2018キャンプ①

最近は忙しく中々記事が書けなかったのだが、簡単にここまでのキャンプの印象を記しておきたい。

今シーズンのヤクルトは怪我人、体調不良者の詳細は発表しないとのことでどのような状況にあるのかははっきり分からない部分もあるのだが、結局怪我、コンディション不良での離脱者が続出してしまっている。この部分に関してはやはり心配な部分はある。それでも野手の主力組は川端が大事を取って休息を取った以外には離脱情報を聞かないため、順調に仕上げてきている印象である。
それでは事前に上げていたポイントに沿って簡単にまとめていきたい。

①若手の台頭
・この項目については、まずは廣岡の名前を挙げなければならない。1年目、2年目、3年目の順調に階段を上っている印象である。今キャンプではあくまでもショートとして鍛えられているようなのだが、昨シーズンに比べて守備面でも上達しているとの報道を目にする機会が増えている。長所である打撃では、実戦でもある程度の結果を残せており、今後が非常に楽しみな選手だと感じる。正直今シーズンショートで起用する事に関しては、まだまだ怖い部分があるのだが、どんぐりの背比べ状態が続く遊撃手争いでスケールの大きい廣岡が台頭してくれば非常に魅力的な野手陣を形成できると感じる。昨年のキャンプ、オープン戦も想像以上に1軍に喰らい付いてくれていたのだが、今年はそれ以上である。現段階では開幕1軍も見える位置に付けているように感じる。
・投手に関しては、2年目を迎える寺島、梅野に多くの実戦機会が与えられている印象である。寺島も梅野もまだまだ制球力にバラつきがあり、すぐに1軍で活躍できるほどのレベルには達していないと思われるのだが、それぞれが課題と向き合って行くことが出来れば近い将来絶対に戦力になるはずである。オープン戦序盤は登板機会があるように感じるため、そこでどういったピッチングを披露してくれる注目してみたい。打たれても制球が乱れても悲観する必要はない。素材的には間違いない物を持っていそうである。
・ルーキーは蔵本、松本が離脱するなど苦しいキャンプを過ごしている選手が多いのではないだろうか？そんな中即戦力の期待がかかる大下が21日の巨人戦で1回を三者凡退で抑えてみせた。まだ映像を見ていないため何とも言えないのだが、与えられた場面でしっかり結果を積み上げてもらいたいものである。チーム事情的にはリリーフで起用したいところだと思うのだが、もう少し球速が欲しいという部分もありそうである。現段階ではこの大下以外は開幕1軍に残るのは難しいだろうか？
塩見に関しても私はまだ映像で見れていないのだが、まだ完成されていない印象があるため1軍レベルでは厳しいかもしれない。それでも身体能力の高さは魅力的であるため、是非ハッスルプレーでチームを盛り上げる存在になってもらいたい。

②新戦力チェック
・アルメンゴ、山田大の離脱などもあったためはっきりと確認出来ていない部分も多いのだが、ハフ、カラシティーはシート打撃である程度の投球を披露してくれたとのことである。実戦の舞台でどの程度の結果が残せるか楽しみにしたいと思う。

③怪我明けの選手の仕上がり具合
・冒頭にも書いた通りこのキャンプ中にも怪我人が数多く出てしまっているのだが、怪我からの復帰を目指す選手についてもじっくり焦らずに調整している印象である。小川、星は開幕には間に合わないとの報道もあり、開幕地点での戦力と言う部分ではマイナスもあるのだが、無理に開幕を目指す必要もないため、今後の報道を注視していきたい。
その他では由規が例年になく順調に仕上げてきている印象である。小川、星が出遅れると言う事であればこの由規が中6日でローテを守れるようになってくれたらありがたい。オープン戦では、多少負荷を掛けて投げてもらう場面が出てくるのではないだろうか？
野手陣ではやはり川端の腰の状態は気になるところである。昨シーズンは全く試合に出場出来なかったため、今シーズンもフル出場というのは難しそうである。それでも何とか開幕時にはスターティングメンバーに名を連ねて欲しいものである。

今キャンプはほとんどニュースを追えていないため、内容の薄い記事になってしまいました。今シーズンは全体を通してこのような記事が目立ってしまうかもしれません。申し訳ありません。


にほんブログ村