ヤクルト3-4巨人
試合を全く見れていないため、短めにしたいが、秋田での巨人との2連戦は非常に内容の悪い2連敗となってしまった。擁護のしようがない。16連敗中は、2017年シーズンとは違っていると感じたため、まだまだ巻き返せるという記事を書かせてもらっていたのだが、そこから連勝もなく、離脱者も出ており、チーム状態は一向に上向かない。そして何より連敗によって小川監督をはじめとする首脳陣が自信を失ってしまっているように感じる。このブログを読んでくれている方であれば、私がどちらかというと小川監督に対しては肯定的な思いを持っていることは分かってもらっていると思うのだが、このゲームに関しては、ハフ、マクガフ、近藤の使い方は明らかなミスだし、7回に1点勝ち越した後でマクガフに代打荒木を送った場面でのゴタゴタにチームとしての一体感を感じる事が出来なかった。実際にその場面を見ていないため分からない部分もあるのだが、チーム全体に勝利への執着心のようなものが不足しているように感じる。
守るということに関しては、前日のゲームでは山田哲の2失策が敗戦に繋がってしまったのだが、このゲームでも1点リードの4回に高梨が2つの四球を与え、ピンチを招くと村上の落球で同点に追いつかれ、その後高梨のワイルドピッチ後に重信にタイムリーを許し、あっさり逆転されてしまった。
8回には代わった近藤が連打でピンチを招くと大城にはバントヒットを許してピンチを拡大するとダブルプレーの間に1点を失い、同点とされてしまった。9回は2アウトランナーなしからの連打で勝ち越されるという何とも言えない展開で逆転負けを喫してしまった。
四球とエラーが失点に繋がるゲームが続いており、守りから試合のリズムを作る事が全く出来ていない。
そして継投に関しては、まずは7回にマウンドに上がったハフを2アウト2塁、バッター坂本勇の場面でマクガフに交代した事が気になった。ハフはマクガフや石山と比べても現状では信頼度の高い投手だと思うため、坂本勇にわざわざマクガフをぶつける必要性はなかったように感じる。交流戦での数少ない光明が8回マクガフ、9回石山という形を作れたことだと思っていたのだが、首脳陣のマクガフの起用法は未だに定まらない。もちろんハフが坂本勇に打たれてしまう可能性はあったのだが、それはマクガフでも一緒である。7回ハフ、8回マクガフ、9回石山とシンプルに繋いでも良かったのではないだろうか?
そして7回裏の攻撃となるのだが、代打雄平のタイムリーで勝ち越し、尚も2アウト1,2塁という場面でマクガフに打席が回ってきた。おそらくこの場面1点でも勝ち越していればマクガフをそのまま打席に送るつもりだったと思うのだが、ゴタゴタがあった挙句、代打荒木を送ることとなってしまった。この場面に関しては、どうしてこうなってしまったのかが分からないのだが、代打で起用された荒木も結果を残せず、勝ち越したにも関わらず、相手に流れを渡してしまった感が残った。
8回にマウンドに上がった近藤がどの程度準備出来ていたのかは分からないが、結局同点に追いつかれてしまい、試合の流れを失ってしまった。
このゲームでも四球とエラーでリズムを悪くし、攻撃でもバント失敗が重なり、15安打に廣岡のホームランも飛び出したのに3点しか奪う事が出来なかった。挙句に終盤に継投ミスが起きては、勝てるものの勝てなくなってしまう。選手もベンチも基本の部分が欠けてしまっている状況ではここから巻き返すことは難しい。目標も見出しづらくなっており、チーム一丸となって戦う事が難しくなってきた印象である。厳しい言葉を使わなければならなくなるが、今シーズンはすでに終戦の予感である。
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コメント
日曜の試合のみ現地に駆けつけて観戦してきました。現地で観戦してきた感触としては、全員がやる気を失っているようには感じませんが、首脳陣、山田には意気阻喪を激しく感じました。特に首脳陣はコミュニケーション取れているか心配です。
ゲームはおっしゃるとおりエラーやミスで流れを掴み切れない間に、最後坂本にやられたという展開でしたが、最後は今の坂本と山田の差を激しく痛感させられましたね。山田はあの押せ押せの雰囲気の中でまさか初球をセカンドフライとは。せっかくヤクルトもこの日は下位打線や西田などの日頃出番の少ない選手が気を吐いたのに残念でなりませんでした。
それにしても守備とバントと走塁が下手ですね。山崎もバントミスってましたが、最終回の田代の走塁にもガッカリでした。
最後にホテルが選手達と一緒でちょこちょこ顔を合わせましたが、奥村と雄平は状態良さそうに感じました。物凄い主観的ですが、オーラがあったというか(笑)雄平の性格はこういうチーム状態の時は良いですね。引きづらないというかマイペースというか。この試合が終わる迄は、今の選手層なら私は雄平を勝負所で代打に出したいという、比較的首脳陣に似た考えでした。しかしながら、山崎がどうせバントできないなら、2番雄平で一か八か破れかぶれ打線も面白いかなぁっと思いました。
借金が15になった時点で今シーズンは終了と思っていたので首脳陣と選手の信頼関係はとっくに崩れてると思いますかね(あと投手と野手の信頼関係もないですかね)
こうなると結果を残したい若手が頑張るしかないので今後は本当に来年の為の試合になりますね。
