ブキャナン崩れ、連敗止まらず。原樹理登録抹消かよ…

ヤクルト3-6DeNA

昨日の大逆転負けの翌日と言う事で、心身ともに疲れは残っていたかと思うのだが、それでもホーム神宮でどうしても勝ちが欲しいゲームではあった。しかし先発のブキャナンが序盤で崩れてしまい、試合の流れを失ってしまった。

先発のブキャナンは、初回からDeNA打線に掴まってしまった。初回は何とかダブルプレーの間に失った1点で済ませたのだが、2回は下位打線に繋がれて上位打線に返されてしまい、一挙4点を失ってしまった。2回までに7安打を集中され、5失点ということで、非常に痛い失点となってしまった。3回以降立ち直り、何とか6回まで投げきってくれた事は先発投手として1つ評価出来る部分ではあるのだが、序盤でこれだけ失点を重ねてしまっては先発投手としての役割を果たせたとは到底言えない内容となってしまった。そこまで調子が悪かったと言う事でもないと思うのだが、2回の4失点については内容も良くなかった。前日の大逆転負けのダメージを考えるとブキャナンー中村のバッテリーに期待していたのだが、思うように試合の流れを持ってくる事が出来なかった。

リリーフ陣は梅野ー秋吉ー大下と繋いだ。大下はエラーも絡む中で失点してしまったのだが、この3人がビハインドのゲームでしっかり投げてくれればリリーフ陣の負担が多少は分散されるのではないだろうか?今日は良い仕事をしてくれたと思う。

打線はDeNA先発の濱口からチャンスは作るのだが、ビッグイニングに繋げる事は出来ず、結局降板する5回までに2点しか奪う事が出来なかった。山田哲のホームランとバレンティンのタイムリーによる得点と言う事で中軸がしっかり仕事をしてくれたとも言えるのだが、2人ともその打席以外は結果を残す事が出来なかった。
山田哲に関しては、今シーズンの第30号ホームランが飛び出し、3度目にトリプルスリーに向けて視界が開けてきている。これ以上望むわけにはいかないのだが、それでも誰も出来ないようなことをやってのけてしまうスーパースターだけに4回と6回のチャンスの打席で何とかしてもらいたかったという気持ちはある。もちろんファンの身勝手な願いであることは承知しているつもりではあるのだが、チームの苦境を救う一打を放つのが山田哲やバレンティンの仕事である。チームを勝利に導く一打を見てみたい!

ここの所川端の離脱もあり、下位打線が迫力不足に陥っている。だからといってテコ入れ策も見付からないのだが、自分の役割を頭に入れて最低限のプレーに徹してもらいたい。強力な上位打線はまだまだ好調を維持しているだけに下位打線が奮闘すれば自ずと得点は増えるはずである。

P.S そして試合前に原樹理が登録を抹消されてしまった。下半身のコンディション不良ということでどうやら10日で戻る予定とのことだが心配である。原はルーキーイヤーの時に右肩の違和感を感じながらもそのまま登板し早々に降板してしまったゲームがあったと記憶している。もちろん10日間で戻ってきて欲しいのだが、自分の身体としっかり向き合う事が必要になってくるのではないだろうか?それにしてもこのタイミングで離脱というのが何とも原らしいと言うか何と言うか…

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コメント

  1. k より:

    サヨナラ負けの翌日の移動ゲームだったのと連勝と連敗チームの勢い差が出たゲームでしたかね。
    ブキャナンは球威は戻りつつあると思いますが下位打線に油断した感じですね、もう残り30試合くらいですから手を抜くとやられるので完投とか気にせず最初から全力でいって欲しいです。
    あと山田のトリプルスリーはAクラス争いしていれば確実でしょうね。
    気になったのは梅野・大下と上がってきてから内容も良いですし結果も出てるので同点や一点ビハインドくらいで計算できれば9月が楽になるのですが。
    あと原の抹消は調子良かっただけに痛いですよね、変わりには山中と星だと思いますが原が最短で戻ってこないとAクラス入りは厳しくなりそうですね。
    次はカラシティーですが、8月に入って結果が出てないので余計な四球を出さないことですね。相手はウィーランドですが今年は神宮で勝てているので先取点が重要ですね。
    あとポイントは下位打線で宮本と中村が繋げるかですね。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    近藤も石山も苦しくなってきているので、もし梅野や大下をもっと大事な場面で使えるようになれば大きいですよね。

    下位打線が繋げるかどうか?というのは1つのポイントですね。

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