松本山雅がJ1に戻ってくる!

サッカー

サッカーJ2の松本山雅FCは最終節の17日、ホームのサンプロアルウィンで徳島ヴォルティスと対戦し、0―0で引き分けた。最終戦を白星で飾れなかったが、他の上位陣も勝ち点を伸ばせず、松本山雅はJ2初優勝とJ1昇格を決めた。松本山雅のJ1昇格は4年ぶり2度目。
(信濃毎日新聞引用)

過去記事はこちらから→「松本山雅8位で終戦

大混戦となったJ2を制してJ1昇格を果たしたのは松本山雅だった。非常に苦しいシーズンだったのだが、今シーズンは山雅らしく、泥臭く戦うことが出来たのではないだろうか?戦力的には他のJ2上位のチームと比べても抜きん出ているとは言えないと思うのだが、反町監督が指揮を取って7シーズン目となることもあり、選手達が各試合毎、時間帯毎でやるべきことをしっかり遂行していた印象がある。特にシーズン終盤の10月以降は7試合で失点は1のみとチーム全体で粘り強い守備を見せてくれた。ラスト3試合は正GKの守田を欠きながらも控えGK村山がしっかり代役としての役割を果たし、無失点でシーズンを締めくくってみせた。主力の故障や移籍があってもそれなりのゲームマネジメントが出来るのは、反町イズムがチームに浸透しているからこそなのだろう。

開幕直後の躓き、主力の怪我や移籍、国際大会召集による離脱、J2の実力差の均衡による大混戦と様々な事があったシーズンだったのだが、それでもJ2優勝を勝ち取れたのは、クラブとしての経験値が成せる業だったのだろうか?J1で苦しんだ15年シーズン以降は、大事な場面で勝ち点を逃す事が多かったのだが、今シーズンは終わってみれば苦しいゲームでも何とか勝ち点を積み重ねるゲームが多く、その勝ち点1が最後の最後でものを言う形となった。21勝7敗14引き分けという成績は、決して強いチームの成績ではないし、正直14年シーズンに昇格を決めた際のチームとしての勢いはないし、チームとして成熟しているものの大きな伸びシロがあるとも思えないため、今シーズンと同じような戦いぶりではJ1に残留することは難しいと言わざるを得ないと感じている。
しかし苦しいと思われるシーズンを何とかしてきたのが反町監督である。松本山雅は反町監督あってこそのチームなのである。長期政権となっている反町監督がJ1の舞台で戦うためにどんな策を準備するのか楽しみに待ちたいと思う。おそらく来シーズン開幕までに選手間の入れ替えも相当数行なわれるのではないか?と感じている。来シーズンの開幕時松本山雅はどんな姿を見せてくれるのだろうか?茨の道になる事は間違いないと思うのだが、J1の舞台に松本山雅が戻ってきてくれる事自体が私にとって、松本市民にとって、長野県民にとって大きな喜びである。

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コメント

  1. JEF九郎 より:

    誠におめでとうございます!名のとおり、JEF千葉(ヤクルトがスポンサー 笑)を応援する私としては、そつが無くチーム一丸で目標に向けてアプローチできる山雅のようなチームを、大変羨ましく思います。

    おっしゃるとおりJ1の道程は非常に険しいものだとは思いますが、今年の札幌然り、Jリーグはこの力ではなく、いかに組織として洗練されているかがポイントだと思うので、是非に頑張ってください。

  2. FIYS より:

    > JEF九郎さんへ

    JEF九郎さんの「JEF」はジェフ千葉から来ているのですね。ジェフも昨シーズンは面白いサッカーを見せてくれていませんでしたっけ?J2のチームもチームごと特徴があって面白いですよね。監督も色がある方が多いのではないでしょうか?

    山雅は今の布陣ではJ1では厳しいような気もしますが、何とかJ1残留を目標に頑張ってもらいたいと思います。

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