ヤクルト7-8広島
選手、首脳陣の気持ちは痛いほど伝わってきた。よく追い上げた。しかし結果は敗戦である。これで12連敗である。今日の試合には心動かされるものはあった。しかし厳しい言い方をすれば、プロなのだから求められているのは勝利である。勝たなければならないのだ。私自身もヤクルトスワローズの勝利を願って応援している。本当に気持ちは痛いほど伝わってくるのだが…山田哲人が復調しても若手が奮闘してもリリーフ陣が粘ってもそれでも連敗は止まらないのか…こんなはずではなかったはずなのに…
先発の原に関しては、個人的な期待値が高いだけに今日も厳しい言葉を掛けざるを得ない。3回1/3を投げ、被安打11(被本塁打1)与四死球3の7失点(自責点6)という数字は論外である。「勝てない投手」の姿に逆戻りである。今シーズンはこれで5連敗となり、プロ通算でも13勝31敗と大きく負け越している。プロ1年目、2年目は打線との噛み合わせの悪さもあっての大きな負け越しだと感じていたのだが、プロ4年目になっても同じような投球が続いてしまっているとなると擁護しづらくなってしまう。今年こそ「勝てる投手」になってもらいたいと感じていたのだが、今のところ私の期待を裏切る形となっている。ヤクルトの投手陣を見渡すとこの原と小川とブキャナンには何としてでもローテを守ってもらいたい気持ちがある。単純にこの3人より実力が上だと感じる投手がいないし、2軍でリフレッシュするという立場の投手でもない。原に関しては次回の登板にしっかりと備えてもらいたい。
リリーフ陣に関しては、こうなったら「何とか粘って勝利に貢献して下さい。」という言葉しか出てこない。ハフ、マクガフを中心に本当によく投げてくれている。1つ勝てれば絶対に流れは変わるはずである。しかしこれだけ登板がかさんでしまうと疲労と言う部分での不安は大きくなるばかりである。
打線は山田哲のスイングが力強さを取り戻しているし、このゲームでは村上にも素晴らしいホームランが飛び出すなど、7点を奪い、粘りを見せてくれた。9回のチャンスで村上、奥村が結果を残せなかったのは残念だったが、ベテラン、若手に関係なく気持ちを全面に押し出して戦ってくれている。青木が坊主頭になったことがニュースになっていたが、どの選手も必死にプレーしていることは伝わってくる。山田哲の状態が戻ってきたことで山田哲、バレンティン、村上という並びは相手チームにプレッシャーを与えられるだけの存在になりつつあるはずである。シンプルにこの3人の前にランナーを溜める事が大事になってきそうである。投打の歯車は噛み合わないままだが、打線の調子は上向いている。
しかしこれだけ連敗が止まらないとファンも不安になってくる。どうすれば勝てるのか私自身も見失ってしまっている。連敗を止めるゲームはどんな展開のゲームになるのだろうか?明日の先発は高橋ー大瀬良ということで苦戦が予想される。高橋に2桁奪三振での快投を期待したいが、広島打線もそんなに脆くはないだろう。でもとにかく1つ勝たなければならない。勝利が何よりの薬であることは間違いない。
P.S 久保はやっぱりリリーフ起用なのですね。2軍でもリリーフ器用だったため、すぐに先発起用という事は難しい事は分かっているのだが、個人的には先発で見てみたいピッチャーである。
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コメント
7-1からよく粘りましたが連敗は選手の気持ちだけで止まるほどプロは甘くないです、結果が出ない選手の入れ替えや適材適所での選手起用を考えながら細かくして戦い方も変えて相手が嫌がる事をやらないと簡単には勝てないですね、なので中日戦からの連敗は監督の責任が大きいです。
試合の方は原は逆戻りしてしまいましたね、コントロールアバウトで気持ちだけで投げてるようにしか思えず、もう少し打者と駆け引きしないと勝てるないですよね(シングルが二塁打になったり追い付いた当たりがファンブルしたり守備のミスもあり全ては責められませんが)
打線は村上をファーストに固定して坂口を外して得点が取れるようになってきたと感じますね。
大引も頑張ってますがサードには宮本をトップで起用するのも面白いと思いますね。
