ヤクルトのロス・オーレンドルフ投手(35)が14日、自由契約選手としてコミッショナー公示された。
オーレンドルフは今季から加入し、開幕から4試合に先発したが、0勝1敗、防御率5・50と振るわず、8月17日に右肩の検査のため米国へ帰国していた。退団が決まり「スワローズの監督をはじめ、コーチ、選手、スタッフ、球団職員、そしてファンの方々にはチームに貢献できずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。最後に、応援してくださったファンの皆さんに感謝致します」と球団を通じてコメントした。
(サンケイスポーツ引用)
オーレンドルフは、メジャー実績も十分あるインテリ投手という事でヤクルト球団の期待値は高かったのだが、結果を残せないまま退団となってしまった。癖のある投球フォームとがっちりとした体型から日本の野球にアジャストできるかどうか?という部分に不安を感じていたのだが、オープン戦での投球を見ているとボール自体は流石メジャーリーガーと思わせるだけのモノを持っていたため、まさか1勝も出来ずにチームを去る事になるとは思っても見なかった。
開幕から4試合登板しただけで登録抹消されてしまったため、情報が少なく、憶測で記事を書く事しか出来ないのだが、おそらく本当に肩に違和感を感じるなどフィジカル的にアクシデントが発生していたのではないだろうか?登録抹消されて完全に気持ちが切れてしまった可能性もあるかな?と思ったのだが、オーレンドルフはインテリ選手らしく、いかにも真面目な助っ人外国人投手に映るため、2軍でも腐らずに投げていたのではないだろうか?2軍でも思うように結果が残せなかったのはやはり肩などに異常を感じていた可能性が高いと推測する。
推定1億7000万円を超える額で契約したため、全く数字を残せなかったことは非常に残念だし、ヤクルトにとっても痛かったのだが、この投手を獲得した事自体はスカウト陣を一概に責める事は出来ないと感じている。もちろん獲得時点でフィジカル的に何らかの異常があったのであれば頂けない部分もあるのだが、そうでなかったのであれば、パワーピッチングが出来る先発投手として期待を掛けられるだけのものを持った投手だったと思う。
ナーブソン、デイビーズ、オーレンドルフとメジャー実績のある投手が活躍し切れずにチームを去っているのだが、だからといって「もうメジャー実績のある投手は獲得するべきではない。」という方向には進めないようにしてもらいたい。今回のオーレンドルフの退団を受けて、外国人選手の獲得は本当に難しいものだと改めて感じさせられた。
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コメント
あくまで噂ですが、ヤクルト獲得前に巨人中日も獲得に動いていたがメディカルチェックに引っかかったという噂がありました
ちょっと真実味が出てしまいますね
メジャー実績のある選手は今後も獲得に乗り出していって欲しいです
オンドルセクのように成功例もありますからね
個人的には外国人投手の①判断基準はクイックが出来るか②コントロールの良し悪し(日本のストライクゾーンに合うか)③日本を下に見てないか(日本で成功したいという気持ち)いくらメジャーで実績があっても、この3つが欠けているなら獲得は慎重になった方がいいと思いますね。
あとメジャーで活躍した選手はあまり日本で成功を収めたの少ないのでメジャーリーグでの数字を度外視して欲しいですね。
最後にオーレンドルフは精神面が弱すぎましたかね。
不憫ですが、あれほど高い年棒で未勝利だと必然的にそうなるでしょうね。
個人的な見解ですが、オーレンドルフはいつも外国人のなかでも孤立してるように見えました。ギルメットやグリーン、ルーキなんかは外国人同士仲よく練習して一緒に帰ったりするのをよく見ましたが、オーレンドルフはいつも一人で練習していました。チームになじめてなかったのかな。
> saboさんへ
憶測ですが、昨シーズンメジャーでかなり投げているので、今シーズンはリリーフでの起用だと右肩が持たないと判断しての先発希望だったのですかね?
> kさんへ
外国人選手の獲得は本当に難しいですよね。
> 井野ファンさんへ
そういう印象なのですね。残念です。
しかしいわゆるわがまま外国人という選手ではなかったように感じます。故障が残念でした。