ヤクルト1-6ロッテ
1軍に昇格した廣岡を即スタメンで起用するなど、かなり思い切った手を打ったのだが、負の連鎖が治まる気配は全くない。チーム状況が良くないロッテに対しても惨敗ということで、勝てるイメージが全く湧かなくなってしまった。6月上旬にして自力優勝の可能性も消滅したとのことである。非常に厳しい。
今日は試合を見れていないのだが、一球速報を追う限り、先発の原樹理は今日も好調を維持していたと思う。しかし初回にエラーも絡む中で先制点を許すと、東洋大学の先輩に当たる鈴木に3ランホームランを浴びてしまい、初回にいきなり4点を失ってしまった。相手の先発が調子の上がらない涌井だとしても、今のヤクルト打線の状況を考えると致命的な4失点だった。結局原樹理は、5回を被安打7(被本塁打1)与四死球4の6失点(自責点5)で降板となってしまった。
何となくではあるが、正直ZOZOマリンの風が変化球を巧みに駆使する原樹理に味方するのでは無いか?と淡い期待を抱いていたのだが、初回の4失点で全て吹き飛んでしまった。それでも昨シーズンに比べてボールに威力があり、今日もボール自体は悪くなかったと感じている。次回も先発で見てみたい。
打線は冒頭にも書いた通り廣岡をいきなり9番ショートで起用するなど、多少入れ替えて臨んだのだが、結果は付いてこなかった。1番山田、2番坂口、3番荒木、4番雄平、5番大松、6番グリーン、7番中村、8番藤井、9番廣岡という並びになった。おそらくこれでも打撃重視のオーダーという事になると思うのだが、個人的には昨日の記事の最後に書いた通り、今日のゲームは勝つとしても1-0と言うような展開しか考えられなかったので、ファーストグリーン、サード藤井、ショート廣岡という内野陣にはかなりの違和感を感じた。グリーンも藤井も廣岡も1本ずつヒットを放っているので一概に起用法を批判することは出来ないのだが、今は守り勝つ展開しか勝機が見えない中で守備面にかなりの爆弾を抱えた内野手をこれだけ一度に起用するという采配は個人的には好きになれない。
負けが積み重なる中でファンの間で廣岡待望論は確かにあったと思うのだが、私の中ではまだ時期尚早だと感じている。2軍のゲームにしっかり出場して成長を促す段階の選手だと感じている。勝てないから若手の育成に切り替えると言ってもまだ6月である。100歩譲ってこのまま我慢を続けて廣岡をスタメン起用し続けるのであれば、多少は納得が行くのだが、今の廣岡は、真中監督をはじめとする首脳陣がそこまで我慢できる程の選手にまでは至っていないと感じる。首脳陣もヤクルトファンも我慢強く廣岡を見守る事が出来るのだろうか?私個人としては将来に向けて1軍で経験を積ませたいという狙いであれば、終盤戦からの1軍昇格で良いと感じている。今は2軍でより多く打席に立ったり、守備機会を得る事の方が廣岡のためになると感じている。自力優勝が消滅したと言ってもまだ6月である。あくまでも「勝つ」ために最善を尽くしたオーダーを組んでもらいたい。
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コメント
現地で観戦してきました。
原樹理はストレートの球速自体は140後半をコンスタントにだしていましたが、
如何せん変化球のコントロールがアバウトになりますね。
(鈴木大地に打たれたのも甘く入ったカーブでした)
あとレフトの荒木はかなり守備が危なっかしいですね。見ていて冷や汗かきそうなシーンがいくつもありました。
9連敗になりましたが、ビジターにも関わらず結構ヤクルトファンがいてびっくりしました。
明日こそは勝てますように。
私は連敗中ここでの廣岡の昇格は意味がないと思ってます。交流戦前の中日戦なら納得でしたが(グリーンと同時昇格)ここまで負けてるチーム状態で廣岡を使うなら残り試合を全てショート廣岡で挑める覚悟が、この監督にあるのか疑問です(新人王の権利だってまだあるのに話し合いをしたんですかね?)
