のバレンティン、グリーンで合計6三振と全く打てる気配がなかった。
そんな中で9番サードで起用された藤井にプロ入り初ホームランが飛び出したのが、わずかながらの光明だった。まだ打率は2割台の前半だが、バッティングフォームが固まってきており、しっかりスイングをしながらも1軍の投手のボールにコンタクトできるようになってきている。俊足選手にありがちな当て逃げのようなバッティングではなく、強くスイング出来ているのは、今後に期待を抱かせる。一気のレギュラー奪取もあり得るだろうか？
そして個人的に注目していた荒木の起用は今日もなかった。今の打撃陣の状態からすると上位打線に配置しても面白いと思うのだが…明日は先発起用があるだろうか？

どんな形でも良いので何とか連敗を止めて欲しい。明日の先発はルーキー中尾である。プロ入り初先発は7連敗している中で迎えるソフトバンク戦ということである意味ノンプレッシャーで立ち向かえるのではないだろうか？明日のブログタイトルに「救世主」とか「衝撃の投球」というワードを使ってみたいものである。

P．S　ソフトバンクの石川については、2013年10月13日の記事「今年もドラフト関連のコメント募集」に対するコメントでイツチさんより「ピッチャーではライアン小川の後輩にあたる石川を推したい。キレがいい球を投げる。」とのコメントを頂いていました。イツチさんの観察眼に脱帽です。


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