ヤクルト6-0DeNA
1回表に先制点を奪い、先発が試合を作って、そのまま逃げ切る。ビジターゲームでの理想的な戦いでオールスター後2連勝となった。昨日の勝ちを上手く活かす形で戦えたのではないだろうか?
今日は打線が初回にDeNA先発の濱口を捕まえて見せた。坂口、青木の連打でチャンスを作ると1アウト後バレンティンの先制タイムリーでまず1点、続く畠山のタイムリーでもう1点追加し、最後は川端の犠牲フライで3点を奪ってみせた。1,2番がしっかりチャンスメイクしてそのチャンスで中軸が仕事をするという理想的な形で先制点を奪う事に成功した。3点目の川端の犠牲フライに関しては、3塁ランナーのバレンティンもよく走ってくれた。
この3得点以降は打線が沈黙してしまったのだが、8回にバレンティンが天敵加賀からソロホームランを放つと、中村、雄平にもタイムリーが飛び出し、点差を6点に広げ、勝利を決定付けてみせた。中々追加点を奪えなかったのだが、そんな中でもブキャナンが踏ん張っていただけに大きな追加点となった。
山田哲はノーヒットに終わってしまったが、坂口、青木、バレンティンが2安打、畠山、川端、中村、雄平が打点を稼ぎ、久々に「線」として機能する部分を見させてもらえた。
そして先発のブキャナンは、味方打線の先制点を活かしたブキャナンらしさ満載の投球でDeNA打線を抑え込んでいってみせた。7回を被安打4、与四死球1の無失点で7勝目を上げたのだが、21のアウトの内15個をゴロで奪うというゴロボールピッチャーの本領を発揮してくれた。カットボールやツーシームなどでボールを微妙に動かしたり、チェンジアップ、カーブでタイミングを外したりと自由自在に相手打者を抑え込んでくれた。6回、7回は球数も増えていたのだが、もう一段ギアを入れ替えるような投球を披露し、DeNA打線の心を折ってみせた。昨日の小川も見事な投球だったのだが、今日のブキャナンも小川に負けじと素晴らしい投球を見せてくれた。
こうなると明日も勝ってビジターでの3連勝を狙いたくなる。明日の予告先発は久々の先発登板となる原とウィーランドという事で劣勢が予想されるが、私は原の潜在能力の高さを信じている。是が非でも先発で白星をもぎ取ってもらいたい。小川、ブキャナンの好投に続いてもらいたい。
P.S 私は全く気付いていなかったのですが、雄平が代打で6打席連続ヒットの球団新記録を達成した。雄平は決して1打席で勝負するタイプの打者ではないと思っているのだが、いきなりこういった記録を達成してしまう意外性が雄平らしいなあ。とも感じる。
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コメント
昨日の試合の流れのまま勢いよく初回の攻撃に繋がった感じですかね、連敗の後は連勝する事が多いのでビジター三タテする可能性も出てきましたね(DeNAはヤクルトみたいに投打のバランスが崩れ始めてますね)。
ブキャナンは中6日の方がコントロール・球威ともに良いのでここは崩さずに首脳陣はローテ組んでもらいたいですね。
打つ方は中村にチャンスで回ってくる事が多いので彼が打つと得点入るので中村の打力はやっぱりカギですかね(打てばリードも良くなるタイプだと通り思うので)。
次は原ですが中継ぎで結果だしていたので一種の賭けかなと、2ストライク取ったあとの投げミスと2アウトからのランナーだすのが無くなればゲームは作ると思いますが中継ぎの短い回ならごまかせますが先発の長いイニングだとどこかで捕まりますかね(5回で3失点ですかね)
相手はウィーランドですが今年はスタミナがないのと球威が昨年よりないかなと思ってるのでチャンスはありますかね。
あとDeNAの捕手・伊藤が移籍即スタメンで打撃面では問題ないと思いますがリード面は、この時期からレギュラー捕手での起用はかなりのリスキーを感じますね(DeNAも賭けに出てるのかなと)打ちまくるのなら別ですけど、投手の個性やクセもあるので終盤やピンチの時に影響が出るような気がしてなりませんね。
最後に雄平の代打での連続安打は状態は悪くない証拠でしょうね、雄平は選球眼と力まなければいいんですけどね。
> kさんへ
この暑さは外国人投手からすると身体への負担が大きいと思うのですが、ブキャナンはしっかりゲームメイクしてくれましたね。基本的には中6日で回してもらいたいですよね。