試合の方も5回の攻撃で四点負けてましたが点が取れない打線で下位なら無死12塁で藤井にバントという選択肢は本当になかったのか?結果的には次の廣岡にヒット出てタラレバですが送れば二点入ってまだ分からない試合展開になったかもしれませんしね。こういう細かいところの采配でも深く考えず、廣岡の件でも気配りが出来ないからチームがこういう状態になってるのも気づかないのかもしれませんね(現役時代から次の打者の事や投手が打った後で自分の打席で初球打ちして投手が休めないとか、よくありましたし周りへの配慮が欠けている)
ここまで酷い内容だと来季は間違いなく続投はないと思いますが怪我人のせいだけにはして欲しくないですね。
明日は中5日で星ですが勝てないですね(キャンブではリリーフ調整で先発の疲れがきてるのが分かります)、相手の二木は今のロッテではエースみたいなものですからね。
あと打線は日替わりで組み替えでいいと思いますね、山崎を上げて山田の打順を下げてもいいと思いますね。足を使える選手と振れてる大松がカギですね(3番大松とか)。
ローテも変更だと思いますがブキャナンは中4日で日曜なので左に弱い楽天には成瀬とか思いきって欲しいですね、
星とブキャナンをスライドしなければならないほどの投手事情が足りてないのでしょうか
もはや勝ち負けに拘る段階からゲームに穴を空かさせないことが重要になってきました
無理な球数や連投で怪我させないようにすることが最重要課題
ファームも怪我人ばかりでとにかく投手が足りないので加入させましょう
オーランド・ロマン
かれしかいません。起用法や立場を受け入れてくれる男ですし、チームメイトのコーチもできるしもしかしたら1軍通用するかも
何よりnpb復帰望んでるからウィンウィンですよ
球団社長によれば、監督や首脳陣のシーズン途中でのテコ入れはしないとのことですが、その代りシーズンオフには大幅に変えるだろうと思います。
真中監督は選手時代にファンでしたが、もし監督を降りることがあっても打撃コーチとしてチームに残ってもいいと思います。
オフは外国人含む大幅なメンバー整理は間違いないかな。
他の方も言われていましたが、5回の無死1,2塁で藤井を打たせたのは、どうま納得いきません。
野球はいかに無死or一死3塁の状況を作るか?というスポーツだと思っています。
無死1,2塁で送りバントをしないという選択肢は次の打者を敬遠されて満塁策を嫌がる時だけだと思います。
しかし昨日のシチュエーションは次の打者が一軍に上がったばかりの渡辺、更にその次は山田です。
いくら山田が不調とはいえ、満塁策は考えられません。
仮に満塁策を取られて、結果的に同じ一死満塁で山田という場面になり、結果的に同じ凡退だったとしても、やむを得ない。
今のヤクルトにとって、山田が打たなければ勝てないのは当然ですし、納得が行きます。
真中監督はどの様に考えているのでしょうか?
所詮は素人考えなのですが・・
廣岡に関しては経験もほとんどなく2軍でもそこそこですが、その廣岡に一縷の望みを見出さなければいけないほどの状況だということです。というか、まず今のスワローズに勝機など全く見出せませんが…。相手のミスに付け込もうとしても、弱いチーム相手に酷いミスは犯さないでしょう。つまりは、勝ちようがないという現実ですね。
逆に私としては、打てない走れない山田を我慢して応援している方が違和感を覚えます。
申し訳ないですが、投手陣が0点に抑えられない以上は打撃重視の並びは致し方ないと考えます。うちの投手陣は1点2点に抑えても0点なんて無理です。それに藤井ですが、守備に不安はありますが打撃もまだまだです。スワローズの「捕手からコンバート策」も適性を見極めた方がいいと言いたいですね。それならしっかりと内野手・外野手をドラフトで指名しておけという話です。コリジョンルールで捕手の故障は減りました。警告で出場不可能ということはあるかもしれませんが、捕手にあちこち守らせるのは如何に戦力が乏しいかを自ら示しているようなものです。
> つばめろうさんへ
現地観戦お疲れ様でした。
やはり荒木の守備は危なっかしいのですね。元々ショートでの守備も評価されてルーキーイヤーの開幕スタメンを掴んだのですが…その面影はありませんね。
ヤクルトファンは確実に増えてきている印象ですね。
> kさんへ
試合を見ていないので分からない部分もあるのですが、5回無死1,2塁で藤井なら普通は送りそうですけどね。チーム状態の悪さから、ここで大量得点する以外勝ち目がないとの判断ですかね?後は次打者が廣岡だったことも多少影響しましたかね?バッティングが売りの廣岡の打撃を信用していないのであれば、やはりスタメン起用は時期尚早な気がします。
> saboさんへ
ロマンはWBCのプエルトリコ代表にも選ばれていましたよね。
数字以上にチームへの貢献度が高い優良外国人選手ですよね。
> 井野ファンさんへ
このチーム状況であれば、ドラフトで野手を積極的に上位指名しそうですね。
この段階でオフシーズンの話題は寂しすぎますが…
> トムモリーさんへ
試合を見ていないので分からない部分もあるのですが、普通に考えれば藤井にバントですよね。チーム状態の悪さと廣岡への信頼のなさが影響しましたかね?藤井に打って繋いでもらってビッグイニングを作るしか勝ち目がないと見ましたかね?
> iracaさんへ
2軍でもまだそこそこの成績の廣岡に希望を見出すしかない。本調子に程遠い山田の代わりになる選手もいない。厳しいですね。