館山が右肘と右肩を手術

ヤクルト・館山昌平投手(36)が、10月に右肩と右肘の手術を受けていたことが8日、明らかになった。現在は埼玉・戸田市の2軍施設でリハビリに励んでおり、全治は未定。
(サンケイスポーツ引用)

過去記事はこちらから→「館山右肘手術

館山の野球人生は怪我との戦いである。今回の手術で合計9回目の手術、縫い跡は150針を越えるという事である。2015年に長期離脱から復帰し、チームのリーグ優勝に貢献したのだが、以前のような細かいコントロールが影を潜め、思うようなボールを投げる事が出来ていないことは素人目にも窺う事が出来た。それでも身体の感覚と頭の感覚が徐々にアジャストしてくれば、館山であれば何とかしてくれるのではないか?という期待を持っていたのも事実である。しかし2016年シーズン以降もコントロールに苦しむ姿が目立ち、本来の投球とは程遠い状態が続いていた。
2016年の4月にも右肘の手術を行っているのだが、それでも状況は改善されなかったということなのだろう。そして今回の9回目の手術である。来シーズンは3年契約の3年目という事もあり、間違いなく進退をかけるシーズンとなりそうである。館山はヤクルトの功労者ではあるのだが、37歳となるシーズンで1年近くリハビリが必要な状況に陥るなどの場合には、簡単に契約更新とは行かないだろう。おそらく館山自身もそのことは分かっているはずである。今回の手術に全てを賭けた格好となったのではないだろうか?

これまでも何度か書いているのだが、館山に関しては、2011年、12年シーズンとCSでチームの優勝だけを目指して投手生命を削るかのような熱投を披露してくれている。そんな熱い男の復活をただただ待ちたいと思う。

P.S 球界を席巻した松坂世代も30代後半を迎え、徐々に衰えが目立ってきていますね。最後の最後でもう一花咲かせる選手が何人か出てきますかね?時の流れを感じています。

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コメント

  1. k より:

    館山は肘と肩の手術ですが、特に肩は気になりますね。来年は進退をかける年になるのは間違いないですね。
    松坂も戦力外になって松坂世代の終りが近くなってきましたね。高校時代の館山は日大藤沢で横浜の松坂と何度も投げ合っていた時が懐かしく感じますね。
    個人的に一番好きだった宮本慎也が引退したあとは館山を一番に応援していたのですが、もう無理かなとも思ってしまいますね。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    館山らしい決断だとは思いますが、身体が思うように動いてくれないもどかしさを感じる事が出来ますよね。館山自身の「右肘、右肩が動けばまだまだやれるんだ。」という強い思いは伝わってきますが…

    来シーズンは進退をかけたシーズンとなりそうですね。

  3. つばくろまて より:

    タテヤマン…正直ぶっちゃけると戦力として考えるとかなり厳しいと思う。でも復活して欲しい気持ちは勿論ある。
    何度手術しても私達ファンはタテヤマンが投げることが出来る日がくるのを待っています。奇跡を信じましょう。

  4. FIYS より:

    > つばくろまてさんへ

    最後まで野球にしがみつく姿勢は嫌いではないです。奇跡を信じるだけですね!

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