球団ワースト記録の94敗目、そして借金50。

ヤクルト1-3広島

CSに向けて調整を行っている広島の調整相手にさえなれていないのかもしれない。ここまであっさり球団のシーズン最多敗戦記録に並んでしまうとは…本当に苦しいシーズンとなっている。

先発の原樹理は、今日も負け投手となってしまったのだが、今シーズンは、コンスタントに試合を作り、先発投手としての役割を果たしてくれた。今日も6回3失点(自責点2)ということで先発投手として最低限の役割は果たしてくれた。今シーズン同じような内容のことを何度も書いているのだが、ストレートもシュートもスライダーもカーブも平均点以上を与えられるボールを投げ込めていると感じる。その割に勝負所で踏ん張れないという課題はあるのだが、ほぼ年間通して安定した投球を披露出来たことは自信にしてもらいたい。
決して3勝11敗の投手ではない。おそらくヤクルトでなければもう少し勝ち負けの数字は変わっていたと感じる。そして他球団の投手であったとしても先発ローテーションに入れるだけの力は持っていると思う。来シーズンはエースへの階段を一歩上るようなシーズンにしてもらいたい。今シーズンの原樹理は昨シーズンに比べて成長した姿を見せてくれた。

打線に関しては特に書く事が無くなってしまった。ここに来てようやく3番山田、4番バレンティンと組み替えたのだが、淡白な攻撃に終始してしまった。これは目標を失ってしまったチームだけに仕方ない部分もあるのだが、今日に関しては、球団の最多敗戦記録もかかったゲームだっただけに広島以上に勝ちにこだわってゲームに臨んだはずなのだが…それでも勝利を手にすることは出来なかったし、打線は繋がりを欠いてしまった。
山崎、藤井、西浦、奥村辺りは、後半戦結果は度外視して来シーズン以降を見据えた中で真中監督が優先的に起用した選手だと感じている。もちろんすぐに結果を出すことは難しいのだが、来シーズン以降真中監督の想いに応えるような選手になってもらいたい。特にこの中では多少は実績を積んでいた西浦については、もう一度自分と向き合って、来シーズンは我武者羅にプレーしてもらいたい。「打てない、守れない、走れない」イメージが付いてしまったのだが、そんな選手ではない。潜在能力は高い選手なだけにこのまま埋もれてもらいたくはないのだが…

それにしてもこれだけ負けてしまうとは思いもしませんでした。ファンとしても辛いゲームが続きますね。

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コメント

  1. sabo より:

    寛容さ、忍耐、冷静さ、そういったものがファンに試されてるのかな。そう感じます
    伊藤コーチの退任も発表されましたが歴史的敗北を記録している今、個人に責任を問う気持ちはありません
    伊藤コーチは小川sdと同じく奉仕の人であったと思います
    伊藤コーチには一度外から野球を見たあと是非ヤクルトに帰って来ていただきたい

    選手に関しても実力不足よりも実力発揮できていないことが問題でしょう
    崩れた打撃フォームを修正すれば打てるはずです
    西浦はこんなもんじゃないはずですよね

  2. k より:

    最多負け記録に借金50、勝率も首位打者の打率並みと酷い数字が並んでしまいましたね。ここまで負けてるプロ球団は最近では創設1年目の楽天ですけど(初年度なので比較できませんが)近年では今のヤクルトが事実上一番弱いチームですね、DeNAが親会社になる前のTBS時のベイスターズに似てきたので身売りレベルの状態ですね。
    試合は相変わらず原樹理は試合を作ってるので責められませんね。打線の援護があれば勝ち星はついてきますし来年は飛躍の年に出来るだけの投球だと思います。
    それと伊藤智ピッチングコーチが退任しますが昨年に比べたら防御率は改善してるので、そこまで悪くなかったと思いますが・・・・来期は首脳陣も刷新されますがコーチ変えても今の選手達の野球価値観では今年と変わらないと思いますね。
    残りホーム3試合ですし中日もゲレーロ抹消しましたし勝つために打順も入れ替えたり枠も余ってるので二軍からも呼んで総動員で試合をして欲しいですね。

  3. FIYS より:

    > saboさんへ

    私はギリギリ弱小時代を知っていると思っていたのですが、これだけ負けるシーズンは初めてですからね…ヤクルトファン歴の浅い方からすると本当に辛いシーズンでしょうね。

    西浦はこんなもんではないはずなんですけどね…

  4. FIYS より:

    > kさんへ

    伊藤コーチの退任に関しては、やむを得ないですよね。でも先発投手陣はそこまで壊滅的な出来ではなかったですよね。残念です。

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