2023年の大谷翔平は、怪我と共にシーズンを終えることになってしまったのだが、今シーズンもとてつもないスタッツを残してくれた。それだけに右肘、脇腹の怪我の状況が気になるし、今後の選手生活がどのようなものなるかも気になってしまう。しかし今後どのような野球人生を歩もうとも、これまで大谷が残してきたものは偉大なものであり、スーパースターとして名を残すことは確約されているようなものである。今シーズンに関しては、シーズン前のWBCからその凄さを見せ付け、改めて大谷が歴史的なスーパースターだということを感じさせてくれるシーズンとなった。
過去記事は下記の通り
藤浪、大谷は野球界を変えるような逸材なのだろうか? | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
大谷翔平がア・リーグ新人王獲得 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
2021年の大谷翔平 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
2022年の大谷翔平 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)
過去記事で何度も大谷翔平がどれ程異次元のプレーヤーであるのか触れてきたつもりなのだが、そこで触れた以上の成績を叩き出してしまうため、すでに大谷の凄さを適切に表現できる言葉が見付からない状況である。
2021年、2022年、2023年のスタッツは、下記の通りである。
2021年シーズン投手成績
23試合 130回1/3 9勝2敗 防御率3.18
2022年シーズン投手成績
28試合 166回 15勝8敗 防御率2.33
2023年シーズン投手成績
23試合 132回 10勝5敗 防御率3.14
2021年シーズン打者成績
155試合 537打数138安打 打率.257 46本塁打 100打点 26盗塁
2022年シーズン打者成績
157試合 586打数160安打 打率.273 34本塁打 95打点 11盗塁
2023年シーズン打者成績
135試合 497打数151安打 打率.304 44本塁打 95打点 20盗塁
皆さんご存知の通り、今シーズンは8月に右肘の損傷が見付かり、投手としてのシーズンはそこで終了。その後は、打者に専念して出場を続けていたのだが、9月頭に今度は脇腹を負傷してしまい、打者としても欠場を余儀なくされ、そのままシーズンが終了することになってしまった。それでも欠場に至るまでに残していたスタッツが21年シーズン、22年シーズンと比べても全く遜色のない数字だった。大谷自身は、エンゼルスの優勝のために望んでフル回転したシーズンだったと思うのだが、最後の最後でフィジカル面で限界が来てしまった。それでも3シーズンに渡ってMLBの舞台で投打ともに超一流の成績を残したことに変わりはない。本当に大谷が二刀流で活躍することが当たり前の世界になってしまったため、「凄さの感覚」が麻痺するほどであった。最終的に怪我で離脱してしまったことによって、逆にこれまで大谷が成し遂げてきたことが、どれほど凄いことだったのかが浮き彫りになる結果となった。大谷翔平は、NPBだけでなく、MLBの常識も覆してしまったのである。同じような偉業を成し遂げた日本人選手となるとイチローの名前が挙がってくるのだが、やはり投打の二刀流でこれだけの数字を残したということで、インパクトという部分では大谷に軍配が上がるのではないだろうか?
おそらく来シーズンに関しては、投手として登板することは出来ないと思うし、打者としてもどれ程感覚を戻すことが出来るか現時点では、読めないのだが、まだまだ我々野球ファン(大袈裟に言えば人類)に夢を与えてもらいたい。こんなに夢のある野球選手に出会えたことは、野球ファンとしてとても幸せなことである。投げる、打つ、走るという野球において基本となるプレーの全てが超一流のプレーヤーである。直近3シーズンのような数字を今後も残せるかどうは分からないが、この選手の登場は「奇跡」である。そんな奇跡に出会えることが出来たことに感謝である。
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