2024年ドラフト即戦力予想 答え合わせ(パリーグ編)

ドラフト






今日はパリーグ編である。
投手

西武1位 武内 夏暉 國學院大 21試合10勝6敗0S 145回1/3 防御率2.17 

楽天1位 古謝 樹 桐蔭横浜大 15試合5勝8敗0S 83回1/3 防御率4.32

日本ハム1位 細野 晴希 東洋大 2試合0勝0敗0S 9回1/3 防御率3.86

西武2位 上田 大河 大商大 17試合0勝0敗1H0S 23回1/3 防御率2.70

パリーグに関しては、新人王予想も当たり、まずまずの予想になったと感じている。
武内に関しては、ルーキーイヤーから規定投球回数をクリアして、防御率は2.17ということで、セパ合わせた今年のルーキーの中で最も活躍した選手となった。大袈裟ではなく、崩れる姿が想像できない投球を見せてくれていた。良い意味で力感を感じさせないフォームから力強いストレートとキレのある変化球をコントロール良く投げ込み、相手打線に付け入る隙を与えなかった。今シーズンは「投高打低」と呼ばれたシーズンであり、その辺りは多少割り引いて考えなければならないのだが、それでも武内の能力はルーキーの中では突出していた。投手として必要な能力を満遍なく持ち合わせている投手という印象があったのだが、その力はプロの世界でも十分通用するものだった。将来は日本代表の中心選手となり得る投手だと感じる。
古謝に関しても、ルーキーイヤーとしては、及第点を与えることが出来るシーズンになったのではないだろうか?好不調の波が大きく、投げてみなければ分からない所もあり、その分防御率の数値が安定しなかったのだが、左手を打者から隠すような独特の投球フォームは、プロの世界でも通用していた。QS率は50%に達しなかったが、シーズンの後半は、コンスタントに5イニング以上を投げてみせた。今後が楽しみな先発型サウスポーである。
細野に関しては、怪我で離脱してしまい、2試合の登板に終わってしまったのだが、左の本格派として、プロでも通用する所は見せてくれたのではないだろうか?アマチュア球界屈指のスピードボーラーだったのだが、そのストレートはプロの世界でもある程度通用していた。課題と見られたコントロールに関してもまずまず安定していたのではないだろうか?怪我をしっかり治して、来シーズン以降に備えてもらいたい。
上田に関しては、インパクトのある投球は出来なかったのだが、シーズン後半は登板を重ね、実戦派として1年目としては、最低限の投球は披露してくれたのではないだろうか?来シーズン以降は、おそらく先発、リリーフ両睨みで考えていくのではないだろうか?投手陣の便利屋的存在になり得そうである。
名前を挙げた投手以外では、オリックス6位の古田島が、50試合に登板し、2勝1敗24H、防御率0.79という素晴らしい数字を残してみせた。武内がいたため、新人王には届かなかったが、新人王に輝いていても全くおかしくない投球をシーズン通して披露してみせた。正直古田島がここまで結果を残すことは予想していなかった。想像以上にコントロールが安定しており、首脳陣に信頼されるタイプのリリーバーという印象である。

野手

日本ハム2位 進藤 勇也 上武大 2試合 3打数0安打0本塁打0打点 0盗塁 打率.000

ロッテ1位 上田 希由翔 明大 21試合 58打数15安打0本塁打7打点 0盗塁 打率.259

楽天6位 中島 大輔 青山学院大 37試合 123打数28安打1本塁打10打点 1盗塁 打率.228

進藤に関しては、多彩なタイプの捕手が在籍する日本ハムで1軍では結果を残すことが出来なかった。しかしイースタンでは、多くの出場機会を得て、プロの壁にぶつかりながらも打撃面でまずまずの結果を出してみせた。焦らずにじっくり育ててもらいたいタイプの捕手である。
上田に関しては、打撃面も守備面も1軍で常時出場するだけの力は持ち合わせていなかった印象なのだが、それでもヒットを放ち、ある程度の打率を残したところに非凡さを感じさせてくれた。
中島は、後半戦からスタメン出場が増え、徐々にプロのスピードや投手の球種に付いていけるようになったのではないだろうか?レギュラー争いは激しくなりそうだが、是非中島には、レギュラー獲得を目指してもらいたい。
やはり野手が1年目から結果を残すことは簡単なことではない。そんな中でオリックス1位の横山が早い段階で1軍を経験し、プロ初ヒットも放てたことは、高校時代から追っていたものとして嬉しいものがあった。




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