2023年ドラフト即戦力予想答え合わせ(セリーグ編)

ドラフト


今年もドラフト即戦力予想の答え合わせを行っておきたい。今日はセリーグ編である。
過去記事は下記のリンク先より
2023年ドラフト即戦力予想 | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

投手

広島5位 河野 佳 大阪ガス 8試合0勝1敗0S 12回1/3 防御率9.49

巨人5位 船迫 大雅 西濃運輸 36試合3勝1敗8H0S 30回 防御率2.70

ヤクルト1位 吉村 貢司郎 東芝 12試合4勝2敗0S 60回1/3 防御率4.33

中日1位 仲地 礼亜 沖縄大 9試合2勝5敗0S 43回1/3 防御率4.98

どの投手も箸にも棒にもかからなかったということはなかった。河野は開幕直後に打ち込まれてしまい、出鼻を挫かれてしまったこと、吉村と仲地はコンディション不良による離脱が痛かった。この3投手に関しては、来シーズン以降期待できる投手であると感じる。特に吉村と仲地に関しては、投げることが出来ればある程度の数字は残せるだけの実力があることは示せたのではないだろうか?
そして名前を挙げた中で最も数字を残したのは、サイドハンドのリリーバー船迫だった。聖光学院時代は、綺麗なフォームのサイドハンドの投手だなという印象だったのだが、大学、社会人を経て、目に見えてパワーアップした姿を見せてくれた。パワー型サイドハンドとして、巨人のリリーフ陣を支えてみせた。
名前を挙げた投手以外では、八戸学院大から育成1位で指名された松山がリリーフとして結果を残してみせた。ストレートの質、空振りを奪える変化球ともに見所のある投手だった。また同じく育成1位で明星大から巨人に指名された松井も150キロを超えるストレートを武器に先発、リリーフである程度の数字を残してみせた。2人ともストレートの質の良さが印象的だった。
その他では、國學院大から巨人3位で指名された田中千がリリーフとして縦の変化球を武器に登板を重ねてみせた。
先発では吉村、仲地らある程度投手としての総合力が高い投手が活躍したのだが、やはりリリーフに関しては、ボールの威力、質が良ければ1年目から活躍出来ることを示してくれたのではないか?

野手

該当者なし

昨年に続いて該当者なしとしたのだが、阪神1位の森下が、数字以上に印象に残る活躍を見せてくれた。94試合に出場して、打率.237、本塁打10本、打点41という数字に留まったのだが、一度2軍に落ちてから、再度1軍で出場機会を得て、後半戦に数字を上げてきたことは高く評価できるのではないだろうか?日本シリーズでも結果を残し、将来の主力候補として期待がかかる。想像以上にプロの世界にアジャストするのが早かった。
その他では、巨人の門脇、中日の村松、福永、DeNA林といった内野手が存在感を見せ付けてくれた。門脇は森下同様、後半戦に打撃面で数字を伸ばしたことが来シーズン以降に繋がりそうである。また守備、走塁に関しては、すでに1軍レベルに達している。
村松、福永については、チーム事情もあって出場機会が増えたという部分もあったと思われる。今年のドラフトでまた二遊間の選手を獲得しているだけに来シーズンが勝負の年となりそうである。怪我で離脱したドラフト6位田中(亜大)も含めて競争になりそうである。
は、守備がある程度安定していたこともあり、出場機会を増やした印象である。打撃面ではインパクトのある活躍をしたとは言えないのだが、門脇、村松、福永同様、今後が楽しみな内野手である。まずはしっかり守れることをアピールし続けたい。

新人王は、阪神の3年目村上頌樹が受賞した。大卒3年目の選手が新人王を獲得することは非常に珍しいことではないだろうか?MVPとの同時受賞とのことで文句なしの選出となった。




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