采配に関しては村上のタイムリーエラーの後に重信との勝負も疑問ですし(次はメルセデスでしたから)
また猛打賞だったバントの苦手な山崎にじっくり打たせた方が相手は嫌だったと思うのですが……思いきった采配も出来てませんね。
それと例の代打・荒木のところですが映像では荒木とマクガフがバット持ってグランドにいたのでコミュニケーション不足でしょうね(マクガフがバッターボックスに入ろうとした所で呼び止められていたので監督とコーチのミスですね)
選手のミス多いのも問題ですが監督やコーチ陣の起用・采配・コミュニケーション全て組織として機能不全に陥っていますので監督は真っ先に交代しないと普通には戻れないでしょうね。
気になった所は広岡がマルチ安打でしたが構えがオープンスタンスにして中村のように低く構えて振りがコンパクトになって良くなってきたかなと感じましたね(左に対してはそこそこ打てるようになるかなと)
それと巨人も中日もトレードして球団の意気込みを感じますね(個人的に欲しかった鍵谷と松葉は残念でしたが浦野と東明あたりはトレード出来そうと思うのですがね)それに引き換え断トツ最下位のヤクルト球団は補強も首脳陣の入れ替えもせずに何も手を打たないのはどうなのかなと???選手のモチベーションも上がるはずないですよね。
特に2011年から今の球団フロントになってから最下位が今年含めて4回というのは異常ですね。ドラフトや首脳陣の編成含めてイエスマンしかいないのかって感じがしてしまいますね(投手も同じようなタイプばかりですし相変わらずドラフト上位にサプライズ好きですしね)
楽天は石井一久GMになって変わりましたからヤクルトも球団主導ではなくGM制度の方がいいと思いますね(古田がGMやって欲しいですけどね)
前日同様に打つ方で明るい材料はありましたが、あれだけ打って勝てないのはもどかしいですね。
それにしても現役時代に数多のバントを決めてきた宮本がコーチにいることが信じられない程に、バント失敗のシーンを目にしています。
村上の落球はゴロやバント処理と違い、捕手でもキャッチャーフライを捕る場面があったでしょうから、急造の一塁であることを言い訳にできませんね。
荒木代打のシーンは、何と言うか今シーズンの迷走を象徴しているかのように感じました。ノムさんが村上に助言をしたそうですが、首脳陣にも喝を入れてもらいたいですね。
> JEF九郎さんへ
秋田への遠征お疲れ様でした。勝ちゲームなら良かったですよね。
奥村、雄平に感じたオーラ。選手を間近で見たからこその感想ですね。
> kさんへ
ファミリー的な雰囲気はヤクルトの良い部分でもあると思うのですが、GM制の採用などは今後検討しても良いですよね。時代に取り残されないようにする必要はありますよね。
日本ハムもオリックスも捕手絡みのトレードを行なっていますので、現段階で浦野、東明クラスの投手と交換する選手が見当たらないように感じます(投手同士のトレードではヤクルトに旨味がないでしょうし、日ハムもオリックスも交換するのであれば捕手だと感じていましたので…)。
> 超匿名さんへ
どういう野球をやりたいのか?と言う部分が見えてこないですよね。昨シーズンの前半は、とにかくバントでランナーを進める野球をしていましたが、調子が上がってきたのは2番に青木が定着して攻撃のスタイルを変更してからですしね。
個人的には、もしこれから巻き返せるとしたら西武のように打ちまくるしかないと思っています。それくらいの怖い打線を形成しない限りは難しいのではないでしょうか?
まあ負けに不思議の負けなし。そのものの試合。自滅そのもの。
2アウト2塁で次打者投手なのに、指示ださず勝負して打たれたり、
7回の代打荒木のところのバタバタね。
ああいうの見るとシラけるし、
首脳陣どおしのコミュニケーションはとれてるのか疑問ですし、
選手が首脳陣への信頼は薄らぎますね。
それにしても酷い運用としか言えないわ。
監督が代打荒木を告げても、ヘッドコーチが「違う!」とかジェスチャーしても良いし、
打撃コーチが荒木を打席に向かうのを止めても良いし、
そのあたり、このチームはどういう方向に向かっているのか聞いてみたいです。
代打出すの決めているのであれば、
堂々と代打荒木で、8回からクローザー石山2イニングしたって良い訳で、
何をバタバタするんだって思いましたよ。
昔の野球だと、
斎藤昭夫とか江夏とか7回途中からとか8回から普通に投げていたからね。
昔と今は違うと言ったらそれまでですけど。
あとは村上。
厳しいが、電車バックで打球落とすとかなかなか素人の草野球でも見れない光景。
バントシフトで出たら、後ろに逸らす。
8回かな?三振食らったとき、はじめて泣きそうな表情してて相当参っているなと思いましたね。
9回打球飛んでたら危なかったかも?
この試合限定で9回は石山を4番に入れて、9番に野手入れる運用あったかも?
山田哲人は、
楽天の則本が7年契約を更新したとかで、
それくらいの大型契約しても良いとは思います。
7年40億とかでも。
何とか複数年契約をポスティングは認めますので、スワローズに1年でも長く国内FAしないように願いたいものね。
> タラちゃんさんへ
「負けに不思議の負けなし。」その通りの試合になりましたね。
首脳陣同士のコミュニケーションはどうなっているのかちょっと心配になりますよね。