この試合でも川端がチャンスに見逃し三振で白けてしまいましたね、個人的には彼が一軍にいる限りは連敗は続くと思っていて
下で好調な同じ左の大村の方が期待が出きると思うのですが……。
あと終盤に1点が欲しい場面でランナーでも盗塁やプレッシャー掛けられる足の速いランナーがいないのも問題で、なぜ塩見を上げないのか疑問。
それと先発が話にならないのは分かってるのに5回から五十嵐を投入も早いんですよね、中継ぎを9枚にするのも手だと思うんですよね寺原・館山・蔵本など入れ替えて何とかしてビハインド投手で4回5回を乗り切るという事をしないと流れもこないし勝ちパターンで勝てなくなるのを監督が理解して欲しいですね。
それと久保の初登板でしたね、スライダーの曲がりが大きいですね、左は打ちづらいので右打者が課題ですかね(久保に4回や5回の1イニング任せてもいいでよね)
奥村もショートは初でしたね、安打も出たし守備も良かったので奥村もチャンスなのでモノにして欲しいですね。
次は大瀬良で試練は続きますね、優しい大瀬良が情をかけてくれる位しか勝てる要素ないかなと。
個人的には川端・田代と大村・塩見・山崎の誰かと入れ換え風張・中尾を蔵本・寺原・館山の誰かと入れ替えして先発が崩れたら早い段階でビハインド投手で5回まで乗り切る勝ちパターンは6回以降限定、終盤にランナー出たら塩見を代走起用し山崎など守備範囲を広い外野に切り替える。
残念ながら今までやり方を変えない限りは勝利は転がってはこないですね。
村上
1B起用時
AV:.261。OPS:1.019
3B起用時
AV:.220。OPS:.725
こういうデータでてるそうです。
UZRは気になりますが、1.02のサイトの有料会員であればわかるのですがね。
エラーが失点っていう負のサイクル続いているので、しばらくはGの岡本パターンで、1塁固定で行くのがベターかと。
と、なると、
雄平と坂口の併用と。
青木をライトをメインに(雄平いるときはセンター。バレンティンいないときレフト)、
坂口1番センターか、塩見などをガマンする。
坂口、青木、バレンティンは週1回お休み。
青木が休んだあと調子良いので。データないけど。
気になったこと。
7回裏バレンティンで終了し、そこで4番投手で荒木レフトにしたが、
あの段階で何で試合捨てるような交代したのか疑問。
ケガかなにかあるのか?気になる。
結局、最後の最後で奥村のところで手詰まりに。
あと、投手。
いい加減、中6日、エース対決上等ローテは止めてください。
もうこれが投手陣崩壊の最大の原因。
原は中6日であのザマなんで、中4日で投げて、
逆に疲れ出ている高梨を交流戦の頭、古巣対決させたらと。
もうショートスターター。オープナー使う時期。
ブキャナン、原、小川をどこに配置するかはどこでも良いが、
水曜、木曜(カードによって金曜)、土曜と置く、中6日、球数無制限だが、月500球行かないように。
あとの、
火曜、日曜はショートスターター、オープナー採用。
で、もう1試合。
エースが来る確率高い金曜(カードによって木曜)。ここはあえて捨てる。
週5の試合間隔であれば、それはしない。
ブルペンデーにして、主力野手休ませるとか、若手を使う、勝ちパターン投手の投入は最低限にする。
とにかく、全部勝ちに行って、すべて裏目。
敢えて、勝ちにいかないっていうか、若手、出番少ない選手、主力の休養日を意図的に作ったら、どうかと。
年間60敗しても、引き分けをなしと考えても80勝。貯金20できる計算です。
そのあたり、落合監督なんてうまかったかと。割り切りが。
私は麻雀するが、
手牌見て、ダメそうなときは、国士無双か一色に染めるそんな感じでダメ元で行って、閉店(オリる)感じで割り切ったら、
逆に若手や出番もらった選手活躍するかもと。
今週の金曜は、
相手が今永ですし、そういう試合にしたらと。
捨て試合っていう言い方でなく、チャレンジマッチっていう感じで。
> kさんへ
これだけ連敗が続くと首脳陣も苦しいですよね。色々と手を打っていると思うのですが結果に繋がってきませんね。
> タラちゃんさんへ
確かに落合監督は割りきりが上手かったですね。タラちゃんさんが言うところの「チャレンジマッチ」でも勝ちを拾っていた印象がありますからね。