宮本慎也選手２０００本安打達成！

２０００本安打まで残り１本としていたヤクルト宮本慎也内野手（４１）が、２回無死一塁の第１打席に中前打を放ち、記録達成した。（日刊スポーツ引用）

昨日ヒットが出ず、神宮に持ち越された２０００本安打達成の瞬間は、２回の第１打席に訪れた。福井優也投手からセンター前に弾きかえしての達成となった。
宮本選手は、先日２０００本安打を達成した稲葉選手と同期であり、９４年のドラフト２位でヤクルトに指名された。（３位が稲葉選手）私の記憶が確かならば、ドラフト指名された時点ですでに「守備の人」と評価されていたような気がする。よく考えると守備が評価されての２位指名というだけでかなり凄いことだ。１年目から１軍に定着し、守備固めでの出場を重ねていった。ルーキーイヤーから終盤の大事な場面に守備固めで登場する内野手というのもあまりいないのではないだろうか？それほどまでに堅実な守備を見せてくれていた。
その守備が評価されるとともに打撃も徐々に評価され、３年目からはレギュラーとしての地位を固めていった。改めて調べてみると社会人出身の選手だったこともあり早くからレギュラーで起用されていたことを再確認することができた。
ヤクルトには欠かせない存在だった宮本の名前が世間一般に大きく伝わったのは、０４年のアテネオリンピックの時だったと記憶している。いわゆる「長嶋ジャパン」のキャプテンとして予選からチームをまとめる姿が大々的に報道され、宮本の魅力が世間一般にも一気に伝わった。私の勝手な想像だが、宮本にとってもこのアテネオリンピックでの経験は大きかったのではないだろうか？打撃面でも安定して結果を残すようになり、ヒットを重ねていった。古田選手兼監督がチームを去ってからは、青木とともにチームの顔としてヤクルトに貢献し続けてくれた。

４１歳５ヶ月での２０００本安打達成は史上最年長、大学、社会人を経ての達成は古田に次ぎ２人目ということだ。守備でも打撃でも安定した活躍でチームに貢献し続けて宮本には大きな拍手を送りたい。２０００本安打本当におめでとうございます。


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